手の内 (投稿20件)[1〜20]


1:皆朱弓さん
こんばんは。

自分は離れの際に手の内が崩れてしまいます…。
小指が抜け、拇指が中指から離れてしまうような状態です。
あと、手首を時計回りに捻ってしまいます。

皆さんアドバイスをいただけないでしょうか?

2:直心さん
背景が見えないので何とも云えませんが、今ご使用なさっている弓の弓力は何キロでしょうか?それと、男性の方でしょうか?女性の方でしょうか?

3:皆朱弓さん
返信ありがとうございます!
弓は直心Uカーボンの15.5キロで男です。

言いたい事を文にまとめるのが下手で……。
すいません。

4:直心改めGMIIさん
まず、弓力12kgぐらいの弱い弓を使って、貴殿がおっしゃるような現象が出ないように練習なさっては如何でしょうか?正しく引けるようになってから徐々に弓力を上げて、それからまた貴殿の弓、弓力15.5kgを使用なさっては如何でしょうか?
それと、今の弓の弓力は貴殿の筋力に合っているでしょうか?男性で15.5kgなら多分大丈夫だと思いますが。弓を二本一緒に引いて、ぎりぎり肩入れができる弓力の半分が適当な弓力とよく云われています。
実際に貴殿の射をこの目で見たわけではないので推測で物を云いますが、小指がぬける、拇指が中指から離れてしまう、というのは、いわゆる「べた押し」ではないでしょうか?もっと押し手が他のスレでも幾つも散見しますが、べた押しではなく、中押しにするアドバイスがたくさんあります。ご参考になさったら如何でしょうか?

5:直心改めGMIIさん
 まず、弓力12kgぐらいの弱い弓を使って、貴殿がおっしゃるような現象が出ないように練習なさっては如何でしょうか?正しく引けるようになってから徐々に弓力を上げて、それからまた貴殿の弓、弓力15.5kgを使用なさっては如何でしょうか?
 それと、今の弓の弓力は貴殿の筋力に合っているでしょうか?男性で15.5kgなら多分大丈夫だと思いますが。弓を二本一緒に引いて、ぎりぎり肩入れができる弓力の半分が適当な弓力とよく云われています。
 実際に貴殿の射をこの目で見たわけではないので推測で物を云いますが、小指がぬける、拇指が中指から離れてしまう、というのは、いわゆる「べた押し」ではないでしょうか?もっと押し手が弓に対して垂直になるよう握りを持つことをお勧めします。他のスレでも幾つも散見しますが、べた押しではなく、中押しにするアドバイスがたくさんあります。ご参考になさったら如何でしょうか?
 あと、「手首を時計回りに捻ってしまいます」とありますが、弓を頭上から見て反時計回りに・・・ではないですか?

6:皆朱弓さん
GMIIさんありがとうございます!
早速試してみます!

よく調べることもせず投稿した自分が愚かでした!
これからはちゃんと調べてからにします!


あと反時計回りではありません。離れの際に時計回りになってしまいます。

7:GMIIさん
う〜ん。離れの時、頭上から見て、手首を時計回りの動きになってしまうのですか!?小生はそのような話は、見たことも聞いたことも無いので、きちんとしたご返事をすることが出来ません。済みません。

ただ、実際に貴殿の射を見たことが無いので、想像の範囲で物を云うならば、会のとき押し手が入り過ぎていて、離れで弓力から開放された時手首がその反動で元に戻ろうとする--->手首を時計回りの動きになってしまう。という風になっていませんか?その場合は、手首を入れすぎないで、押し手の腕と角見(押し手の拇指根で弓の押し返す力が集中する点)が一直線になるようにしてみては如何でしょうか?

もうひとつの可能性として、押し手の手の内がいわゆる「べた押し」になっていませんか?弓杷は虎口と小指根の2点で支えられて、いわゆる押し手十文字と云う風に云われる様になっています。つまり弓と押し手の左手が十文字のように垂直に弓を押している状態です。ここで、会で小指根が弓杷からズルッと離れて弓を支えていないと、離れの時拇指だけで弓の反動を支えなくてはならなくなり、親指一本だけで弓の反動を支える事はとても出来ませんから、押し手が逆に押し返されて、時計回りの方向へ弓が回ってしまう、という想像も出来ます。あくまで想像ですが。

あまり大したことが言えなくて済みません。こんなことでお役に立てればいいのですが。

長文失礼しました。

8:下手の横好きさん
あと、握りの太さはあってますか?。

9:弓引き社会人さん
>皆朱弓さん
「時計回り」というのは、残心で弓が伏せってしまってる事なのでしょう。
会で天文筋から弓がずれてしまっている事に加え、拇指で押し切れていないのが原因だと思います。もしくは妻手が強いのかもしれませんね。
弓は正面に向かって、垂直かやや照り気味になるのが正しいと言われています。
伏せるのはよくありません。
弓手で押し切れていないと判断されてしまいます。

10:紫弓さん
>>皆朱弓さん
 大分遅れましたが、、。現状は手首を折っている可能性も大きそうですね。小指を逃すか否か、親指を曲げるか否か。どの様な手の内を目指されますか?それによって変わるかもしれません。

>>弓引き社会人さん
 気になったのですが。
 まず、私は弓が倒れるか否やは小指の締め方と親指の曲がりで判断してます。(簡単に上押しと言うのもなんですが、、。)
 ただ、弓の構造が上長下短で、角見の働きが虎口に有る(親指が曲げて働かせる場合もあるでしょう。)から近距離では伏せると考えていました。私は親指を曲げないで角見を働かせるタイプなので、基本は伏せず照らさず倒れさせずですね。
 なので、弓が照る事が良いのは遠的等においてで、近的等においては伏せる方が良いと考えていたのですが、その真意をお聞かせいただけますか?

11:弓引き社会人さん
>紫弓さん
自分も弓は前後左右に倒さない方がいいと思っています。
上押しが強いと弓は的側にやや倒れたりしますが、紫弓さんがおっしゃるようにバランス良く伏せず照らさず倒れさせずと思います。
伏せってはいけないと言ったのは、離れにおいて、自分の弓が伏せって居ることを範士に指摘された事が発端です。
と同時に、道場の師匠にも伏せってはいけない、少し照るくらいでないと・・と言われたので、自分なりに分析してみました。
正面においてですが、腕を振り込まずに、矢筋・的に向かって弓の反動に負けず、真っ直ぐに弓手を押し込んで(中押しができて)いるのですから、親指は伸び、小指は締めて居るはずです。
また、弓手下筋を使って支えていますから、拳は反時計回りに捻っていると思うのです。
下成りの早い戻りの反動を押さえ、上成りの遅い戻りのせいで(握り上下でエネルギーはそれほど変わらないはずですから)、本弭が先に収まってしまうとすると、大きく楕円を描きながら末弭は(正面からすると反時計回りに動く)肩線上に収まるかやや照り気味になるのだろうと解釈しました。

違うかな??指摘してくれると勉強になります。

12:弓を引く人さん
>弓引き社会人さん

今までの投稿を拝見して一度コメントしようと思ってそのままにしておりましたが、一つだけ言わせて頂きます。

弓の技術において何々が正しくて何々が間違っているという表現は慎んで頂きたいと言うことです。日本の弓は歩射・騎射・堂射でそれぞれ発展し、技術も自ずとそれぞれ別系統で発展しています。大正の初め頃に歩射・騎射・堂射の垣根が何故か曖昧となり、現在に至っております。(ウィキペディアの弓道でこの歴史のことは詳しく書かれています。)従って、近的の技術一つとっても人によって言うことがまちまちなのです。歩射・騎射・堂射がちゃんと認識されていた時代に置いては、近くのモノを(現在の近的競技に相当)狙うときには弓を伏せることが当たり前です。合理的に編み出された技術の一つなのです。

歩射・騎射・堂射の認識が深まれば、「この人は堂射系統の技術で構成されている」とか、「ごちゃ混ぜだな」とか、それはそれで見学するときの楽しみが増えます。

13:紫弓さん
ご返信ありがとうございます。
 どうやら、弓引き社会人さんの言われた点は一つの固定された手の内の軌道についてですね。それなら合点がいきますので了解しました。

 弓を引く人さんの言われた通り、やはりと言うような感じです。実に歩射堂射騎射の違いからその点に疑問を抱きました。(私は堅帽子使う事と強弓願望を理由に、上記の通りにしています。)
 ここら辺を考え出すと本当に面白くなってきますね。道具に懲りだすのもここら辺からでしょうけど、、。
 ご返信どうもありがとうございました。

14:弓引き社会人さん
>弓を引く人さん
ご指摘ありがとうございます。
経緯については自分でも勉強したので、知識として知るばかりです。無流派の自分には出過ぎた書き込みでした。(的顔はご容赦ください。真摯に受け止めています。)

巧く表現できないのですが、ご指摘の様に狙いを付けるときは弓を伏せているとすると、離れの際は照り側の力(反時計回り)が働くと理解していいですか?
自分で弓を引く際に、上腕を縦(肘の裏側が正面)にしますよね?その状態で力を入れず自然に任せると、弓手側の甲は上を向こう(時計回りですね)とします。弓を押し体を開いていくと、下筋を張って反時計回りに支えなくては弓を引くことができないと感じていますが、弓を引く人さんはどのように感じていますか?
本意がうまく伝わらず間違った伝わり方をしましたら申し訳ありません。勉強をさせてください。よろしくお願いします。

15:弓を引く人さん
>弓引き社会人さん

>離れの際は照り側の力(反時計回り)が働くと理解していいですか?
→その照る力を更に矢に与え、貫通力や速力を増やします。(実際は照らない)

>上腕を縦(肘の裏側が正面)にしますよね?
→この条件を前提とされていますが、(表現が悪いですが)別に拘らなくても良いと思います。矢にエネルギーを与えるのは弦ですが、その弦に弓力以上のエネルギーを与えるのが弓手であり角見です。弓さえ伏せていて、その弓の軸がぶれないように発射することが出来れば、それで問題はありません。

下筋とか肘云々と言いますが、具体的に弓に対してどの様な運動量を与えるかが問題なのです。骨格も人それぞれです。一様な型に押し嵌める事の問題点も考慮するべきだと。

私も色々と書いてしまいましたが、かなり語弊があると思います。私の文章に異論がある方もいらっしゃると思いますが、一つの検討材料だとお考え下さい。歩射・堂射・騎射の技術をそれぞれ本でも結構ですので勉強されますと、様々な弓の技術論争は解決されるだろうと思います。

16:皆朱弓さん
しばらく来ていない間に……皆さん書き込みありがとうございます!

皆さんの意見を参考にしていろいろ試してみようと思います!

17:弓引き社会人さん
>紫弓さん
返信ありがとうございます。ちょうど書き込みがかぶってしまい、紫弓さんの書き込みに気づかず出かけてしまいました。m(_ _)m

>弓引く人さん
文章表現は気をつけます。勉強させていただきました。

>皆朱弓さん
少しでも役に立てればと思います。自分も修行中の身ですので、共に頑張りましょう。

18:皆朱弓さん
>弓引き社会人さん
ありがとうございます!
自分は実は今年から高校生になる若輩者で…。
皆さんのような高いレベルにはまだまだ達する事はできないとは思いますがこれからもよければよろしくお願いします。

19:結理さん
指をそろえるにはどうしたらいいですか?
弓構えまではちゃんと出来るのに引き始めると指がばらばらに・・・orz
何度か強制的に直そうとしたんですけどやっぱりどうしても出来ません。
どうすれば良いでしょうか?

20:弓引き社会人さん
>弓を引く人さん
返信が遅くなってしまいました。
>>弦に弓力以上のエネルギーを与える
この事について少し考えてみました。

弓に射手が持てる最大の力を伝えるには、最後まで緩まず矢が弦を放れるその瞬間まで押し続ける事しかないと思いました。
関節は可動方向には容易に動きますので、離れの衝撃で簡単に緩みます。緩まないようにする為には筋力で支えるだけでなく、反対にそらす(内転させる)のが効率的だったのかもしれません。
また弓を引く状態において、肩線よりも上に矢はありますので、力が釣り合う為には、前に押すと共に上から押さえつける事も必要だと思います。
和弓のすばらしさは、洋弓と違い弓の中心より下側に握りがあることです。反動が中心より小さい事に加え、支える手の内の天文筋が弓の成りに沿って、合理的に斜めになっていることでしょうか。(洋弓はグリップの形状で克服していますよね。)
これによって、自然と上に逃げようとする矢をしっかり支えられているのだと思います。
ですが、手の形状は人それぞですので、理論的に構築するのは本当に難しいですね。

>結理さん
無理に揃えようとしなくてもいいと思いますよ?
もし爪揃えにこだわるのであれば、虎口と天文筋、小指の締めに合わせるのがよろしいかと思います。
外竹と指の間には空間を保ち、握り込まないように弓を押す事が大事になってきます。最初は握っちゃってもいいと思いますよ?練習を続けて弓を引く筋力が身についてくれば、手のひらが潰れないように天文筋を支点として、拇指球と小指球で押すように支え(指の長短はあると思いますが)指先が揃えられると思います。


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