主将病 (投稿13件)[1〜13]


1:雪さん
私はある大学で幹部交替をし主将となって5ヵ月ぐらいになります。前は的中も部活ないで上位だったのですが一時期は的にも届かないぐらいまったく中らなくなってしまいました。部員を引っ張っていかなければダメなのに気ばかり焦っている気がします。もう無理かなとか変な行動をとったりしてしまいます…。主将になられての体験や主将としての考えなどよかったら聞かせてください。

2:弦音さん
私は今某高校で主将やってます。
最初は周りからのプレッシャーで潰れそうになりました。退部も本気で考えました。だけどある日友人が『主将っていうのはただの“肩書き”に過ぎないもので、あとは他の部員と何一つ変わらない“弓道部員”だ』と言ってくれました。

私は部員によく『主将って呼ぶなぁ!!』と言って怒ってます。理由は勿論、自分も皆と対等の位置にいるというコトをアピールするためです(笑)

主将っていうのは、ただでさえ変な責任を押しつけられるものです。だから、普段からそんなに気張らないで、どっしり構えていれば良いと思いますよ。
乱文失礼しました。

3:ハゲさん
僕も主将やってます。僕が主将は自分でいいのか悩んでるときに顧問の先生に言われたのは、「私は的中があるからあなたを部長にしたわけではない。私があなたを部長にするのが反対ならば、推薦された時点で私はあなたを部長にするというのを許可していない。だからといって中てろと言っているわけではない。中らなくても、文句も言わずにただ真面目に練習していればいい。」です。主将という立場を少し考えすぎなのでは?周りの目が気になるのはよく分かりますが、主将の立場はあくまで皆を引っ張っていくということですので、考えすぎないようにお互い頑張っていきましょう。

4:大五朗さん
昔の話で恐縮ですが、弓道以外の部活をやってました。一応全国レベルでした。練習時間も1日5時間休祭日日曜8時間練習か遠征試合、正月やお盆もなかったです。主ではなく副でしたが、いつも大切にしていたことは、主役じゃなく裏方に徹したことでした。部活は人の集団です。自分だけいいかっこしようなんて、つま弾きされます。人のいいところを褒めてあげたり助けてあげると必ずといっていい程バックアップしてくれます。勝海舟さんのように"負けて勝つ"ことも人を思いやることも大切だと考えます。(社会人になるとそこの苦労された方とされてない方は全然違って見えたりします。)
何かが射に影響されているのであれば、精神面や心なのかもしれませんね。平常心でいるのは、なかなかむずかしいことですが頑張ってみて下さい。あなたなら、できると思います。
ひとつ大人になって言えることは地位や財産や名誉だけでは幸福ではないと思います。人をいつくしむ事や思いやり喜び悩み苦しむことのほうが大事だったりします。一人生の足跡として前向きに考えられるよう願っています。(いろいろ苦言を呈し大変失礼しました。)

PS.ちなみに悩んだときあいだみつをさんの詩を読んだら自分の小ささ愚かさがわかってモヤモヤしていた事も吹っ切れたような気がしました。

5:サイコロさん
確かに、部を引っ張っていくのは大変だろうけど、しっかりしなくちゃっていう気持ちがあれば実力は後からついてくると思いますよ。
実力が付けば自然と部員も信頼するんじゃないでしょうか。

6:Y.K.さん
「自分は主将なんだから自分ががんばってチームを引っ張らなきゃいけない」と思い込みすぎてはいないでしょうか?

確かに、中心になってリーダーシップをとるのが主将の役目ですが、部活をつくるのは主将一人ではありません。部活は部員みんなでつくるものです。
何かあったらいつでも部員に相談してもよいのですし、自分の負担を減らすために他の同輩に頼って助けを求めてもよいのです。
まず部活運営に関しては自分ひとりで気負わずに他の人にも協力を仰ぐべきです(部員が自立していなければできないことですが)。他人まかせな空気をつくると主将のストレスがさらに増えてしまいます。

そうすれば精神的にも少しは落ち着きがもてるし安心感も出るので練習もはかどるのではないでしょうか。
ところで、中らない時はちゃんと仲間の部員に射を見てもらっていますか?一人で何でもやろうなんて思ってはいけません。

7:弓遊び2号さん
私も若かりし頃、都学T部の責任者をしていました。
以前もどこかで書きましたが、私は幹部交代の時に、自分のやるべきことを決めました。「誰よりも道場に長くいること」「全員をわけへだてなくみていること」「だれよりも稽古すること」等などです。
もちろん、的中もそれなりに出さなくてはいけませんでした。出る、出ないではなく、「出さなければならない」のが主将、責任者の大事な仕事のひとつです。そのためには、なりふりはかまいませんでした。踊ろうが、走ろうが、的に矢を飛ばす。その気持ちで立ちに入っていました。結果は、その気持ちが残心まで続けられたかどうかで決まりましたので、良かったり悪かったりです。
結果はあとからついてくるもので、何か真剣にやろう、としている姿は、周りの人にはわかります。その姿に、後輩たちはついてくるのではないでしょうか。

けして中てに走っていたわけではありません。普段の稽古で出来る限りの稽古をして、その上でのもうひとつの上乗せとして、どうなっても中てるという強い気持ちをもとうとしていたわけです。

そんな気持ちで稽古していますか?
強い大学の人たちは、今でもやはり似たような気持ちで稽古していると思います。
人間の心は弱いものです。その弱い心を矯正するのも、自分自身しかいません。
がんばれとは言いません。自分が今、やらねばならないことを、一所懸命やるだけです。それが、上に立つものが下に見せねばならない姿だと思います。

それと、老婆心ながらもうひとつ。
的中がそこまでさがるには、何か原因があるはずです。道具は壊れていませんか?

8:雪さん
皆さんありがとうございます。心に響きました。いま仕事は分担していますが練習や運営は確かに自分一人でやらなきゃという気持ちが強いかもしれません。三年生は人数が多かったのですが引退されて二年生がおらず一年で主将を二年間やらせて頂くことになったのですが、一年は私は中学からやってましたが私以外全員初心者で仲の良かった経験者のライバルで一緒にがんばってきた奴を含め次々と五人も部活をやめていきました。それからというもの部員は信頼できず団体に入っても前とは違いやる気もおきず行事も沢山ありイライラするばかりでした。今は先輩達に支えてもらいながらなんとかやっています。みんなまだ弓道をするだけで精一杯なんだと後輩ができれば変わると思ってやっていますがなぜか前は好きだったけど最近どんどん信頼できないし近くにいるのがつかれてきています。楽に気持ちを持とうとかみんなに相談しようと思ってもうまくいかず空回りしていました。前は余裕があってイライラするような性格ではなかったのにと、他の人がなれば誰もやめなかったりもっとよかったんじゃないかと何回も考えてしまいます。すごく大会が好きだったのですがこの前の試合では緊張も何も感じませんでした。変な文章で愚痴ばかり書いてしまいすいません。みんないい奴ばかりなんですけどね。

9:雪さん
弓遊び2号サンなぜかかなり心に響きました!そうですよね。的中はださなければいけないもの、やれるだけの事をやる。いろいろあるうちに私には決意がどこかにいっていたのかもしれません。練習では誰にも負けたくないので誰よりも練習していましたが私にはなにかが足りない気がします。

10:鮭紅さん
雪さんなりに答えが出たところでのこのこと現れて申し訳ないのですが。
雪さんは「練習では誰にも負けたくないので誰よりも練習していましたが・・・」と仰っていますが、主将と同じ立ちで落ちを任せられている自分としてはその姿勢はとても頼りになりますよ。
やっぱり強くありたいと向上心を持っている人間がリーダーに立てば自ずと士気も上がりますし、その姿勢はいいことだと思います。
ただ、中りが落ち込んだり射形が思うように定まらない時に周りに当たったりするとちょっと頼りなく思ってしまうときもあります。
まぁ、弱音とかならば同じ部の仲間として聴いて励ましあうことはできると思いますが。
ですから、調子がいいときも悪い時もどっしりと構えて受け入れることができるようになれればいいのではないかと思います。
高校で弓を引いているだけの身分ながら長文失礼しました。ではでは。

11:雪さん
ありがとうございます。そうですよね。やはりあたるような言動はしたりすると頼りないですよね。いつでもどっしりと、難しいですね。前はチームも強かったのですが人数がいきなり減り、私以外は大会にでるのも初めての人と団体をくみ考えがというか経験があわなかったり。練習をみなければいけないとつい余裕がなくなってしまってます。答えはでるんですかね?何度もやめたいと思いましたが弓道好きですし先輩方も好きですしやめれない自分もいます。もっと強くなりたいです。なれるんですかね(*_*)

12:弓遊び2号さん
なれるんですかねではなく、なると決めるのです。そうすると、道が見えてきます。なるためにはまず何をするか、考えましょう。そして、やってみましょう。何か結果が出ます。その結果を見て、また何をするか考えて…の繰り返しです。
決断しなければ道は定まりません。まずは、目的地を設定してみては?かなり気持ちは楽になると思いますが。

13:雪さん
わかりました。強くなります。練習してみんなを引っ張り二年間何があってもやりとおします。そして頂点に立ちます。意見を聞かせて頂いた皆さんありがとうございました!!


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