踊り (投稿26件)[1〜26]


1:ダービッツさん
学生弓道においてよく踊ってる人を見ます。そこで皆さんは踊りについてどう思いますか?私は純粋に的中を求めれるのは学生のときだけなので踊りは別に学生のときはしてもいいと思うのですが…

2:三重の弓人さん
踊りについては難しい所ですね。自分は高校の試合などで踊りを見たことがありませんが、大学にいった先輩に一度だけ見せてもらったことがあります(その先輩は普段踊りませんが、かなりの的中率です)。文体にして表現すると表現しにくいのですが、その時、自分が見た踊りの射からは、普段感じている『美』を感じられませんでした。
学生弓道に的中は必要だと思いますが、別にそれは、学生弓道に限ったことではないとも思います。第一に、踊らなくても中たります。
長くなりましたが、最後に一つだけ言わせてもらいますと、このスレッドを見て踊りについて興味をもつ方々がいると思います。自分も興味本意で先輩に踊りを見せてもらいましたが、自分が思うに興味本意で初心者が踊りをやると危なくないでしょうか?興味本意で踊りをして最悪の事態になったでは責任をとれません。今回は返信させてもらいましたが、このような話は早急にやめにするべきかと、、、
長文、乱文、本当にスイマセン。

3:蒼鳳さん
初心者の質問で申し訳ありませんが、「踊り」とはなんのことでしょうか?

以前、うちの学校の先輩で離れた瞬間に上半身ごと後ろ(左)の方向へ大きく捻ってしまう人がいましたが、もしかしてそれのことでしょうか?

うちの顧問の先生はそれのことを「スイング」などと呼んでいましたが…

4:ダービッツさん
いろいろありますが、ここでは言わないことにします。いろいろ後からクレームきそうなんで、

5:デビ ◆5h7.ceJYさん
公の大会で「踊って」おいて、こちらでは紹介できないとはこれいかに?

もし本当に危険な行為であるのなら、議論の上、規則で禁止すべきです。危ないから話さない→話さないから曖昧な定義のまま→そして曖昧だからまた誰かが踊る。であればそりゃなくなりません。

また、危険でなく一つの技術であれば理路整然と定義・説明すれば良いのです。もしかしたら上手に踊ってバンバン中るすばらしい技術なのかもしれません。

曖昧に定義して共通の概念も無いまま、「非難するかどうか」だけの感情論であれば、確かにココではやめてください。確実に荒れます。真面目に議論する気があれば、「踊り」の定義から始めて色んな方の意見を求めればよいかと思います。

6:三重の弓人さん
確に、踊りは公の大会に実践されていて、中たるのも事実。デビさんの言う通りですね。考えが浅はかすぎました。スイマセン。
自分はあまり踊りについては詳しくないので、詳しい人お願いします。

7:黒好きさん
私は踊りに関しては簡単な突っ込み系しかできないので私の知っている踊りを少し………
突っ込み系…的に向かって押手を体ごと突っ込みます、押手を強くする行為だと思うのでどの方向に抜ける矢にも対応できると思います 突っ込みながらしゃがみこんだり走りこむなどのパターンも存在するようです
回転系…突っ込み系と似たようなものだと思うのですが別けさせてもらいます 押し込んだ勢いで体が半時計回りに180度回転します、つまり上座に背を向け勝手が的に向くということです。勝手でボールを投げたように伸ばす形やガッツポーズをとったり中には昇龍拳するものも確認しています。一部の話では背面を矢が飛ぶなど非常に危険なケースもあるようです。この辺から「中て」なのか「見せ」なのかよくわからなくなってきます
見せ系…離れた瞬間即座にガッツポーズや弓返りの勢いで訳の分からない方向に何度もくるくるくるくる回したりなど的中に関係なく見せるために踊るパターンです。泣きやなんかと絡んで来ていて本来の弓道とは別世界のような雰囲気に……有名な大学は踊ってもかっこいいが名の知れてない大学がやるとバカにされるとも聞いています、まぁ都学一部の方が言われているのでしょうが詳しくは知りません やる人は大体滅茶苦茶強いです、流石都学一部!!
これらに付け加えて叫びながら離れるのも聞いています。叫ぶことによって腹に力が入るので離れが鋭くなるということだと思います。この他に両手をバンザイするように上げるのも確認していますがこれは全く理解出来ません、何故これで中るのか理由を知っている方が居たら教えてください
最後に少し…これは今日聞いた話です 踊りは基本的に一般の大会や審査では通用しないなどと高段者の方が言われるのは承知のことだと思いますが某シニアの大会で称号を持たれた七段が踊ったと言う話です、この方はもう昇段審査を受けていなかったらしいです、試合の最後の方になると中の為になりふり構わず踊りまくり優勝されたそうです

8:デビ ◆5h7.ceJYさん
全日本弓道連盟の競技規則に照らし合わせると、以下の行為は禁止です。
・射位を離れること(第50条-1)
・射位で不必要な声を発すること(第50条-3)

「射位で下半身不動で、上半身がどんだけ崩れてもOK、声を出さなければOk」というのが規則上の有り。つまり、これなら一般の大会、中高生の大会でやっても文句を言われる筋合いは無い堂々とした「踊り」行為となります。

射位を離れる行為、射位で回るはとにかく危険なので真似はしない方が良いでしょう。

泣きなど声を上げる行為については大学の規則で許可しているケースが多いので、ここは「大学特有」の雰囲気として一部の大会では有りかと。

私も会に納まらず色んな方向に残身をとるので踊りっちゃぁ踊り。

全般に言えば「縦線横線とか三重十文字の規矩とかはどうなった?」という突っ込みで全て論破されそうな行為かと思われます。逆に踊りでの自分からの崩れを誘う事を是とするのならば、弓道の基本体型などを非とし論破する必要がありますね。(こりゃ難しいな)

そういえばアーチェリー選手で踊る人とかいるのでしょうか? (って調べていたらもっと信じられない世界になっている様子

http://freett.com/4649archery/densetu.htm

…いやネタですが…)

9:可児さん
最初に、私は踊りが大嫌いです。
えっと、声についてですが、弓道教本第一巻によると、巻藁射礼においては離れの際に矢声を発することもあるが、それを行うか否かは射手の随意であると、あります。ので、離れの際のかけ声は必ずしも礼を逸しているとは言えないようです。
踊りについて、もうちょっと理論の面から解明してみましょう。そもそもなぜ、矢が狙いでは的についているのに、抜いてしまうのかと考えた場合、離れの瞬間に砲台である弓手がぶれているという説があります(あくまで一説として)。そのブレがまったくなければどのような離れであっても矢は狙いのついたところに飛んでいくと思われます。
つまり、抜いてしまった矢というのは、弓手が予想外の衝撃を受け、ついている狙いからずれてしまうことから生まれたもの考えられます。そこで、いかなる離れの乱れがあってもまったく反応しない弓手を作り出すために生まれたのが「踊り」なのかもしれません。
踊りの種類がいくつかあるようですが、これは各人が離れの乱れをに対応するために理想的な行動をとっているのかも知れません。あくまで推論ですが。
つまり、「踊り」は弓手至上主義が生んだ一つの答えであり、現代弓道における射技とも考えられます。これと思想的に似たものに、武徳会が推奨した、弓手の肩根を詰まらせ、がっちりと固め、馬手の肩根を下げ、離れを極小で出す射技などがあるのではないでしょうか。
ところが、現在の弓道界は大離れ、自然体の射技が正射であり、最高の的中を生み出すものとされています。これにそぐわないものは排除されます。
弓道ではなく、弓術としてその技を極めるのであれば形に答えは無いと思います。それが非難されるものであろうが無かろうが、本人が了解していれば良いのではないでしょうか。もちろん、危険防止は大前提と思いますが。

10:紫弓さん
残念な話を加えると。踊りをする学生さんはほぼ全てが弓手をつっぱった緩み離れです。その方が弓の惰性で当たり易いだけでバランス当たりなのですが、、。似た働きのある引き方があるので完全否定はできませんが踊りをやれば危険が高くなるのは否めません。
それが矢が背面を飛んでしまうことに繋がります。本来有り得ないが踊りがその条件を満たし易くなりますね。
ただ本当に恐いのは高校生の前で踊りをやる教師(大学生だったのは明白ですね)です。残念ながら一部二部関係なく幾つも聞いています。それらの学生や教師等の当事者に先の矢飛びの事実を質問しても今まで答えられた方はいませんでした。やはり禁止に向かうことを願います。

競技規則では危険と判断したら退場か射直しですから未だなくならないのが不思議ですね。危険を認識したいものですね。
長文失礼しました。

11:すずきさん
あの。。。自分は弓道初心者なのですが、踊りって何ですか?????

12:ダービッツさん
黒好きさんがレスしてますよ。

13:三重の弓人さん
皆さんの話は非常に勉強になります。
やはり話を聞いてみると中には、危険性を伴う踊りもあるようですね。
弓道をする上で、まず第一に安全性を考えなくてはいけません。これは審査でも問われる根本の条件でもあります。これを、考えずに弓を引く権利はないと思います。話を聞いてみると踊りの中には、これをあまり考えてないものもあるように思います...
そのような危ない矢飛びのモノがある中、なぜ公の大会で抑制されないんでしょうか?やはり全部が全部危険ではないからなんでしょうか?
長文、乱文、失礼しました。

14:可児さん
安全に関する対策は、弓道人としての最低限守らなければならない規則ですが、禁止条項に入れるかどうか?というところが微妙なんではないでしょうか。
例えば、離れで弓を落とすことについても、状況によっては大変危険です(後方に投げ飛ばしてしまうかも)。切れる可能性のある弦で大会に出て、弦が切れることも危険です(切れた弦が目にあたり失明するかも)。中関をしっかり作らないことも危険です(空打ちによって耳を払い、削ぎ落としてしまうかも)。
現状、踊りはこれらの危険要素のひとつではあっても、それ以上ではないという認識なのでしょうか?こればっかりは、日弓連の偉い方しかわかりませんよね。

15:三重の弓人さん
やはり微妙ですか。
しかし、踊りをやられる方は自覚があってやられているのだから、安全か危険かというギリギリのラインをちゃんと見極めてもらわなくてはなりませんね。ま、こんなこと言われなくてもわかっていることだとは思いますが、中には危ない人もいるそうですし...
結果としては、現状のままで、踊りをやられる方の判断基準にまかせるしかないようですね。

16:すずきさん
ダービッツさん、黒好きさん、ありがとうございます!「踊り」のことがよくわかりました。   私は福島県の高校で弓道をやっているのですが、大会で「踊り」をやっている人は見たことがないので、自分にとっては未知の世界です。。。

17:ダービッツさん
まあ、高校で踊りしてたら顧問に大目玉くらいますよ。

18:イワノフさん
踊りって故意に出すものなのでしょうか?
私の身の回りで踊る人たちは、伸び合いで弓手の押しを強め続けた結果として馬手の伸びとのバランスが崩れてしまった場合にのみ的のほうへ突っ込んだり弓手側が極端に振れたりしています。
とても故意に踊っているようには思えないのですが・・・

19:本みりん ◆wr8qO.02さん
僕は意図的に踊るのには反対です。
しかし、僕自身このスレで紹介されている、いわゆる「回転系」の離れが出てしまったことがあります(45度ぐらいのものでしたが)。押す方向が的ではなく後ろ方向で、押手への意識が強く、勝手が緩み、それらが絡み合って離れのバランスが崩れ、回ってしまったという感じです。モタレ(気味)の人に回転してしまう人が多いように思うのはそう言った理由があるからかと思います(僕の周りの方々を見ての感想です)。
もちろん大学生の大会等を見ると明らかに意図的に踊っているように見える方もいらっしゃいますが(ガッツポーズが見られる等)、全ての人が故意に踊っているのではないということです。
「仕方なく、踊ってしまう。」こういう人もいると高校生等、踊りについて見識の無い方に理解していただきたいと思いレスさせてもらいました。

20:三重の弓人さん
踊りは意図的ではなくても踊ってしまうことがあるんですね。これは、大変勉強になりました。
そして、意図的に踊っていない方、先の失言、誠に申し訳ありませんでした。

21:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
こんばんは、初めまして。
離れで自然に身体が動いてしまう・・と申しましても、根底には‘踊る(踊ろう)’と
云う意識があるからこそ、身体が動くのだろうと思います。
(加えて、どうしても中てなければ・・、此れは外せない・・・と云う意識でしょうか。)

踊るまい(外れても)と云う意図や強い意志があれば、そう云う結果には至らないはずです。

僕も、大学時代には慢性的に経験しておりましたが、決意して卒業後は一切しておりません。
社会人初期段階では、踊れば中るだろうな・・と考える一本も勿論在りましたよ。
(僕は、足踏みまで動かすような踊りは経験しておりません。)

別に、現在禁止されていないのであれば、其のこと自体を否定するつもりはありません。
(必ず?)中てるための一つの方法と考えれば、よく話題に昇る中て射や
中て弓の一形態とも捉えられるのでしょうか。

危険性に付いては、学生さまの高的中から来る、自信・・を通り越した過信や慢心
に起因することなのかもしれませんね。
単に中てることのみではなく、入り口部分の‘危険性の認識’
からの指導がより必要なのかも解りません。

22:四寸伸さん
僕は自然に体が動いてしまう人の一人でした。
会で左右の伸び合いを意識しているまさにその時弦枕から弦が外れてしまうと、力のバランスが保てなくなって踊ってしまいます。
的に中てたいと強く思っていない射込みでも踊りが発動します。
この種の踊りを経験したことの無い人にこの苦しみは分かっていただけないでしょう。
この手の人たちに踊るなというのは、早気の人に会を持てと言うのと同じです。
踊りたくて踊っている人ばかりでない事を分かっていただけたらと思い、書き込ませていただきました。

23:ダービッツさん
それは、踊りというより離れでの上体のブレではないんですか?

24:初心者1年以内さん
まだ一年も経っていない初心者なのですが、ちょっと気になったことがあるので質問させて下さい。
意図的に踊っている人はわかるので、意図的でなくて踊ってしまう人に質問です。
足踏みや胴造りをしっかり行ったとして、それでも踊ってしまうということは、押手を押していく際に重心を的のほうに移動しているということでしょうか?
高校生が踊っているところをみたことがあるのですが、あきらかに胴造りを崩しているという感じでした。
足踏みや胴造りを重視すれば踊ることはないと思うのですが・・・。

25:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
>四寸伸さま
其れは踊りと呼ばないと思います。
其れを踊りと分類してしまうと、踊りを知らない高校生なども
遣ってると云わざるを得なくなりそうです。

踊りとは、あくまで中てる為(目立つ為?!)意図的な離れだと思っています。

要するに、踊りを一律に禁止出来ないのは、大きな弛み離れや暴発的な離れと
外見上の区別がつかない‘躍り離れ’が在るからでしょうね。

26:黒好きさん
上記で紫弓さんの言われた通りなのですが私は押手主義で勝手に緩みと縮みの射癖を持っています これで直心系の弓を使っていれば勝手がどうなろうとバランスで中りますね、緩んだら足らない分踊れば済みますし
私の知っている他にも多くの踊りが存在すると思うので情報が欲しいですね


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