離れの変更について (投稿3件)[1〜3]


1:Y・Nさん
高校三年間弓道をやっていたものですが、大学でも弓道を続けようかと考えています。
先日弓道同好会を見学に行ったところ、早速ゴム引きではありますが、先輩に指導していただきました。
私は今まで会から残身にかけて、端的に言うと後ろから見たときに扇形の軌跡ができるような離れをしていました。
ところが先輩の指導では、真上から見たときに扇形ができるような離れをするように、とのことでした。
残身でいうと今まで手のひらが上を向いていたのが、若干下向きになるような感じです。
その同好会では7段の先生が指導されていますので、先輩の独断ではないとは思うのですが、先生はご高齢のため、人前では引かれないそうなのでどういった射をされるのか分かりません。
今までそういった離れを考えたことが無く、自分が目指していたものが正しいと思っていたので、直すべきか悩んでいます。
実際離れが真上から見たときに扇形の軌跡のような射をされる方はたくさんいらっしゃるのでしょうか。
大変長文になりましたが、ご指導お願いします。

2:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
どちらが正しいか・・と問うことは、あまり意味あることとは思えません。
色々な弓の引き方や指導法が現に並存するからです。
所属する地域や団体、または指導者が変われば、指導法や指導内容が変わることは珍しいことでは無いはずです。

引き方を・・
>直すべきか悩んでいます。
・・と仰っておられますが、もっと根本的な‘正面’←→‘斜面’の変更の選択ならば如何なされるのでしょうか。

問題は、貴方さまが四年間其の大学の同好会で弓を引き続けたいのか否か?
先輩方に指導を受けながら弓を引くのか、自分独りで弓を引くのかどうか?
……ではないかと思います。
どうしても其の同好会の遣り方を受け入れられないのであれば、他の方法・・大学外の一般の道場に入会して、お独りで弓を引かれる方法を探すこと・・を検討せねばならないでしょう。

>実際離れが真上から見たときに扇形の軌跡のような射をされる方はたくさんいらっしゃるのでしょうか。
此れを問われるのであれば・・・
>会から残身にかけて、端的に言うと後ろから見たときに扇形の軌跡ができるような離れ
・・・をなさる方も問うては如何ですか。

最後になりますが、離れは上記の二択ではないと思いますよ。

3:Y・Nさん
返信遅れました。
ご丁寧な返答ありがとうございました。
明鏡止水さんの仰るとおりです。
着眼点や考え方が間違っていたみたいです。ありがとうございました。


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