無念夢想の離れを語ろう2 (投稿4件)[1〜4]


1:サクモトさん
とある高名な師範の方に指導していただいた時の話です。
師範「離す時何考えてる?」
私「特に何も考えていません」
師範「ダメだよ、しっかり的を見て離れを意識しなきゃ」

目から鱗が落ちる思いでした。
私はそれ以来無念夢想の離れは目指すべきではないと考えています。

2:ハヤシさん
その時点でのサクモトさんはそうだったんじゃないですか?

あなたへの指導を誰にでも当てはまるかどうか疑問です。

3:壇熊五郎さん
まずは、「無念夢想の離れ」とは、どういうものか、ということを明らかにして頂かなければ、噛み合わない議論になってしまうように思います。
私の「無念夢想の離れ」とは、当然の機に遅速なく当然の発が生する状態を言っているのではないかと思います。
私が思うに、作為的に発を作って、的中を追い求める実践的な弓と、一方、内面を重視し、精神的向上を求める弓の二つの流れがあるように思います。
サクモトさんが、前者の弓を極めようとしておられるのでしたら、サクモトさんのご意見も納得できます。
もし、後者の弓を極めんとされているのでしたら、自ら向上を放棄されているように思います。

4:おおいえさん
自分は、あまり離れの事は考えていないですね。

はじめた頃は、思いっきり離していまいしたが、離してるのか、離れているのかよく分からなくなっていますね。

自分は、離れの瞬間の弓の圧力、弦の圧力をイメージしながら、伸び続けているという感じですね。

それが一致した時に離れます。

無念無想とまではいかないですけど、自分ではっきりとした意識で離してるのとは違う感じがしますね。


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