離れでの肘 (投稿12件)[1〜12]


1:nnaroさん
初めまして、nnaroです。
前の日曜にコーチから離れで馬手の肘が下がるから肘は固定したほうがいいと言われたんですがそれを実行しようとしてから上離れか前離れになって矢所まとまらず、9割が掃き矢、安土に届いた矢もギリギリ届く程度でした(涙
狙いは平行か若干上、手の内は握り気味です。

何とぞご教示お願いします。

2:nnaroさん
すみません、言葉足らずだったので捕捉を。
聞きたいことは、離れで肘を固定したほうがよいか。また、固定する場合、上離れ、前離れにならずまっすぐに離れるにはどうすればよいか。ということです。

また、何人かの同輩に聞いてみたのですが肘は固定したほうがいい。という人とまっすぐに離れられるんだったら肘は固定しなくていい。という人とが半々でした。
コーチは基本的に週末しか来ず、今週末には大会があるのでできるだけ早い返答、よろしくお願いします。

3:うさぎさん
手先は、肘を支点として円運動しか出来ないから、
肘を固定したら、手先は前、上、下のいずれかに抜くしかなくて、
矢筋には離れないと思うんですけど。
ほら、骨は伸び縮みしませんから。


そういう肘の使い方をしたいなら、
無争がけでも使わないといけないんじゃないですか?

4:たぶんおやじさん
道具が原因でない限り道具で射は改善されない

5:百夜 ◆WR1hQljoさん
nnaroさんの期待されているような技術面でのアドバイスは何一つできませんが・・・

もし私だったら、コーチの言われたことを信じて練習をし、試合に臨みます。

6:天龍さん
もし私だったら、コーチの言ったことは来週まで保留にして、今は試合のために的中を確保します。
コーチは、残身で勝手が下がるといっているのであって、肘を固定するというのは一つの方向性を示しただけです。肘を絶対動かさない、と解釈するのは極端すぎます。

7:ぽんさん
うさぎさんがおっしゃるとおり、肘を固定した場合は、前か上にしか離れないと思います。唯一の例外は会の状態の妻手の位置を残心まで固定してしまうぐらいしか…。
ただこの方法でもよほど弓力があるか若干上を狙わないと、的中には繋がらないと思いますが。
私個人の意見としては離れで肘は動くものだと認識しています。ただし弦溝から弦がはずされてしまうより以前に動いてしまう、つまり引きながら離してしまう状態での肘が動くとは別物だと思っています。
nnaroさんがコーチから指摘されたのは、もしかしてこんな状態ではないですよね?

8:nnaroさん
皆さん返信ありがとうございます。

うさぎさん>>ということはやはり矢筋に離れるには多少なりとも肘は動く。ということでしょうか?

たぶんおやじさん>>原因は道具にはなく自分にあると思っているので道具は変える必要は無いと思っています。

百夜さん、天龍さん>>このままの射を続けていたら大会で悔しい思いをするだけなので少しでも的中を確保するために一旦もとの離れに戻して、次にコーチが来てくれた時に聞いてみます。

ぽんさん>>自分ではそのような離れにはなっていないと思ってはいるんですが今日の練習で他の部員に離れを見てもらおうと思います。

9:うさぎさん
>>nnaroさん

はい、私はそう思います。
肘を固定すると、前腕は弧を描くしかないですからね。

「ひじを固定」で頭に浮かんだのが、
岡崎範士が
http://www.geocities.jp/muso_oka/susumeru.htm
↑このページで解説されてる射です。

肘を固定して離すと、
http://www.geocities.jp/muso_oka/16.jpg
↑のような図になります。

拳は半円を描くように前を通ることになりますが、離れの瞬間にかけが弦を邪魔しないように、控えをやわらかく作ってあるので問題ないそうです。

そこまでやわらかいかけを使ってない人は、
肘を背面方向に張る(逃がす・動かす・引くなど表現は何でもいいですけど)などして、
拳ごと矢筋に抜くのが一般的なんじゃないかなぁと思っています。


いずれにせよ、射に対する考え方が違うだけで、
どちらが正しいって事はないとおもいます。
どちらのやり方も間違ってないのだと思います。

ただ、自分の使ってるかけによって、
できる事とできない事がある程度決まってしまうわけで。

どちらの離れが向いているかは、
今使っているかけで決まっちゃうんじゃないですかねぇ?

10:手心さん
肘先が下がるのは大三から肘先で引き降ろすように引くからです。
教本第一巻の大三の挿絵にあるように矢先から前腕の中ほどまでを一本の矢と考え、この矢を曲げないように前腕ごと矢筈の真後ろに向かって引き分けること。

上腕三頭筋(力こぶの裏側)の筋肉を意識して、この部分で矢を引き抜くようにするとできます。ただし肘先が背中側に回りすぎないように。回り過ぎると前離れになります。
あくまでも矢筈の真後ろに向かって引き抜くつもりで。

11:nnaroさん
返信遅くなり、大変申し訳ありません。

うさぎさん>>先日、大会が終わったあとにコーチに離れのことを聞いたら、自分は離れで前腕が上に出ていてそれを補正するために肘を離れで下げているから緩みがでて矢が落ちる。といわれました。
そしてそれを直す方法も聞いたんですが、会で馬手の親指根で弦を押していけと言われました。
それをすると馬手がうさぎさんの提示してくれた図のような軌道になるので矢は後ろに飛ぶのではないかと思いながらもやってみたら狙いどおりに矢が飛んでいきました。
ここで疑問に思ったのがかけの事です。部員全員の分を一括で注文したので堅帽子か和帽子かもわかりません。堅帽子と和帽子の見分けかたってどうすればいいんでしょうか?
また、和帽子の場合、前腕を横に切る離れで矢はまっすぐ飛ぶのでしょうか?どうか教えてください。

手心さん>>確かに肘先で引いてきている感じはありますね。
これからは肘先で引かないように、胸を開くことと、上腕三等筋を意識しながらやっていきたいと思います。

12:うさぎさん
>nnaroさん
最近忙しくて掲示板を見る事ができず、>>11の投稿に気づきませんでした。遅くなって申し訳ありません。

まず、誤解がありそうなので、補足しておきますね。
前回示したサイトで紹介されてるカケは和帽子ではありません。

つまり、元々の比較対象が和帽子と堅帽子ではないわけで、
>>また、和帽子の場合、前腕を横に切る離れで矢はまっすぐ飛ぶのでしょうか?どうか教えてください。

と言うご質問は、ちょっとニュアンスが違うものになってしまっているかと思います。

ですが、ご質問について極論を言うと、和帽子、堅帽子を問わず、真っ直ぐ矢を飛ばすと言う事だけに限って話をした場合、馬手に関しては、かけから弦が放れた瞬間に、矢所に対する影響力を失うわけですから、
離れの瞬間さえ、弦が真っ直ぐに戻る邪魔をしなければいいわけで、板付けから筈の直線上、つまり裏的方向に、前後上下ずれることなく力のベクトルがかかっていれば(「伸びていれば」という表現でもいいですが)良く、離れた後は拳がどこに行こうが、肘がどこに行こうが、それはどうでもいいと、私は思っています。

どうでもいいというと、また誤解を生みそうですが、この辺りの肘や拳の使い方が、それぞれの流派(あるいは信念、美意識)、使用している道具等により異なってくる部分であり、それにより離れで肘や拳の軌道や、残心の形が変わってきます。
この辺りまで来ると、どのやり方が正しいとは言えない部分になってくると思っています。

ちなみに私はみつがけで、手の甲を真上に向ける様にと教わっており、その会の形だと、矢筋の延長は馬手のくるぶし方向になります。
なので、拳をくるぶし方向に抜けと教わっていますが、以前も書きましたとおり、骨は伸び縮みせず、前腕は肘を支点に円運動しかしないので、拳を矢筋に抜くには、離れで肘を動かす(能動的に動かすか結果として動くのか、方向は背面か下か、等はそれぞれですが)必要があります。

これはほんの一例で、離れの瞬間、弦の邪魔をしなければいいという考え方からすると、
以前、URLを書いて紹介したようなかけを使って、肘を固定して離れを行うと言う方法も、理に適っている思います。

また、
>>堅帽子と和帽子の見分けかたってどうすればいいんでしょうか?

これについては、和帽子は角が入ってません。実際に和帽子を手に取っていただければ、すぐにわかると思うのですが、親指がふにゃふにゃです。


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