日置流各派 (投稿16件)[1〜16]


1:平気流さん
こんにちわ。 


 最近日置流について興味を持ちはじめました。 今、YouTubeにアップされている法政大学vs京都大学の動画を見ると、体配、射法が若干違うような気がしました。


調べてみると法政大学は日置流印西派浦上系
      京都大学は日置流印西派摂津系
のようで同じ流派でも違うのか! と非常に興味を持ちました!!

そこで

日置流は印西派の他に、雪荷・紀州竹林・尾州竹林・正統竹林・一貫・道雪・(本多流)など色々な派があるようですが、 これらも体配、射法などに違いなどあるのでしょうか? 

知っている方情報よろしくお願いします。


あと、日置流に「小袖返し」という引き方があるようなのですが、それについても知っている方情報お願いします。

2:霞さん
>>日置流は印西派の他に、雪荷・紀州竹林・尾州竹林・正統竹林・一貫・道雪・(本多流)など色々な派があるようですが、 これらも体配、射法などに違いなどあるのでしょうか? 

これを知ってどうするのかというのが疑問。googleで調べてもここで意見を求めても、単なる文字列の情報にしか過ぎないから、
それらをただ読んで、知識として習得したと思うのなら言語道断の暴挙。それとも、そうしたものが伝えられている地域や会の情報を得て、
それを頼りに実際に見学に行くのか?それならば見上げたもの。でも調べれば地域くらいの情報はある。

それとも、この板に来る人の知識の程度を調べる目的?
一貫流を加えたり、本多流にカッコをつけるなど、随分手が込んでいる。

>>あと、日置流に「小袖返し」という引き方があるようなのですが、それについても知っている方情報お願いします。

弓は、弓と矢を操る上で、正しい姿勢と、目当てのものと自分との間の正確な空間把握が重要なのであって、
それらを基本として踏まえた上で手先の技術がある。「準」「矩」に関わる教えが多いのはそのためなのだろう。
そのせいか、そのほかの武道に比べて特徴的な技と用語(「真向唐竹割」みないなもの)が無いのは事実。
ただ近頃は、字面が格好いいとかで紅葉重がどうとか、わかってもいないものに手を出す人が往々にしている。

あなたは小袖返しを尋ねて、どうするつもりなのか。

「周囲に日置流の人が居ない」

そういう返事が返ってきそうだが、周りにいないのなら、尚のことそういう知識は要らない。

3:無影心月さん
稽古は孤独です
自分で工夫してつかみ取るしかないのです

他流のよいところを自分の射に取り入れることは、大変素晴らしいことだと思います
ただ、それならば、その流派の先生についた方がよいのでは?

流派というのは口伝が重要ですから

4:平気流さん
こんにちわ。


 自分はただ興味があるので質問しただけです。 自分でもそれなりに調べました。なので一貫派の存在や本多流が日置流を元ということを知りました。


興味を持ったことに対して、調べることに何か悪いことでもあるのでしょうか? 自分は故意的に調べる機会を奪うことは、いかがなものと思います。 知ってどうする? 満足するに決まってます。それが人間ですから。

この掲示板は質問にも答えてくれないのですか?

無影心月さん
 射技に取り入れることはないかと思います。自分は正面ですから。自分の地域では、日置流の師の方は数少ないです。むしろいるかどうかわかりません。師につくが一番かもしれませんが、自分は学生であまり自由には行動できません。


長文失礼します。
 

5:剣片喰さん [url]
流派について知りたいのであれば図書館でも何でも通って本で調べればいいのでは?因みにこのサイトのスーパーリンクにも流派のサイトが載ってますよ。
ただし知っても取り入れるわけではないのであれば調べる意味があるのかは解りかねますが。

あと、大学弓道は学校によって多かれ少なかれ射形、体配が違うものだと思います。


学生さんだったらまだ解らないかもしれませんが、聞けば必ず答えが返ってくるというほど社会は甘くないですよ。自力で調べられるレベルに関しては特にです。

6:平気流さん
 わかりました。 これでも調べたつもりでしたが、まだ足りないようですね。

体配・射法に関してはどうしても資料が少なくて…   またいろいろな書籍に目をとしてみたいと思います。 機会があったら日置流にも触れてみます。

7:とおりすがりさん
スレ主さんへ

ネットで日置流を調べるには気をつけたほうがいいですよ。マニアックな人たちが多く,下手に聞くと針のむしろになりますよ。

実際,日置流を名乗る人は多くても,日置流の上手な射手は少なくなっている今日この頃ですから・・・。

8:とおりすがり2さん
日置流は大変ですよ。
>日置流印西派浦上系、日置流印西派摂津系

系の下にもまだまだ続きます。
同じ系でも開祖?の射を守るグループもあれば、本多流が生まれたように日置は常に進化すべしと常に改良を重ねるグループなど様々です。
資料が少ないのも、戦災で消失したものもあれば、新しくてまだ文章にまとめきれてないとか、そのグループだけでもっている(伝書ですな)などで門外不出扱いとか。

真剣に取り組んで分派するぐらいですから、師家に入らず真似事してるとたたかれます。
やるなら入門されることをお勧めします。

9:無影心月さん
取り入れないのですか?
それはとんだ勘違いとご無礼を…まことに申し訳ありません

10:聖鳥さん
>平気流さん

…なんだか、妙にあれこれ言われてしまっているようですが…(^^;)

まぁ流派弓道に触れる機会って、学生ならば大学が流派弓道でやっている部活でないとそうそうないでしょうし、こういう場でなら流派弓道経験者の方と直接コミュニケーションがとれると思うので、流派を理解するならGoogleや図書館で独学で調べるより、よっぽど正しく理解できるとは思いますよ。
さて、私は竹林系の流派で引いています。…と言っても、私も学生ですので、本当に流派を名乗って良いのかは疑問ですが…まぁ、うちは流派で引いている方々からも比較的受け入れられていますし、師範や師範代からも「流派の弓道」として教わっているので、一応流派を名乗って良いのかな?と思っています。もっとも、さすがに「私は流派で引いています!」と自信持っては言えませんが…。

さて、前置きが長すぎましたが、日置流には伊賀の日置と大和の日置があるそうです。大和の日置の始祖が日置政次、伊賀の日置の始祖が日置範次…だったでしょうか。始祖が違うからかどうかはわかりませんが、大和の日置の系統である印西派の射法に対して、伊賀の日置の系統である竹林(尾州竹林)の射法は大きく違います。一度印西派の方にお話を伺ったことがあるんですが、ホント、根本的に教えが違うんです。。。印西派が実戦の射であるのに対して、尾州竹林は堂射の射、ということらしいです。

射法も大きく違います。

http://jp.youtube.com/watch?v=qrc1ma-sm7s

↑こちらが、印西派の稲垣源四郎先生の映像です。

http://jp.youtube.com/watch?v=iNZUUZLp0VM&feature=related

↑こちらが、尾州竹林流の魚住文衛先生の映像です。

見れば一目瞭然で、尾州竹林流の射法は、大まかに言えば弓構えの位置から僅かに左に弓を送ったのち、一気に引分けながら打起す、という独特なものです。

>霞さん

流派弓道に興味を持つことに、「暴挙」と仰るまでの問題があるのでしょうか?

流派弓道に興味を持つと言うことは、突き詰めていけば弓の歴史に興味を持つことであり、ただ弓連で定められた(一般的にヨシとされている)射法を天下り的に受け入れるよりは、遥かに素晴らしいことだと思うのですが、その点についての問題はありますか?

>それとも、この板に来る人の知識の程度を調べる目的?

それはいくら何でも、うがった目で見すぎではないかと…。

11:平気流さん
返信ありがとうございます。

無影心月さんへ
 正面と斜面では、手の内から伸びあいまでいろいろ異なるので、自分の中ではまったくの別物ととらえています。 下手に取り入れると射を見失う可能性があるので 純粋に興味を持っただけです。 言葉足らずですいません。


とおりすがりさん、聖鳥さん へ

返信ありがとうございます。 そもそも流派弓道というのは、現在も継承されているのでしょうか? 大学弓道でいう「〜流」も自分は少し疑問です。 そう考えると、日置流射手、門下生というのは弓道界において極少数になるのでしょうか?

12:だめ学生(もう社会人) ◆zPJ1SiMQさん
流派の話になると色々と厳しいことを言う方がいますが、興味を持つのは良いと思いますよ。そもそも流派に興味のある人なんてそんなにいないのですから、興味を持った人を潰してたら流派のためにもなりませんよ。
ま、とはいえ、外野であることないこと語られるのが不快なのは分からなくもないので、以下観察して気付いた点のみにして感想は控えます。

私は日置流各派では摂津系、浦上系、尾州竹林派を拝見したことがあります。
本多流は、私は門人ではありませんが縁あって良く拝見しています。
さて摂津系ですが浦上系とはかなり異なりました。間近で見て気付いた点としては、
・定めの座までは弓矢とも右手で持つ
・甲矢乙矢とも割膝
・取矢はせず乙矢は右45度方向に置く
・的割はしない
・立ち上がるとき勝手は筈の部分を持つ
等です。
尾州竹林の体配は
・入場すると本座に進む
・そこで左右に弓矢を平行に置き礼をする
など他流派と大きく異なっていました。書籍で左進左退であると読んだのですが、拝見した際は確認し忘れました。
本多流は
・定めの座で弓矢を置く
・射位に入る際に射場の縁まで進み伸びをする
・取り矢はせず乙矢は下に落とす
等の点が特徴でしょうか。

細かい特徴は色々ありますが、目に付いた点としては以上です。

>そもそも流派弓道というのは、現在も継承されているのでしょうか? 

私の知る限りではそれなりには伝承されていますよ。ただ継承者ですら正面で引いているような例もあるようですが。

>大学弓道でいう「〜流」も自分は少し疑問です。
大昔の指導者の流派を名乗ったり、技術的な面のみで名乗っている例もありますが、ちゃんと流派に所属するなりして引いているところも多いですよ。

13:平気流さん
奥が深いですね。 日置流に限らず、流派弓道の一を知ることは、百のうちの一を知ったに過ぎないということですね。


いつかは触れてみたいと思いますし、直接お話をお聞きしたいと思います。返答いただいたかた、ありがとうございました。

最後に質問なんですが、大学や保存団体などで斜面打ち起こし・日置流・本多流… を学んでこられた方は、就職や転勤で別の地域に移っても、そのままその流派・射形を続けておられるのでしょうか? 

14:加門さん
「小袖返し」は、和服で肌脱ぎをせず射る射法、また「大袖返し」というものもあります。

流派の門人でも、転勤や就職で地域が変わった場合、なかなか継続するのが困難であるのが現状です。流派組織は、地域を基盤とした集団である故でしょう。(他流の現状はわかりませんが。)

15:平気流さん
 自分も写真で一枚だけ、拝見したことがあって、肌脱ぎ無しで引いておられて驚きました。


そうですか〜 指導者というのはやはり少ないんですね…    ありがとうございます。


自分と同じように流派弓道に関心がある方へ参考になれば…

過去にあった流派弓道に関してのスレッドをいくつか載せておきます。

 http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906oth/2008012622211513.html

http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906oth/2006051920573944.html

http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906oth/2006082304062693.html

16:1さん
削除されました。


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