早気克服した人に聞きたい!! (投稿17件)[1〜17]


1:オイスターさん
自分は今早気なのですが、皆さんはどうやって克服しましたか?

2:きらきら☆さん
私も今早気なんですが、前に段級審査を受ける為にがんばりました!!会の時に呼吸するといいと言われてやってみました。粘ってみるといいです^^

3:↑部長↑さん
僕も去年の冬あたりから早かったんですが、国体強化の練習でひどい早気になってしまいました。

大会では的中はありましたが、上の大会に行けば行くほど自分の射が恥ずかしくてたまりませんでした。そして、はずしてはいけない一本、僕の矢は頬付けもつかず、鼻の位置までですら下ろしてこれず、あっけなく終わってしまいました。

早気を直さなければ!とは思っていましたが、的中はあったのでどこか早気でも中る自分を甘んじていたところがあったのかもしれません。

ですが、それではいつまで経っても治らないと思います。早い自分を許すことなく、妥協せずに自分と戦い続ければきっと治ると思います。

僕は早気になってから9月、絶対治すと覚悟を決めてからは2ヶ月、やっと治すことができました。

僕は1射ごとに目標をさだめ、できたときは素直に頑張った自分をほめて、できなかったときは甘える自分を許さない覚悟でやりました。そして一本一本を丁寧に引きました。私生活で落ち込んでたりしてもそれを射に持ち込むなんてことは絶対にしてはいけません。『今日は気分が乗らないから…』なんて甘えた気持ちで引いたら早気は悪化します。

結局は早気の恐ろしさを忘れず、また少しずつでも"自分に克つ"ことの積み重ねが持てることに繋がるのだと思います。

長文、失礼しました。

4:弓旅人さん
私は会に入り狙いがつけばすぐに離していました。秒数にすれば2〜3秒といった所です。さすがにひどいと思い治そうと思いました。治しかたは息合いを正しく行うと言うだけで2ヶ月くらいで治りました。今ではもたれ気味です(笑)

5:カーネルサンダー氏さん
皆さんは会が何秒くらいから早気と言ってますか??

6:弓旅人さん
何秒以下なら早気。といった判断はしていません。会で詰合いと伸合いができていなかったり、息合いが伴っていなかったりして、会がしっかり構成できない状態で離れるのを早気と判断しています。だから会で詰合いと伸合いができていて、息合いが伴い会が構成されている状態で離れれば早くても早気でなないと判断しています。初心者のころは解りやすく「何秒数えて離しなさい。」と教えられると思うので何秒以下だと早気と判断する人はいるかもしれませんね。

7:カーネルサンダー氏さん
弓旅人さん
その意見に同感です。やはり形だけより中身の濃さですよね〃

8:三ツガケさん
既出ですが早いから早気、長いから遅気と言うわけではないと思います。
会の充実がどの精度で必要なのかにより決まると思います。
普通に引くとき私は正鵠に行くとわかる矢は会を持ちません。
中るとわかっている矢にそこまで体力を使う気はありませんから。
でもどうしても外せない矢のときは会(?)を持ちます。引きに失敗した矢は特にです。
悪い矢を的にまとめる作業をするまでは発を出すわけにはいきません。

会の必要性を八節ではなく、シチュエーションによって考える人もいるということで。

9:てつさん
早気直すのでいい方法があるよ!(でも、この方法を実践できるのはコーチかものすごく力を持っている先輩限定だけど・・) 

@まず団体練習をする。「自分の番がきた!」ものすごく緊張する。

Aいつも見たいに引く。そして、もし早く離したら、周りのメンバーに腕立てをその場でやらせる。自分が持てなかったからと言って自分には罰を与えない。かならず周りになんらかの罰を与える。

これだったら、みんなから反感買うことにもなるし申し訳ない気持ちもでて、必死になる。でもこの時的中をその人に求めさせては駄目だし、早気を直させるのに集中させる。初めは隣の的を飛ばすぐらいおかしくなるが、この時周りのメンバーは決してせめてはいけないし、注意してもいけない。それはなぜかは言わなくてもわかると思うが、とにあくかくこの時、周りの人達がやるべきことは、早く離したのを注意すること。だから逆に早く離して的のぎりぎりか的に当てても決してほめない事。早気は自分一人で直すのは難しいですよ!そうとう自分に厳しくない人間じゃないと一人では絶対無理だと私は現役引退した時ものすごく感じました。監督している人とかがいたらこの方法をお勧めします。我慢とかでは、早気は直せません。

10:↑部長↑さん
僕も早いから早気、長いから遅気と言うわけではないという意見に賛成です。
ですが、僕の場合は頬付けをつく前に離してしまっていました。
僕は頬付けなどの詰め合いがしっかりできてなければ伸びもなにもないと思います。自分の話ですが頬付けがついてなくても確かに張ることはできて的中もでましたが、試合の緊張でさらに早くなり、力を発揮できませんでした。
会は中身でだと思います、ですが頬付けなどつけて安定させることができるようになるまでは気合と離したいという欲に勝てるかどうかも必要だと思います。

>てつさん
ユニークな早気矯正ですね!参考にさせていただきます。

11:三ツガケさん
よく言われる口割り、頬付け等は果たして本当に安定するのでしょうか。
口割りを下ろす事が重要のようによく聞きますが、その人が一番安定する位置は本当に口割りなのでしょうか。
重要なのは安定させることであり、おろすことではありません。
安定させる方法論の一つとして口割り頬付け等があるのではないのでしょうか。

>9
個人的には面白いですが組織人としてみると?という感じがします。
無言の魔女狩りのようです。その部員の心をひどく傷つけること、そして本人に断固たる決意がなければ退部に追い込みかねません。
そこまでわかった上で行うならばともかく、会がない人に焚き付けてやろうぐらいの気持ちで行っては駄目です。
彼(彼女)の弓道を楽しめなくしてしまいますので。

12:まいさん
ただいま早気強制中。
会を持ちたいのに離してしまう、なかなか思い通りにいきませんね。早気はやはり精神面を鍛えるしかないと思います。
無理に会を持とうとしても、伸びのない会になったり、狙いが的から外れてしまったまま持ったり、悪い癖が付きますよ。
本気で克服したいなら基本からやり直してください。そして一射一射を丁寧に。
全ての動作をゆっくり、確認しながら行うと自然と会も持てるようになります。
会にはいれば手の内、伸び、胸わりなど確認するよう心がけてください。
わたしは全くなかった会が三ヶ月かけてやっと3〜5秒持てるようになりました。

13:スティッチさん
会を保つことイコール伸び合いをかけると勘違いしている方がいると思います。まず会を構成する上で必要なのは伸び合い詰め合いの兼ね合いと縦横十文字、また弓力を自然な形で角見で感じることです。会が保てないから伸び合いをかけるというのは逆効果であり、さらに伸び合いをかけるときに生じる、縦横十文字の横一文字方向への力を極端に増加させ、張り裂けそうな風船に針を突き刺すようなものです。もしそれで早気が治ったとしとも一時だけのものであります。もし本当に充実した会を習得したいのならば詰め合いを重視すべきであり、自分の外へと働く力をいかに内に納めて弓を真っ直ぐ押し、最低限の矢束で矢をしならせることなく的を狙えば自然と狙う力もついてくるはず、また伸び合いをかけているときに比べて力が内で巡り続け、自然と会も長くなります。最初は慣れないで押手がブレますが、慣れれば最低的中8割は得られます。

14:↑部長↑さん
そうですね、僕自身最近までとても早く離していたので秒数の会にとらわれていました。
そして未熟な自分は詰め合い→伸び合いをたんなる安定と伸びと張りだけで片付けてしまっていたようにも思います。
また基本に戻って会のなんたるかを勉強しなおさないといけませんね。
勉強になりました、ありがとうございます。
僕の偏った助言を「あ、なるほど」と思ってしまった方はもう一度自分なりに考え直してみてください。

15:南国人さん
あまり人様に偉そうなことを言える立場ではないのですが

自分の意思に関係なく、引分けの最中に離してしまうのが早気、
だから口割り、頬付けにきて会に入るまえに離してしまうのは早気。

会に入って2、3秒で離してしまうのは会が浅い。
そういう人はよく、「会が早い」とか「早気になるぞ」と注意されます。

遅気というのは会に入っても、無理に力んでいて自然に切れるような
離れをおこせない状態のことをいいます。
だから、遅気の人の離れは、引きちぎるような離れをすることが多いです。


で、肉体的な疾患でなく精神的なものにより引分けの途中で離してしまう
早気なら精神を鍛えることでなおります。

>9:てつさん
彼のやり方は学生さんには、実に効果的な精神の鍛錬だと思います。

ただ、独りで早気をなおしたい人には使えない方法ですから
そういう人は「禅」の本でも読んで勉強するか。
他の武道の武道家の精神の訓練法を勉強すれば良いと思います。


まえにテレビでK1の選手が、実におもしろい精神の訓練法を語っていました。
その選手は先輩から、これをやれば絶対に強くなるという方法を聞いて実行したそうです。
その方法とは、線香の束に火をつけて、よく燃えたところで自分の体に突き刺す。
その選手は実際に、その焼け跡をテレビでみせてくれました。
彼曰く「強くなりたいからやった」だそうです。
わたしも実際に実行した人間というのは、さすがにスゴイなっと思いました。


ちなみに私も早気でした。
それも重症で、巻き藁でも、頬にくるまえに離していました。
約2年かけてなおしました。 色々なことを勉強して、実施に色々試してみました。
おかげで今は会が最低10秒はもちます。
まぁ 中りは半分半分ぐらいですね。
やっぱり会がながすぎるんで押し手が負けてるみたいですw
あと、いっぱいいっぱい引くから押し手がさだまらないんでしょうね。

16:しろくまさん
わたしもついこの前まで早気でした。

私の強制方法は自流なので、
アドバイスになるかどうか分かりませんが、
引き分けに来た時に歌を歌って、
あるフレーズのところにきたら
離すことをしてました。
もちろん、歌うのは声に出してではなく、
心の中、もしくわ、口の中だけでです。
声に出すと他人の迷惑になるので、
やめましょうね^^
あと、これも自流なのですが、
引き分けに来た時に的を見ずに
他のところを見たりしましたね。
そうしながら自分で秒数を数えて
4〜5秒で離します。

早気の人の気持ちは早気経験の
ある人しか分からないものです。
わたしも、コーチから「とにかく伸びろ」
といわれましたが中々治りませんでした。
早気は心の病気?であって、
自分でしか治すことはできません。
自分の体は自分でしか動かせないんですから
意識するのが一番なのかもしれませんがね^^;

17:Dipperさん
精神を鍛える・・・ですか。
確かにそれも一理あるかもしれませんが、
私は早気→精神の問題という関係は
否定的に捕らえています。
早気は技術鍛錬で矯正可能です。
「離したいのを我慢して持っている」という
状態を作るであれば精神の鍛錬が必要かもしれませんが。


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