早気の末期か?? (投稿8件)[1〜8]


1:どなどなさん
私の友人が2年くらい早気で苦しんでいます。素引きで持つ練習、巻き藁で離さない練習、ゴム弓での練習などいろいろな練習をしてきましたが、いっこうに治りませんでした。最近は、下ろしてくるのが怖いらしく、弓が下まで下りてきません。震えながら下ろすことができません。かつて、空筈を頻繁にしていた恐怖がまだ消えてなかったり、早気がいっこうに治らないための焦りや絶望感がすごくて、弓道を辞めると言っています。
 どういう感じでアドバイスをしたり、練習させればいいと思われますか?

2:ゆゆさん
過去ログに早気についてたくさん書いてあったので検索すると出てきますよ。
きっと参考になると思います。

3:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>早気の末期か??
>練習させればいい
どなどなさまの弓歴や練習形態などがよく解りませんが、周りの方のこのような考え方やご対応にはあまりご賛同出来ないのです。

先ず、書き込みやご質問をなさるなら、ご本人が・・・と思います。
早気のお気持ちや感覚は、ご本人意思か解らない問題だと思います。

あと、周囲の過度のプレッシャーや早気に対する過敏な態度もよくないと思われます。


>アドバイス
早気と云うことを一先ず置いて、射を全体として見たうえでの‘射癖’の問題点や、射法八節を基本から見直すことでは無いかと思います。
(あくまでも一般論ですが・・・。)

4:どなどなさん
 ほかの人のことなのにでしゃばってすみませんでした。ただ見ていてあまりにもつらかったのでつい・・・。とある高校のキャプテンとしてあまりにも自分が情けなくて。ごめんなさい。自分自身できることを見つけます。

5:求道人さん
どなどなさん

他の人のことを心配するのは、とてもいいことだと思いますよ。やはり、同じ環境で弓道をやる以上は助け合いというものも必要だと思います。僕もある高校の主将を務めていますが、誰かが悩んでいるとみんなで意見を出し合って解決しています。まぁ、顧問が弓道のことをあまり知らないので、自然とそうするしかありませんが・・・。

早気は残念ながら、1週間や2週間で簡単に直るものではありません。地道な努力が必要不可欠だと思います。すぐに中てようとは思わせずに、この冬全部を使って直すようにすればいいと思います。

僕も春早気になってしまい、夏場1本も中らずに早気だけを直すように心がけました。その当時はとてもつらかったのですが、今思えばあのつらさがあるからこそ今こうやって楽しく的前に立てるのだと思います。

なので、この冬場はとにかく早気の克服だけを重視してみてはいかかでしょう。早気が直ってくれば、正しい射型も身についてくると思いますし、かなりの自信にもなると思います。

具体的には、主に巻藁を重視し時々的前に立たせるのがいいと思います。文章から推測して、少し弓に怖がっている可能性があると思いますので、量をこなして弓に慣れさせるべきだと思います。もちろん、弱い弓からはじめたほうがいいかと思います。しかし、ずっと巻藁ばかりさせると、本人のモチベーションも下がりますので、時々的前に立たせてみたらいいと思います。的前に立たせるときはなるべく射型を見てやってください。本人が気づいていない点などをアドバイスしたり、会のタイムを測ってやると効果が上がりますので。

以上のことを気に入ればやってみてください。僕はこの方法で何とか直しました。

明鏡止水さんの言う通り、できれば本人に書き込んでもらえれば、こちらも投稿しやすいと思います。本人の気持ちがわかりますので。

とにかく、早気の克服がんばってみてください。長々とした文章ですいません。

6:どなどなさん
 皆様、どうもありがとうございます。
 私もかつてはかなりの早気経験者でした。私はキャプテンの意地で直しました。まあ、私事は置いておいて、友人の射型を見直しながらアドバイスをしていると少し早気の改善の兆しがみられるようになりつつあるのではないかと思います。このまま直っていくかどうかは分かりませんが、よくなるように祈っています。
 どうもありがとうございました。

 

7:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>求道人さま
>他の人のことを心配するのは、とてもいいことだと思いますよ。
はい、勿論好いことだし、美しい友情だろうし、素晴らしいことなのは云うまでもないことでしょう。

でも、其れは心配する・・・と云う‘気持ち’レベルのことだろうと考えます。
云い方が悪いかも知れませんが、余計な手出し口出し・・となる危惧を考慮すべきです。
(特に「早気」の場合には・・・尚更です。)

また、手や口を出すのならば、自分(達)の解る範囲に留めるべきで、解らないことを他人に聞いてまでする必要性があるのか・・ないのか・・・?!

>この冬全部を使って直すようにすればいいと思います。
このように期限を区切って、プレッシャーを与えることは、諸刃の剣だろうと思われます。

>早気が直ってくれば、正しい射型も身についてくる
空筈が頻繁に起こっていることを考えれば、基本に沿った引き方が出来ていないことが充分に予想され、其の射技の乱れが「納まらない」ことや「早気」の遠因となっていることが充分に考えられます。
従って、前述致しました早気を度外視した射技の再確認が必要と考えます。

>僕はこの方法で何とか直しました。
はい、貴方の場合は其れで宜しかったのですね。
また数ヶ月で治ったこともご幸運でした。

でもね、早気の治し方って無いんですよね。(決まった一つの遣り方・・と云い換えても構いません。)
個々の治した、治った・・と云う事例も、それぞれのひと固有のものと捉えた方が宜しいかと思います。

あくまでも、時間を掛けた試行錯誤と本人の戦いでしかないと思うのです。

最後にもう一度申しますが・・・ 
>早気の末期か??
>練習させればいい
・・・このお言葉やお気持ちが、非常に引っ掛るし、危惧を抱かせたのです。

8:遥頂さん
まあ、詳しい話は前に色々されていますので、
個人的な経験から一つだけ…

二年間の早気なんて些細なものです。
20年以上早気ながら称号まで取られた方もいらっしゃいます。
自分も5年くらい早気から抜け出せません。


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