引退の気持ちの切り替え (投稿5件)[1〜5]


1:若者さん
最後の試合で、全然満足できない結果で引退が決まりました…

後悔ばかりが残っていて。
気持ちが切り替わりません。

2:kurichaさん
それが「自分の実力だった」と見極めなくてはいけない時なんですよ。
ただ、これでもう「弓道はお終い」という訳ではないでしょ?

あなたの感情を完全に無視して時間は流れていきます。
「弓道のせいで時間を無駄に過ごしてしまった」なんて言い訳をしないためにも今できる事を精一杯がんばってください。

厳しいようですが、あなたに残された選択肢はそれだけしかありません。

3:百夜 ◆WR1hQljoさん
満足がいこうがいかまいが、どんな結果であれ、それが自分の実力です。

高校か大学かわかりませんが、学生の短い期間で望むままに成果を出せるまでに到達出来る人なんてほんの一握りしかいないと思います。どんなに恵まれた環境で誰よりも努力をしたとしても、最高の結果が保証されるわけではありません。それは弓道に限ったことではないなのは言うまでもありませんね。それが分かっていても皆血の滲むような努力をするのです。むしろ、どんなに努力してもし過ぎることなんてないからこそ皆自分を磨くのです。
失敗しても後戻りもやり直しもききません。だからこそ努力のしがいがあるのです。何度もやり直せるならば、誰も必死にはならないでしょう。

私は最後の一年間の稽古全てを「引退試合の留め矢でそのときに自分にできる最高の一射をして、結果中る」ために費やしました。稽古と言えどもどの一射も最後の一本のつもりで引きました。結果はどうだったかと言うと、引退試合では全立ち引かせていただきましたが、いつ途中交代されてもおかしくないような数字でしかも最後の立ち三本詰めておきながら、心に決めたその最後の一射を抜いてしまいました。後輩の見ている前でなんとも恥ずかしい結果に終わってしまいました。試合後の礼拝ではボロボロと涙を流してしまいましたが、後悔のような気持ちは残りませんでした。
最後まで怯まず憶せず自分と戦い抜いた。そして出たその結果が自分の実力であり、それ以上でもそれ以下でもないと自然と悟ることができたのしょう。三本詰めて肝心の留め矢を抜くなんて、なんか自分らしいとすら思えました。

後悔は大いになされば良いと思います。後悔の気持ちを乗り越える事で新たに得られるものもあるでしょう。ですが、入部から引退までの時間で何かしら得られたものがあるでしょうし、言葉通り「後悔しか残っていない」ということは決してないと思うので、弓道を通して得られたものを大切にして欲しいです。

後悔というのは自然な気持ちですので気持ちをあえて切り替える必要性は感じませんが、強いて言うならば、それを言い訳にして今自分がしなければならない事を放り出してはいけませんよ。

4:若者さん
どうもありがとうございました。
大変失礼ながら、何か書き込むことで気持ちが和らぐような気がして、雑に立ててしまったスレッドにこんなに親切に返答していただき…。
死ぬ程残念で悔しかったですが、この二年間で確かに多くのことを学びました。そして多くの仲間ができました。私はそれらまで否定してしまうところだったんですね。
正直まだ気持ちは落ち着いていませんが、これからゆっくりと新しい生活に慣れれるように努めてみます。


最後に…二年間私のつまらない質問に答えてくださったデビ様をはじめとする皆様、本当にありがとうございました。時には手厳しい意見をされましたが、全てが意味のあることで成長の糧となりました。また弓を引ける日を楽しみにして受験に目を向けていきます。

5:吉子さん


私は高校三年で、5月に行われた地区大会で引退になりました。
百夜さんと同じく、その時の最後の立ちで、私も三本詰めておいて留め矢落としました(^^;
でも不思議と悔しくありませんでした。
そして私もまた、自分らしいと思えました。

全く同じ気持ちを抱いた方がいたことにとても驚いています。

あまりにも同じ心境で、嬉しくなってしまい、ついつい返答してしまいました(^^;

横入り失礼しました。
そしておつかれさまでした!


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