ひねり方について (投稿15件)[1〜15]


1:ちゅさん
最近引きが小さいように思えたので、大三からの引き分けのはじめから大きく引こうとしているのですが、引き分けの途中で暴発してしまいます。
恐らく引きを大きくしようと肘を横に張ったときに、ひねりが甘くなっていきヒラづけになったために暴発したのではないかと考えているのですが・・・

そこで、どのような負荷(?)を馬手にかければ、適切にひねる事ができ、力まずに大きく引けるのでしょうか?

また感覚的な話になってしまうのですが、馬手先において『力み』と『行射をする上で必要な力』の違いがイマイチよくわかりません。この違いがわかればたぶん『ヒネリ』について、多少理解ができるのではないかと考えているのですが・・・

この力の流れの感覚について皆さんはどのように感じながら行射されていますか?

読みづらい文章かと思いますがよろしくお願いします!!

2:銀鏡さん
勝手の肘を背中の方にやるように、後ろに引いていくと、平になるかもしれません。
肘を後ろに回し過ぎてませんか?

またカケの溝の角度・カケの親指の溝がある場所によっても平になりやすい物もあります。

私も過去、どうしてもひねれない時、カケを変えたらよくなりました。

3:ジャオさん
銀鏡さんのと重なりますが、大三から引くとき肘だけ後ろになると平付けになりやすいので二の腕を矢の延長線上に押しのばすようにすると良いかと思います。あと手先での力みとは必要以上の力、必要のない力のことでしょう。大きい射を目指して頑張って下さい。

4:ちゅさん
お返事ありがとうございます!

>銀鏡さん
つい最近、カケの親指の付け根辺りの腹革がはがれてしまい、カケ師さんに直して頂きました。
直っているように思えるのですが、また縫い糸が解けてはがれてしまいそうな気がして若干不安です。道具に不安があるのはよくないと思うのですが・・・せっかく直して頂いたのに使わないのはなんとなくカケがかわいそうな気がします・・・
やはり買い換えた方がよいのでしょうか?

>ジャオさん
今まで肘を的・裏的方向へ思いっきり引き伸ばしながら、弓の中に体(首の付け根辺り)を入れてゆくイメージで練習してきました。
しかし、自分の感覚のなかでは馬手先をつぶしている様に感じられ、弓友からも「ちょっとたたんじゃってるかもね」とアドバイスをもらいました。
そこで大きく引こうと試行錯誤しているのですが・・・
『二の腕を矢の延長線上に押しのばすようにする』とは二の腕の下スジを使う感じでしょうか?
下スジについては、一度考えたことがあるのですが、どうしても両肩が詰まりそうな感覚があり上手くいきません。
コツを詳しく教えて頂けませんか?
また力みについて『必要な力』とは具体的にどのようなことでしょうか?

返信よろしくお願いします!

5:じゅりさん
横から失礼します。

平付けと、馬手の引く方向についてですがユガケの控えを常に馬手に付けて引くようにすれば良いだろうと思います。
控えから外れないようにすればまっすぐ引くことになるのではないかと考えています。
加えて、弦枕がしっかり脇正面にあるようにすれば問題ないと思います。それで平付けに見えるのなら、そのユガケはそういうユガケです。

下筋については、肩を詰まらせるのではなく、伸ばすために下筋を使ってみてはどうでしょうか。

6:ジャオさん
 下筋とかよりも肘の位置が後ろにこないようにするためにです。裏的方向からみて肩と拳を結んだ線の上に肘があるはずですが、それがずれていないか?を確認して下さい。おそらく肘を張ろうとして後ろ(背中側)に移動していると思います。あと必要な力は弦(ゴム弓でも弓でもいいです)を中指、人差し指で引けば分かるかと思います。それに親指の反らしを加えるだけです。
分かりましたでしょうか?

7:銀鏡さん
>ちゅさん
 カケを修理してもらったのですね。
道具に対して不安があると、射にも影響すると思います。(私は影響します。)
 どなたか傍に、勝手が平でなく、会で肘が肩より背中側にいってない人はいませんか?

私は道具に不安があるとき上手な人にその道具を使って引いてもらい、なんともなければ、自分の気のせいだと思えるので、よく「これ使って引いてください」とお願いしてます。
カケでも弓でも、矢でも。

誰か信頼できる人に引いてもらって、ひねることが出来るか出来ないか見るだけでも違うと思います。
カケは高価なので、なかなか買い換えるのも勇気がいりますよね。

8:ちゅさん
度々の返信ありがとうございます!

>じゅりさん
道具の根本的な使い方に気が回っていませんでした(汗)
弓力のかからない弓構え・打ち起しの段階からもっと注意するべきでした!
ご指摘ありがとうございます!!

>ジャオさん
肘の位置について、少し考えてみれば確かに手先と肩のライン上に肘があり、その関係を保ったまま引き分けることができれば、最短軌道で大きく引き分けることができるように思えます。
自分の考察が甘かったです(>_<)
『必要な力』について、ジャオさんのおっしゃることを自分なりに噛み砕くと、『中指・人差し指は少し力んでも親指が力まなければ馬手先はよい』ということなのでしょうか?

>銀鏡さん
自分のまわりには個性的な射をしている者ばかりで・・・
ヒラ付けでない者は、みんな握っていて親指が的の方向に向いてなく、離れもバラバラです。
それでも弓手でしっかり押し切り、的中を出すところがただただスゴイなと思います。
使いこなすことが一番道具にいいことだと思うので、せっかく直して頂いたのに失礼だとは思うのですが・・・もう一度カケ師さんに相談してみたいと思います!

9:ジャオさん
 すみません私の説明不足ですね。中指と人差し指で弦を引くとき指を握り込まず、弦を第一第二関節あたりに引っ掛けると手首から先は弦に引かれて伸ばされた状態になると思います。その時の力を引くために必要な力だと私は考えています。
分かりましたでしょうか?

10:ちゅさん
>ジャオさん
お返事ありがとうございます!

今日も4〜6射、暴発してしまいました。
暴発するのが怖くて、完全にガッチリ握ってしまってます・・・
カケを信じて力を抜くんだッと思っても、やはり握ってしまい少しでも抜くと即暴発です。
今日の練習では、ガッツリ握って会で立て直すような感じで・・・
正直、引き分けのときの軌道云々の次元ではありませんでした・・・

先ほど自宅で弦を張り、試してみたのですが・・・
自分が感じたことは、
取り懸けた状態を維持するためならば、中指・人差し指で親指を少し押さえるぐらいの力が必要なのでは?
と感じました。
だからといって、今日の練習で握っていたのは絶対ダメだ、とも思うのですが・・・
また、
自分の取り懸けは中指の第一関節と親指が接しているか?
というところに、疑問を感じ次の練習に早速調べてみようと思いました。

できれば、自分の感じたことについてご感想をいただけないでしょうか?

11:弦巻さん
爆矢をするのは離れで馬手を押し出して離れているからです!それが手首に力がこもってすっとした離れがだせないのでしょう。あと、中仕掛けは補足ないでしょうか?筈にピッタリにしましょう。

12:ちゅさん
>弦巻さん
返信ありがとうございます!

中仕掛けはたぶん大丈夫だと思います!
中仕掛けを作るのが結構好きなので、麻を極細にして何重にも巻き、フクミ筈がカチンというぐらいの太さにしています。

押し出すような離れには若干心当たりがあります。
会から離れにかけて自分は、胸から肘にかけて両的方向に強く張り、胸から矢線に沿ってまっすぐ離すように意識しています。
自分の射をみた友人は馬手について、
『肘までが大体安定していて、離れで馬手先が裏的方向に飛ぶ感じ』
と言っていたことがありました。
自分の感覚でたまに「コレはブッ放しているだけなんじゃないか?」と思うときがあります。
恐らく自分の離れが
「馬手を飛ばす」≒「馬手を振る」
になっていて、弦巻さん の仰る馬手を押し出すになっているのではないかと思います。

馬手についてどのような意識(馬手肘・馬手先など)で行射すればよいでしょうか?
特に手首に力がかかっていないことを確認したり、力がかからないようにするにはどのようなイメージで行射を行っていけばよいでしょうか?

返信よろしくお願いします!!

13:弦巻さん
引き分けの馬手は自分は肘が落ちないように肘を上にあげながら引いています。
でも背筋を使って肩、胸を開きながらを意識してますね。
会では手首に余計な力をいれないで本当に肘だけで伸びあいを意識してます。
そこから引いてって引いてって引いてって離れでスッとだす感じですかね。
馬手を飛ばすのは真横に飛ばせば矢はまっすぐ飛ぶかと。

14:ジャオさん
返事が遅くなりました。
まずは私の経験ですが、かけの帽子の木が見えるくらい削れていたり、弦溝の角度が浅かったり、溝自体が浅かったりすると暴発しやすいです。また右手先からただ力を抜こうとだけするとひねりが戻りやすく、危ないです。つまむ取り懸けや浅く取り懸けると離れやすいかわりに暴発しやすいです。
弦を中指、人差し指の指先から一番目と二番目の関節の間に懸けて引くと、指先は弦が外れないように力を入れるだけで、後は肘まで伸びませんか?これを取り懸けに活かせばあまり指先をぎゅっと握らなくてよくなります。かけの帽子を中指、人差し指の一番目と二番目の関節の間にくるように取り懸け、弓構えからひねりは加え続け、引きます。
行射中は力を抜こうとせず、逆に全体にかかる力は増えますから、指先にかかる力も少しずつ増えます。ただ、かかる力を減らす(手先で弦を引いたりすることをなくす)ことは必要ですから肘で引くようにといわれるのだと考えています。
分かりましたでしょうか?

15:ちゅさん
お返事ありがとうございます!!

>弦巻さん
弓手が的に真っ直ぐ残ると、比較的馬手もスッと横に離せるのですが・・・
やはり暴発するのが怖いので馬手に意識がいってしまい、なかなか弓手に気が回らず毎回の行射で葛藤しています・・・
自分の手先を信じてカケに任せて、肘で伸びれるといいのですが・・・
難しいです(汗)

>ジャオさん
溝等についてはカケ師さんに修理に出したときに診て頂いたので、大丈夫だと思います。
たぶん自分の馬手先の力を抜くという意識は、ただ力を抜いているだけでひねりも弱くしているのではないかと思います。
円相をとった段階の両手の内・肘の関係を崩さず行射してゆき、離れまでできることが肝心なんだと感じました!
また、取り懸けの仕方についてもっと研究が必要なんだと思います!
なんとなく、自分なりに捉えることができました!
本当に親切に説明して頂きありがとうございました!!

また悩んだときに投稿すると思いますので、そのときは皆さんよろしくお願いします!!
本当にありがとうございました!


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