=新入生指導=〜やる気について (投稿14件)[1〜14]


1:銀鏡さん
皆さんのやる気の源は何ですか?
新入生の指導の一部に、やる気がある者だけが残るように筋トレを実施しているという回答を頂きました。
うちの県には中学に弓道部がないので、大多数が高校から弓道をはじめます。
弓道がどんなスポーツかも分からない中で、厳しい練習に耐えうる「やる気」を持ち入部してくる一年生というのは数少ないのではないか?と思っています。
出来ることなら弓道の楽しさを伝え、やる気を引き出したいと思っています。
弓道の楽しさを知る前に、筋トレに飽きて退部というのではとても残念に思います。
けれども、強い高校ならば、筋トレによりやる気のある者のみ残れば良いというのもひとつの方法であるとおもいます。
うちは部員が少ないので出来るだけ素材(?)を大切にしたいと思っています。
そこで、強い部、弱い部、一般・・・どんな経歴の方でもかまいませんので、現在弓を続けている理由があれば、教えていただけませんか?
またいったんやめていたが復帰したという方がいればなぜやめたのか、なぜ復帰したのかなど聞かせていただけると嬉しいです。

2:黒龍さん
内の部は「中途半端な部」です。
実は指導者も存在しない部なので、幽霊部員がとてつもなく多いです。 
 弓道の練習の最初は型ですね?ここで結構幽霊が増えるんですわ。 いかに楽しい部であるか、それしかないのではないのでしょうか。 先輩がいかに親身であるか、また真剣であるか、尊敬できる人であるか、それが後輩のやる気を左右すると思います。

3:nasiさん
レベルは全国では勝てない部活ですかね。

いまやっていることをできる限り理解させて練習の意味を明確にイメージさせることが重要だと思います。

やっていることや、やる意味を理解させないと無意味な惰性に転じますから、練習を無意味だと思わせない指導や練習の仕方をしますね。

あとうまくなることを実感させる指導をすること、そのためにはあらゆるツールを使います。初心者はやれば間違いなく上手くなるのですが、周りとの相対比較になるため成長を理解できないことがあります。そうなるとつまらないので定期的に絶対的に評価してどう上手くなったか理解させます。

>強い高校ならば、筋トレによりやる気のある者のみ残れば良いというのもひとつの方法であるとおもいます。

とあったのですが強豪校の厳しい筋トレと弱小校の厳しい筋トレは意味が違うと感じています。真なる強豪校は篩に掛けるという意味の筋トレはしないと思います。あくまでも純粋に強くなるための筋トレで、筋トレの意味もよく理解させているはずです。理解しているからこそ人はさほどやめないはずです。

しかししごきに近い意味で筋トレをするような学校は弓道を上手くする以上に、自分達がそうされたから関係の無い下級生に不当な権力を行使することを目的とすることもあるでしょう。こういった所は一時的に強くなっても早晩人員不足で立すら組めずに一気に衰退します。

毎年全国に出てくるような学校は基本的に部員がある一定水準以上います。全国に出るくらいですから練習は厳しいのは当然ですが、それでもあまりやめないものです。それは自分が上手くなるための練習だと理解させられているからだろうと思います。

4:紫電一閃さん
中学生ですが、レベルはその代によりけりです。だいたい全国に行くか行かないかのあたりでしょうか。とかいっても県でも優勝できるときばかりではないですけど…
弓道がどんなスポーツかも分からない中で、厳しい練習に耐えうる「やる気」を持ち入部してくる一年生というのは数少ないのではないか?ということについてですが、中学生のことなので、参考になるかどうか…
ですが、中高関係なく、弓道を知らないうちから、『厳しい筋トレでも弓道の為に耐えてやる!!』なんていう気持ちにはなりにくいと思います。
でも、部活に入部したということは弓道に多少なりとも興味があるということだと思います。
実際私も筋トレ中『筋トレばっかりでつまらないな』と思っていました。
それでも、私には弓道というものは魅力的でしたし、先輩も楽しそうだったのでやめるなんて一欠けらも考えませんでした。
先輩方が後輩の面倒をよく見てあげながら、筋トレの合間に弓具にふれる機会をいっぱいもうけて(日の輪を作ってみたりとかでもいいので)弓道から離れないようにすれば、新入期間も飽きずに過ごせ、やめることなんてないと思いますよ。
とにかく弓道を好きということが何よりだと私は思っています。
長文駄文失礼しました(しかも、最後のまとめきれていなくてすみません…)

5:銀鏡さん
>黒龍さん
やはり楽しいということは大切ですね。
先輩の雰囲気も大きく影響しますよね。
我が部は現在、部活が休みの日でも道場に顔を出しているようなので、ホッとします。
楽しくなければ来ないと思うので。
>nasiさん
筋トレについては全く同感です。
本当に弓道に役に立つ筋トレをさせたいと思っています。しごきの為の筋トレについては実施されている学校もありますので否定はしたくないと思い、「一つの方法」と書きました。
>しかししごきに近い意味で筋トレをするような学校は弓道を上手くする以上に、自分達がそうされたから関係の無い下級生に不当な権力を行使する
コレをなくしたいと思っています。
そのトレーニング弓道に役立つのか?と疑問に思うことが多いのです。
多くの人は変化を嫌うのではないでしょうか。習慣(慣れ)を変えることは特に。変えない為の言い訳としてやる気のある人が残るというのでは??な〜んて考えたりしてます。考えすぎですかね。
>紫電一閃さん
中学校での指導の話は大変参考になります。
個人的に中学生に指導するのは難しいと感じているからです。
高校生ならば言えば出来ることも、中学生になると倍くらいのエネルギーが必要になると思います。体をコントロールする能力や基礎体力が高校生よりは低いと感じます。(個人差はありますが・・・)
>先輩が楽しそう・弓道が魅力的
大事なポイントですね。ありがとうございます。そして弓具に触れる機会を増やす・・・効果的だと感じました。
計画的に取り入れようと思います。

6:nasiさん
多くの人は変化を嫌いますね。いきなり変えようとしてもその論理的な部分を理解しても感情的な部分を融和させるのが難しいです。基本的にどんな人間でも自分の経験則からはみ出して想像するのは難しいですからね。少なくとも自分達のやってきたことに誇りを持っていると否定ととらわれてしまいかねません。

基本的に初心者指導の4月〜8月は全国がらみで用事が多く自分で手を下しきれないので、上級生が主体です。ですので現場の指揮官である上級生の理解なし初心者指導は動きません。

私はまず新入生指導を変える前に上級生全員に意見を聞きます。自分達が新入生のとき経験して嫌だった所、良い所これを明確にするための意見を聞いて、嫌だと思う部分に代換え案を示し、良い部分はベースに進化させる案を作ります。まあ意見を聞くとたいがいきついことは嫌がりますし、弓道をもっとしたいという意見が多いですが・・・。

拾った意見をもとにリーダー集団(主将・副将集団)の生徒と話をして変える部分を決めて今年の新しい方法を作ります。新しい方法は原案は作りますが、原案は必ずリーダーに手を加えてもらいます。私の計算が机上の空論であることもありますし、現場からより良い声が出てくることも多いです。これで出来上がった新しい方法をもとに指導を行ってもらいます。ただし新しい指導の仕方がわからないこともあるので、そういった場合は1回目に私自身が指導の仕方を上級生に指導して、次以降はそれを行ってもらうようにしてもらいます。

7:nasiさん
あと上級生には変化することの意味を教えていますかね。

変えないことは確かに楽ですが、変えないで結果が変わることなんて無いのだと、変えないで結果が変わるのは周囲が変化しているからで、他力な勝利を目指しても勝利しきれない。周囲の環境が変わって、自分達が取り残されるのがおちだぞと言いますね。

自分で変えたことが、自分達の成果になってくるのだから伝統・習慣は変えろと、変えて得られた成果が君達が部活という一面に貢献してくれた証拠になるし、そういった経験が社会に出て生きるために必要だと言います。

普遍的なシステムは確かにどこかにあるかもですが、それが私には見つけられないので周囲の知恵を集めて変わることを強さにしようと思っています。

まあいきなり変えるのは難しいですが、変えたことで後輩が幸せになって、幸せな後輩が幸せな部活をすることで質の高い練習を行い、それが質の高い部活の基盤となり自分達に跳ね返ってくるのなら多少の苦労は安い買い物だと私は思います。

8:弓道さん
初心者教室が終わったら連盟に入る事ができるんですか?

9:銀鏡さん
え〜っと・・・・・・
新しい質問のようですが、初心者教室を終えなくても入会できると思います。

弓道連盟は一番大きいのが全日本弓道連盟、次に各都道府県の弓道連盟、そして各県ごとの市町村弓道連盟です。
(全九州や全関東などもあるかな?)

どの連盟に入会したいのか分かりませんが、会費を納めれば入会できます。
私は市の連盟会費と県の連盟会費を納めています。
県の試合に参加するには県連に入会しないといけません。

初心者教室の先生に聞くのが一番正確と思います。
教室に入ったときにすでに入会してるかも??

10:銀鏡さん
再び・・・
回答ありがとうございます。
指導者としての思いと、部員の思いにギャップがあると成果が得られないのではないかと思い質問しました。
「やる気の源」なんですが、かっこいいからとか好きな人がいたからとか、部員はもっと単純な理由がやる気の源なのではないかと思っています。
とっても個人的な誰にも話していない理由(やる気の源)があればどなたか聞かせてくれませんか?
負けたくないヤツがいるとか、袴マニアであるとか・・・(いないか。)

11:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>銀鏡さん

どうもにぶくて申し訳ないのですが、銀鏡さんにお伺いします。

銀鏡さんの立場がわかりません、まず高校生の指導者であると考えてよろしいのでしょうか。

次に、招聘され指導を委託さている指導者なのか、もしくは教員ならばおそらく顧問として指導されているであろうと思いますが、どちらでしょうか。

>指導者としての思いと、部員の思いにギャップがあると成果が得られないのではないかと思い質問しました。

以下がわかりません。

銀鏡さんの目的はなんでしょうか。

また銀鏡さんの仰る成果とはなんでしょうか。

12:銀鏡さん
すみません、日ごろ考えている事がまざってなんだか分かりにくくなってしまったと思っていました。

わたしは高校の部活の指導者です。
学校からの委託はされていません。
連盟から指導者のいない部へ、週に何回か教えに行くという立場なので、高校の部に限らず弓道教室でも初心者指導をしています。

成果とはインターハイへいける的中を出すことです。

今回の質問は弓道部に入っていて何が楽しいか?(弓道部員である目的は何か?)
ということです。
目的というと特に無いかもしれないので、やる気の源と表現したのです。

私は勝たせたいと思っていますが、部員は楽しければいいと思っているかもしれないと思い質問しました。部員に聞くと「勝ちたい」というのですが、行動は伴わないもので・・・。
「勝てれば嬉しいが、部員が仲よく趣味の弓道を楽しめればいい」
「弓道は共通の話題で、楽しい部がいい」と思っている部員に、勝つためにこうしろ、ああしろといっても結果はついてこないのか?
であればもっと長期的に計画を立てなおす必要があるかもと思って・・・。
私自身が結果を求め過ぎているのではないか?

できれば勝ちたいと思ってもらえるようになって欲しいのですが、ここでどうすれば勝てるようになるか?と質問するつもりはないので、単純に多くの人の動機を聞きたかったんです。

質問を明確にするために、質問してくださって感謝です。

今回2つスレッドを立て、沢山の意見を参考にさせていただきました。
新入生指導がもうすぐ始まります。
今回、回答して頂いた事を一年間実践して、結果をここで報告しようと思っています。
知りたくないかも知れませんが感謝の意を込め一年間取り組んで見ますね。
ありがとうございました。

13:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>12:銀鏡さん
>連盟から指導者のいない部へ、週に何回か教えに行くという立場
学校からの委託はないが、善意による連盟から学校への弓道普及派遣といったところなのでしょうか。ただ、既に了解事項であるならば、余計なお世話・おせっかいな事ですが、指導中の責任は指導者にもあることになりますから、武器を扱う上で事故等不測の事態を想定した場合、「連盟・派遣指導者」と「学校・弓道部顧問・父兄」との認識がどうなっているのかなあと少々気になりました。ここが明確に了解されているのであれば、指導は大変結構な事と思います。どうぞ思いきり、手腕を発揮されますよう。

>1:弓道がどんなスポーツかも分からない中で、
私は弓はスポーツ性はあると思いますが、どんなスポーツなのか未だにわかりません。
学生ならば、弓は学業の余暇にやるものという程度の認識です(石頭です)。

>成果とはインターハイへいける的中を出すこと
>私は勝たせたいと思っています
そうですか、「勝ってインターハイへ行くぞ!」という事ですね。つまりは、勝ちか負け、よくは知らないのですが、スポーツという言葉でいうならば、目指すはチャンピオンスポーツなのでしょう。
しかし生徒さんは、文面からは勝った事がないのでしょうから、「勝つ」という意味、味わいを知らなく、同じ負けでも、競って、競って、残念というのじゃなければ面白くないっていう位の気持ちもまだわからないのでしょうね。

学業は当然大切なのですが、弓で全国へ行くのは、別の意味でとてもよい勉強、経験、思い出にもなると思います(まぁ、ころっと変わること)。銀鏡さんのお気持ちはわかりますが、はっきりとしたビジョンを示さないと生徒さんは、わからないと思います。

成果といえば、中学を出てきてまだ幼さの面影の残る生徒さんが、三年の間に、猫背は皆無、道場の玄関の靴をきちんと揃え、はっきりと挨拶を出来るようになっていれば(面構えもそれなりになっているでしょう)あたりまえの事かも知れないけれど、これも成果と思います。(くどくどと)

国体ならば選手として一緒に行こうぜ!とやる気を出してもらう事もあるのでしょうが、インターハイなら付き添い的?になってしまうのかな?どうなんでしょうね。

>知りたくないかも知れませんが
楽しみにお待ちする一人です。

遅まきながら、蛇足として新入生の指導法スレに思いついた事を書きこみます。

14:銀鏡さん
部活を通して何を学ぶかは部活を終えた時にその生徒にしか分からないので、私としては多くの経験をさせたいと思っています。
学校において弓道が与えることの出来る経験・・・
的に中って楽しいと思い、もっと中てたいと思う。上手くなりたいと思い、人に教えを請う。自分の考え、他人の考え、中りだけを求める事と、道を求める事、さまざまな思いが部員の数だけ生まれると思います。思い通りにいかず悩んだり、くさったりしながら得るモノ。
コレが何であるかは分からないのですが、目標に向かって継続的に努力を重ねる。
結果が伴うと喜びはまた多きいし、楽しい弓道でもいいですが、せっかくなら勝つ事を追ってもいいかなと。

自分が勝つ事も嬉しいですが、指導した生徒が勝つのはまた違う喜びが・・・震えるようなさわさわした喜びですね。自分が勝った時はよしっ!やった!!という分かりやすい喜びですが。

沢山のアドバイスありがとうございます。
礼儀や敬意などは基本ですのでコレなくして強い部になれるとは思っていません。
審査も2段までとって欲しいと思うし、よくばりですが、やってみようと思います。


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