早気の人に指導 (投稿5件)[1〜5]


1:messさん
初めまして。
大学で弓道部に所属しています。
その弓道部の後輩の早気が治りません。
ちなみに本人曰く巻き藁では会がありあて気からくるものらしいです。
もう3月ごろから治らず嫌気が射したのか最近はしきりに弓道をやめたがるような状況です。
彼の早気が治るよう先輩として指導したいのですが何かいい方法ありますか?

2:mountainbirdさん [url]
 大学では(自前の道場がなければ)多少厳しいかもしれませんが的を置かずに弓を引かせるとかが効果的でしょう

 心構えとしては「早気は必ず直る、必ず会で持てる」と信じさせてやることと、目標を可能な限り高いレベル(10秒ぐらい)に設定することだと思いますよ。

 ちなみに僕も2ヶ月前にかなり重度の早気になりました。最初のうちは口割りの直後(会の時間としては約0.5秒ぐらい)に離れてしまっていたのですが、2ヶ月間試行錯誤した結果今ではある程度(3〜4秒)は持てるようになりました。何事も辛抱と努力ですよ!

3:Y.K.さん
自分も会にたどり着けずに目通りあたりで放してしまうことがありました。今は何とか普通に引いていられますが、何でここまで治ったのかは自分でもよくわかりません。

ただ、自分の場合は反射によるところが大きかったので、その反射をぶちこわそうと射型の改造に重点を置いて練習していました。
まず、カケを変えたら治るという話を聞いたことがあったので、思い切って三つガケから四つガケに変えました。こうすれば否応なしに射型を変えなきゃならなかったのでそれなりに効果はあったように思います。

でも、カケを変えることによって一番大きいことは、とりかけにおける指の使い方、勝手の使い方を変えたということでした。三つガケのときは指先の力を抜いて引いていたのですが、早気ではスポンと弦が抜けてしまっていました。四つに変えたら指を丸くして熊手の形にし、帽子先端をしっかりと包み込む形になり、そのせいで握りこむとりかけになっていました。
そんなわけで、かなり邪道ではありますが、思いっきり帽子を握り固めることにより早気の反射運動をかなり抑えることができました。(カケが壊れないか心配ですけど)
ちなみにたぐりを直し、肘で引いて勝手をたたむ引き方を覚えることも寄与したと思います。

ちなみに今は手先のみならず体の中心で引くことを心がけています。早気ってたいてい手先で引きますからね。それに自分の場合は「体の力を抜きすぎていた」ていうのが大きかったと思います。

というわけで、自分の場合はあくまで「参考」なので、この通りしたって治るとは限りません。
しかし、反射運動のスイッチを探してそれを壊すような練習って重要だと思います。
長文失礼しました。

4:弦音さん
早気にも種類があるのをスレ主さんはご存知ですか?弓の重さがその人に合っていないとか、会の時にするべき事が解かっていないとか、何か思い詰めるほど悩んでいることがある等、理由は様々です。それらを一度確認してみたら如何でしょうか?
あと、なるべく『会が早い・短い』という単語を出さずに『弓手を伸ばす』とか他の事に視点を変えるといつの間にか治っている事が多々あります。是非試してみてください。

5:messさん
皆さん回答ありがとうございます。

>mountainbirdさん
田舎の大学で専用の道場があるので今度的置かないでやることを提案したいと思います。これからはオフシーズンで特に試合とかもないので気長にやるよう伝えたいと思います。

>Y.K.さん
カケを変えるのはちょっと難しいかもしれませんが、反射を壊すってのはできそうなので色々持ちかけてみます。

>弦音さん
一応早気にも色々あるのは知ってるつもりです。ただ、客観的に見ても1に書いたとおりあて気のせいに思えます。


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