練習できない日の過ごし方 (投稿9件)[1〜9]


1:全国制覇さん
試験休み等で、練習できない日、皆さんは何をなさってますか?…………私の仲間は、「試験中は身体を休めるいい機会だ」と言う人もいれば、「試験中だからこそ、ゴム弓で練習して身体が鈍らないようにしなくてはならない」と言う人もいます。
どちらももっともな意見だとは思いますが、皆さんはどのように考えますか?

2:まるのりさん
僕の所属している部活は長期休み、テスト休みが多々あり、休みの時の練習は高校の時より気をつけなければならなくなりました。
僕はオフの時はなにもなしで射法八節をやる、ゴム弓で練習、手の内をあらゆる所で作る、イメージトレーニングなどをやります。
参考になれば幸いです。

3:もみじさん
初心のうちは1日稽古を休むだけで、休む前の射に戻すには1週間かかるという話を聞いたことがあります。
師範に「稽古を休んでも射が変わらないのは四〜五段以上を認許されている者。そうでなければ、日々の努力を惜しんではいけない」といわれたことがあるので、私は日に最低十射引くように心がけていました。その余裕もなければ、ゴム弓を二十射しています。
学生だと学年が上がるごとに自分が初心であることを忘れがちのように思います。ですが、先生方が弓道に費やされた時間を考えると、たかが3年、たかが6年だと思います。学生であっても射を追求するつもりなら、日々の積み重ねが大事なのでは?と思います。

4:全国制覇さん
なるほど!やはり真に弓道を追求する人ほど、休みであっても、いろいろな方法で自分を高めていくようですね。しかし、
ゴム弓や何も持たずに射法八節を行うことは、弓がなくても手軽に形の確認ができますが、実際に弓を引くのとでは力のかかりかたが全然違います。休み中も感覚を忘れないでおくことはできないのでしょうか?

5:もみじさん
>ゴム弓や何も持たずに射法八節を行うことは、弓がなくても手軽に形の確認ができますが、実際に弓を引くのとでは力のかかりかたが全然違います。

そうでしょうか?
私はほぼ同じだと思いますが……。逆に、型だけの確認であってもどこの筋肉を使うのか、どこを伸ばすのかを意識して行わないのなら意味がないと思います。
確かに、弓と徒手・ゴム弓では負荷は異なりますが、意識しながら行えば、感覚の確認は行えるのではないでしょうか?

6:全国制覇さん
わかりました。
基礎的な事ほど大切なことは無いようですね。
ところで、僕の友人や先輩はゴム弓のゴムを短くして負荷を大きくしていますが、これはいいことなのでしょうか?

7:まるのりさん
ゴム弓のゴムを短くして練習するというのがいいかどうかはその人がなにを求めて練習をしたいかによります。ただ筋力をつけたいなら短くした方が効果的ですし,型を確認したいなら強さなんか関係ないですよね。

8:びんちょうまぐろさん
握りの上の一箇所からのみゴムの出ている一般的な形状のゴム弓の場合、ゴムを短くしすぎると、とかく弓暦の浅い内は上押しをかけすぎる癖がつきそうな気がします。
弓に応じて上中下の押しのバランスを考えつつ手の内を作る技術もありましょうが、ゴム弓の場合はいささか極端な上押しの強さを求められがちです。ゴムを短くし更に上鉾方向の負荷を高めるとなると、手の内の技術の枠を超え出て押手全体で上押しをかけるおかしな力の使い方を覚えかねません。
また短すぎるゴム弓は、引き尺に応じた力のかかり方が実際と大きく変わってきます。ある程度押手の使い方を覚え、型の定まった射手にとっても、型の確認としての基礎練習には向きません。

僕は>>5のもみじさんのおっしゃるとおり、型の確認を行う上で、使う筋肉と感覚の自覚は不可欠だと思っています。その点ゴム弓は適度な負荷を与えてくれます。射形の矯正のための試行錯誤をするにも、ある程度余裕のある状態が好ましいでしょう。
筋力の維持、強化は、弓を持ち帰って自宅(の周囲の人の目の少ないところ)で肩入れ、素引きをすればことたりると思えます。目的に応じた道具の使い分けを考えることが、本来的な用法を曲げてゴム弓を使うことよりも、結果的に効能があると思います。

9:全国制覇さん
「肩入れ」とは、どうすることでしょうか。まだ未熟者ですから、よくわかりません。私なりに肩入れを意識すると、どうしても肩がつまってしまいます…


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