正射必中を目指して (投稿9件)[3〜3]


1:愛武那魔さん
みなさんの力を是非お借りしたいと思ってます。自分の射は現在・・・
@全体的に肩が詰まる
A会が苦しい(2〜3秒で離してしまう)
B離れで緩んでしまい、矢勢がでない
と、いい所一つもないやばさです皆さん、アドバイスを僕に下さいm(__)m

3:弓有さん [url]
>愛武那魔さん
>いい所一つもないやばさです皆さん、アドバイスを僕に下さい。
いい所が一つもないなんて謙遜でしょうが、謙遜は最大の己惚れって言うことも・・・。

冗談はさておき、アドバイスですが愛武那魔さんの射を拝見した訳ではないのでスレッドの情報から射を想像しての助言ですから聞き流す程度にしてください。愛武那魔さんが正面打起こしの射法としての前提で話を進めます。

>@全体的に肩が詰まる
については、打起こしから大三へと移行する時に、手先から始動していませんか?
そうだとすると、それが両肩が詰まる原因かも・・・。
大三への移行は、打起こす時に使っていた肩から肘の力を使いつつ、左肩先を左斜め前方に押し開きながら左肘関節を伸ばしつつ左手の内の中で弓が回転して虎口で弓を受ます。また右腕は肘先を頭頭に寄せるようにしてかぶり上げていきますが手(ユガケ)は弦に引っ張られながらも手を下げること無く肘位置よりも遠く(身体から離れる位置)にします。つまり大三への移行は手よりも肩から肘の方が先の動くように使って始動し両肩を開くイメージにします。

>A会が苦しい(2〜3秒で離してしまう)
の対策は、呼吸の仕方(息合い)に問題点が考えられますので次のようにしてはどうでしょう。
息合いは、吸う息と吐く息ですが生理的な肺での呼吸では無く、腹式呼吸(丹田呼吸とも言う)で行います。下腹ににて行う呼吸です。動いていつ動作では下腹に息を入れて吸う呼吸を使い、吐く呼吸では動作が止まっている時に吐きますが吐く息の半分は下腹に下ろしていくようにします。
動作と息合いは人それぞれですが私は、吸いながら打起こし打起こし終えたら吐いて、息を吸いつつ大三に移行して、大三が両肘で取れたらその力を止める事無く息を吐き、下腹に息を吸いつつ引分けて行き(同時に両肩根を真下に下げて行き)ます。
その吸う息が腹に八・九分目溜まったところが会(的付け・頬付け・胸弦が付く)となって、息は吸うでもなく吐くでもなく下腹に溜めて、両肩根を堅固にして詰合って左右に矢筋方向へ開くと、離れが出ます。会での両肩力を離れて後まで続かせる(力を流す)気持ちが必須です。

このような事を意識しながら充分詰め合って伸び合いで離れが出せたら、
>B離れで緩んでしまい、矢勢がでない
と言われる問題は解決するでしょう!。

長々と言ってしまいましたが参考となれば幸いですが、聞き流し下さいね。失礼します。


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