ゆるみ離れ・・ (投稿2件)[1〜2]


1:JFKさん
弓道を始めて1年が経つ高1♂です。
ようやく的中も安定してきて、先日1年で構成されるAチームに選ばれました。自分でもメチャクチャ嬉かったのですが、その矢先に急にゆるみ離れになってしまいました。
それはもう試合の3日前のことで結局試合の日まで直すことは出来ませんでした。
試合では周りの人間に迷惑をかけたくなかったので押しだけで無理やり当てていきましたが、やはり的中率は下がってしまいました。
そして試合後から現在にかけてまったく直る兆しがありません。どうすればいいですか?

2:あきらさん
☆ゆるみ離れの原因☆@ 押手が弱い
押手の手の内を正しくし、角見を効かせ、強く押す事によって右手のゆるみがなくなり、離れも鋭くなる事がある。

A 右手首に力が入りすぎている
“つり気味、つまみ気味”どちらに手首がおれていても、離す時にゆるんでしまう。
取懸けを弦に直角に右手の親指を掛けるようにして、手首の力を抜き、肘でリードして会に入るようにする。

B 右肘が正しい位置に収まらない
右肘が引き足らずで浮いていたり、引きすぎて肘が下方に下がりすぎていたり、支点が無いので、必ずゆるみ離れになる。

C 早気によるゆるみ離れ
 これは会に入るや否や、又は会に入らないうちにゆるんで離れてしまう。この場合はいくら直そうとしても実に困難。

D 身体の割り込みのない射
 弓に身体を割り込むようにするとゆるみにくい!!

E 精神的なものによりゆるみ
初心者に多いが、巻藁などでしたたかに耳を打ったり、腕を打って腫れ上がってしまった場合、その恐れが精神的に残り、正しく会に入っても離す直前にゆるめて、顔の前で離す。全く矢が何処に飛ぶか分からない射になってしまう場合がある。
この恐怖心を取り除くのにも、多くの時間が必要であるが、少しずつ 少しずつ恐さを取り除く事によってある日突然直る事がある。
押手、右手のひねりを教え、ひねりながら離す事によって、弦が顔や耳を打たない事を繰り返しやってみる。


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