足の震え (投稿9件)[1〜9]


1:弓道部員さん

私は高校で弓道をしているものです。


大会に出ると足が震え、思うように引けないのですが、どうすれば震えは止まるでしょうか?

2:医療系弓引きさん
緊張からそのように足が震えるのでしょうか。
適度な緊張はかえって能力を高めてプラスに働きますが、過剰な緊張はやはりどうしてもマイナスに働いてしまいます。

ひとつは自分に自信を持てるくらい、練習をする。そして、たとえばほかの学校のライバルに「私の射を見てみろ!」くらいの気持ちを持てると緊張感が今度は楽しめるようになれます。

もうひとつ、「気を丹田に納める」と不思議と過剰な緊張は取れます。簡単に言えば深呼吸を何回かしてみる、と言うのも有効です。職業柄(医師なので)、患者さんの血圧を測るのですが、しばしば医師の前では血圧が上がる「白衣高血圧」といわれる方がいますが、深呼吸を何回かさせるだけで血圧がストンと落ちる方がいらっしゃいます。
試してみられてはいかがでしょうか。

3:弓道部員さん

ありがとうございます!

ただ自分では落ち着いてるつもりでも打ち起こしや大三など引き始めると震えだすのも緊張からなのでしょうか?

4:通りすがりの弓人さん
自分では落ち着いているつもりでも、緊張感からそうなってしまうこともあるみたいですよ(自分のことですが)

気持ちを落ち着かせることはもちろんですが、足が震えるの原因の一つとして膝の裏筋の張りが弱いのではありませんか?

それと医療系弓引きさんのおっしゃられた、「気を丹田に納める」ことです。腹式呼吸を意識すると意外とうわずった感がなく、土台がしっかりした状態で引けると思います。

長々とすみません。よかったら試してみてください。

おまけ・・・身近なライバルと競射をして緊張感のある勝負をするのもお勧めです。

5:医療系弓引きさん
「丹田呼吸」についてですが、簡単に書いてみますね。
基本は腹式呼吸です。息を吸うとき、鼻から息を吸い込みますがこのときに胸を動かす呼吸(胸式呼吸。これをやると肩が上がっていきます)ではなく、おなかを膨らませるようにして息を吸います。
息を吐くときはゆっくりと口から吐いて、気をおなかの下の方(丹田)に納めていきます。
これを何回かやるとかなり落ち着きます。

あと、ライバルとの緊張した試合をするのはとても楽しいものです。ここではいえないような罰ゲームなどをかけて試合をしたこともあります(不謹慎)。もちろん勝ちました♪

6:ジャスミンさん
私の経験の中でしかお答えできませんが、震えの原因は力のバランスの悪さだと思います。あなたの周りに、普段でも震える人がいると分かりやすいかと思いますが。

「こう引こう」「こうすれば中る」など、あなたの中に射を行う上でのコツのようなものがあり、その意識が試合のときには強く作用することはないでしょうか。普段なら適度に行えていることが、過度に行われることによってバランスを崩しているということが。

もしそうなら、なるべく“力”も“意識”も抜いて引くことをお勧めします。力はギリギリ弓を押し返す程度、意識は的を眺めている程度です。そしてそういう引き方をいついかなる時も行うことですね。

私がかつて震えていたころは、中っているときは得意頂点でしたが、外れだすと逃げ出したい気持ちでした。そういう感情の起伏が射のコントロール・力のバランスを崩していたようです。「平常心」になるのか分かりませんが、試合でも練習でも常に同じ心境で引けたらと思います。常に全力がりそうなんでしょうね。

7:名無しさん
ひざの裏を張った状態で引けば震えませんよ。

8:弓道部員さん

みなさん様々なお話ありがとうございました!!
もうすぐ大会があるので実践してみます

9:koryufanさん [url]
私は袴が震えている人は集中力の高い人だと思っています。実際の試合でも前立ちの袴の震えに気づき、外界を無視し彼と同じ集中を目指し、好成績を得た事があります。
武者震いが出る時が、ベストなコンディションだと思っています。
次の試合で頑張って下さい。


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