自然な離れ (投稿8件)[1〜8]


1:宗次郎さん
最近、「自然な離れ」ってなんなんだろう、と思うときがあります。離れとはどのように出すものなんですか? 教えて下さい。

2:シェリーさん
自然な離れと言うのは、伸び続けることによって自然に離れることを言うそうです。両肩はそれぞれ的・裏的に伸び、肩甲骨は、内側にひきつけるように伸びると自然に離れるそうですよ。

3:2ちゃんねるさん
結局は引っ張り続ければいいんです。
そうすれば、馬手が勝手に離れますから。
そうならなかったら、取りかけの仕方がおかしいか、かけがおかしいかのどちらかです。

4:空飛ぶライオンさん
2ちゃんねるさんに付け加え。
引っ張るのもただ手に力をこめて手先で引っ張るのではなく、前腕の中間あたりを的と反対側へ徐々に伸ばしてみてください。

5:弓を引く人さん
>自然な離れの件

手先の筋肉の変化が無い限り、絶対に離れはでません。離すから離れるのです。筋電図を取れば一目瞭然です。
その離れ方に弓道の醍醐味がありると思っています。流儀によって大きく考え方が違うポイントでもあり、一般的に論じて行くには無理が生じると思います。

何万回もひたすらに修練を重ねていき、確信の閃きを掴み、技を行う気力勇気決断さえ体に備わっていれば、気が付けば離れが出ている状態になっていると思います。
伸び続けることは確かに重要ですが、受け身であれば絶対に離れは出ないと思います。積極的に伸び合い、確信の閃きを掴み、体が一斉にしかも無意識下で技を行う。これが自然の離れであり、そのために意識して離れを出して稽古していると思うのです。また、一生掛かる困難なポイントでもあるでしょう。

ある流派の教歌には、
「引く矢束 引かぬ矢束にただ矢束
放つ離れに離さるるかな」
とあります。深いですね。

様々な考え方があると思いますが、ちょっと生理学的に考えると、離れは筋肉の電位変化が無い限り離れません。もし筋肉の電位変化無く離れた場合は、「暴発」です。

6:えりさん
勝手が腕の筋に沿って素直に出る。これに尽きるのではないでしょうか?

7:カーネルサンダー氏さん
究極は弓を引く人さんが仰られているような離れではないでしょうかね。
取り敢えずは、勝手の力を抜き体から弓手と勝手を押し出すような感覚で、矢線に抜けるのがよいと思います。
其れを意図的に出し続け、体が其れを覚える→無理のない安定した離れが出せるようになるねではないでしょうか。

8:くまたかさん
とある先生によると、離れは離すでは無い。離すは 動作。離れは 現象。
八節の中で 離れ以外は 動作、作用であり、離れだけが現象である。故に、会から残心に行けば 離れると。その時の現象が離れであると 言っておられました。弦を残心まで引けば(伸び合えば)離れが出るとも。
上手くまとまりませんが、参考まで。


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