馬手の肩と肩甲骨の使い方 (投稿8件)[1〜8]


1:馬手不良さん
自分は馬手の使い方が下手なんですが、どうしても馬手の肩や肩甲骨を上手く使えず、収まりが悪いです。
最初、肘を後ろに吊り上げる癖があったので前に下ろすようにと思って引いていますが、馬手の肩が浮くような感じで上手く張りをもって肩線をビシっと決めることができません。
どのように意識すると肩や肩甲骨を上手く使えるでしょうか。身近に高段者の先生はおらず、顧問の先生はあまり弓道の経験がないので、どなたか教えてください。

2:Y.K.さん
大三をとるときに矢が後ろを向いてはいないでしょうか?
こうなると会で矢をまっすぐ収めるためにどうしてもひじが後ろに上がる引き方になってしまうような気がします。

そうでなくとも、単純に大三が体よりも遠くかつ低くなっていることもあるので、
大三を遠いままにするのなら高く、低いままにするのなら近くに補正しなければ、ひじを前に下ろすように引こうとしても肩が浮いてしまうのも仕方ないような気がします。

まずは、馬手ひじを目的の場所に収めるためにはどのような軌道で引き分けて、そのためにどのように大三をとるかを考えなければならないように思います。

それでもだめならば逆に左肩が抜けてしまっているのか、もっと他に力の使い方を考え直さなければならないでしょう。

3:ぽぽさん
大三もそうですが、打起こしの時に、体の中心でバランス取ってますか?

4:馬手不良さん
弓手を伸ばさないと馬手が収まらないと思い、ずっと弓手を押す!!伸ばす!!!って気持ちで引いてました。今日、身体の中心で弓力を受けるように打ち起こし、大三をしてみたらちょっと具合がよくなった気がします。

5:ぽぽさん
弓道は、全身運動です。お忘れなく。

6:麩さん
二、三年くらい前の古武術ブームからか、やたら肩甲骨を意識する人が多いけど
肩甲骨って肩の動きをサポートする骨で、肩を動かしたら勝手に動く骨でしょ。
弓で肩甲骨から意識しなくてはならない特殊な動作は無いと思うのですが。
>弓手を伸ばさないと馬手が収まらないと思い、ずっと弓手を押す!!伸ばす!!!って気持ちで引いてました。今日、身体の中心で弓力を受けるように
弓手を押しますが、馬手も反対側に押すんですよ。
左肩から左拳へ押すように、右肩から右肘へ押すんです
同じ力で、両肩から同時に力を発して同時に左拳と右肘に力が届くように分けます
これで五部の詰めの連絡もできてしまうんです。

7:馬手不良さん
ぽぽさん、麩さん、返信ありがとうございます!

弓手:馬手=7:3ってのをずっと意識していたので。。自分は弓手強く押すことばかり考えていたので馬手の収まりが悪く、引き分けの力の動きも左右均等ではなく弓手!馬手!弓手!馬手!みたいにがくがく引いていました。
そして、肩甲骨ってあえて意識して動かそうとする必要はなかったんですね!

明日は身体の中心を意識して、肩から左右均等に押し開くように練習してきたいと思います!

8:麩さん
弓手:馬手=7:3っていうのは本当らしいです。
体に電極あてて筋肉の働きを計るとそれくらいになるらしいです。
私の事ですけど、弓手を押す、馬手の肘を引き下げるだとこの7:3を力加減で量り、どうしても納まりが日によってまちまちでした。
引分けの後の詰めの事とか考えて、肩から左右に開くことにより、
左肩から左拳の距離、右肩から右肘までの距離と、長さで測ることにより、左右の差をバランス良くイメージする事ができるようになりました。
なにより力の流れがシンプルで楽です。
あと、(左右とも)押し過ぎに注意してください。


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