筋肉痛ができるところ (投稿3件)[1〜3]


1:はやさん
弓道で筋肉痛ができていい場所ってありますか。私は二の腕のところが筋肉痛になります。

2:三河屋さん
基本的に弓道は筋肉は必要としません。若いときよりも筋力が低下しているのおじいさんおばあさんなど高齢者になってから弓道を始める例もあることも考えれば余計に・・です。
ただ弓道はバランスよく弓を引くことが大事なので、痛くなるとすれば胸の中筋でしょうか・・・自分の弓道スタイルは胸を開いた堂々と大きく見せるものなのかもしれませんが。

基本的にはあまり痛くはならないと思います。

3:nasiさん
筋肉痛のメカニズムは運動負荷によって必ず生じる乳酸の筋肉中への蓄積による痛みと筋繊維の断裂によっておきています。これをまず頭にいれてください。

競技レベルが上がると筋肉痛が発生しなくなるのは、筋肉の成長により痛みの発生源である乳酸の筋肉中から抜けるのが早くなること、筋断裂状態から回復する際におきる超回復といわれる筋繊維肥大化現象によって筋繊維が太くなることにより、回復後同じ負荷では筋繊維が断裂しにくくなることによります。

人間は使用していない筋肉に関してはかなり脆弱であるため、競技レベルの低い状態であれば弱い筋肉に必ず負荷がかかり、そこに乳酸が蓄積し筋肉痛が発生します。癖が無い状態で引いていて筋肉痛が起こるのであれば、その箇所が最も体の中で弱い箇所ですので、そこ鍛えることで全体のバランスが取れるようになります。逆に筋肉痛が悪いと思い、その筋肉を使わないようにすると必ず対比する筋肉によって足りない力を補なわなければ力の総量が足りなくなるため、余計な筋肉を使用し、癖がつくことがあります。

競技レベルが比較的高くなって、同じような練習をしていて突然ある箇所が筋肉痛になったとするのであれば、これは今までと違う筋肉を使用し始めている可能性が高く、良し悪しは別にして「新しい癖を付けています。違う筋肉を使用しました。」という体からのサインになります。

基本的に筋力を使わない運動はありませんので、一応なりとも弓道が全身運動であるならば、生活習慣・他競技の経験・身体能力を加味する必要はあっても筋肉痛になってよい箇所は全身全てであります。


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