矢とびが。。。 (投稿7件)[1〜7]


1:結夏さん
矢が滑走するぐらい下↓に飛んでしまうのですが,原因は何でしょう・・・それが原因で,離れの時に押手を無意識のうちに上にあげて無理にでも上に飛ばそうとしてるみたいで・・・先生に注意されました。自分なりに原因を探してみて矢をつがえる位置や,勝手と押手のバランス,大きく引き分けなど・・・沢山試しているのですが・・・一本目や二本目は真っ直ぐ飛ぶのですが,三,四本目が下に。。。離れの悪さで,矢とびも回転して。
どなたか教えて下さい!!

2:武人 ◆OiJfwYOoさん
先ず、弓を握る位置は毎回同じでしょうか。位置が低いと矢は下に飛びます。
それと一、二射目は普通だと言うことは、三、四射目は違う射をしていると言う事です。私に思いつくのは、筋力の疲労に因って引きが小さくなる、角見が甘くなるぐらいですが、何処が違うのか自分の射を省みながら考えてみてはいかがでしょうか。

3:結夏さん
返信ありがとうございます。握る位置はなるべく上の方にしています。引きが小さいのは先生に言われました。。。他になにが悪いのか鏡を見ながらでも直せるよう頑張ります!!

4:ぱんださん
>それが原因で,離れの時に押手を無意識のうちに上にあげて無理にでも上に飛ばそうとしてるみたいで・・・

むしろそういう離れがでること自体が射の悪化を招いている思われます。
離れから残心にかけて弓手が↑ 妻手が↓だと1射ごとに離れの瞬間矢にかかる負荷が変化します。
引き分けの際、矢を押さえつけ、矢がしなっていませんか?

八節の図説にもあるように大三で目付節を押すようにすることで、弓手二の腕の下筋の張りを確認しつつ引き分けると矢とびがよくなると思います。
また、離れの際、矢筋に!というイメージを持ち、矢に変な負荷を与えないようにしてはいかがでしょうか?

引きが小さいことを意識しすぎると、引きの大きさ=妻手の移動距離 ととらえる方も結構いらっしゃいます。

要は弓の力を矢にいかに効率よく伝えるか?

それらを矢飛びと矢所の結果によって確認されてはいかがでしょうか?

5:結架さん
返信ありがとうございます。矢がしなっているかを友達にみてもらったとこ,しなりはないと言われました。私は,立ち位置がよく解かりません。でも今は的の中心部に立っています。前まで引きが小さかったので,的前に立つようにしていました。でも試合など団体をする時,前の方は狭いので少し後ろに立つようにしました。そしたら引きが小さくなってしまい矢が下に飛んだり,矢飛びが悪くなってしまいます。先生には立ち位置を変えても狙いは変えるなと言われましたが,それで良いのでしょうか???

6:ぱんださん
>しなりはないと言われました。

 わかりました。
 ちなみに、「矢のしなり」は取り掛けや妻手に力み、手先(妻手)の腕力による強引な引き分け等によって生じます。
 こういう状態になっていると、よく筈こぼれになります。
 ですので、ここでご質問したのは矢自体のゆがみではないですよ。

>私は,立ち位置がよく解かりません。でも今は的の中心部に立っています。
 両つま先の延長線上に的心がある。
 ということだと思いますが、もう一つはその状態で行射し、会の状態で矢が的を捕らえているかを周囲に確認してもらっては?
 この際、打ち起こし → 会 にいたる過程において、両つま先、腰、両肩および矢が全て平行になっているかを同時に確認してもらうと良いと思います。
 (八節の図説を参照して・・・)

 また、会の状態で左肩があがるのは、「力み」というよりも、打ち起こし、大三の時点ですでに肩があがっていて、そのまま弓の負荷に耐えられず、「つまっている」のではないでしょうか?

 もし、そうであれば、弓構えと打ち起こし時の両肩の状態を確認されてはどうでしょうか?

 長々とすいません。。。
 文字だけで射を推定し、また、文字だけで自分のイメージを伝えるのは、すごく難しいですね。。。
 写真、動画の伝える情報量というのは普段意識しませんが、「かなりすごい」と実感しました。

7:ふじさきさん
弓具に関して問題がないなら
・頬付けが口割りより上
・会でちぢんでいる
・緩み離れ
・勝手のひじが張れていなくて離れで勝手が少ししか動かない(以下『作見離れ』)
・上押しが効いていない
・下押しがない
などの原因が考えられます。

人の射はいくら鏡をみてもわからないことがひとつだけあります。それは『離れ』です。
これだけは他人に見てもらうかビデオに撮るしか確認方法がないので緩み離れなどは気が付きにくいものです。
離れ以外の原因は自分でも修正しやすいのでここには書きませんが、
悪い離れの修正法は、
@緩みの場合。
しっかりひじを張ること。
離れの時は、勝手は会の状態で横の伸びあいとともにすこしづつ親指を伸ばし、押手のリードのもとに親指と中指を離す。
また、大三の時に強く勝手をひねっておき、離れで親指を離す瞬間ひねる力をすべて抜く。そうするとキレのある離れになり、緩むことはないでしょう。

A作見離れの場合
これもしっかりひじを張ること。
この場合勝手の伸びが足りないことが考えられるため、できる限り大きく引き、会では両手ともにさらに大きく伸びあうことが大切です。
もうこれ以上伸びきれないというところまで伸びてもかまいません。
ただし、手首に力が入らないように注意してください。


自分が教えれるのはこれくらいですが、役に立てたら幸いです。


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