現代の矢師の方々 (投稿58件)[1〜58]


1:junku10さん
現在購入できる竹矢の銘として
繁竹、寿平、正宗、正康、三郎、宗次、宗高、伸弥、重幸、松田郎、宗吉などその他まだまだ居るかと思います。

私自身いろいろな箆を見たり実際に注文しました。が、今のところ大満足といった箆には巡り合えてません。。。


現代において最高の品質の箆を提供してくれるのはどの矢師だとおもいますか?
参考にしたいです。よろしくお願いします。

2:無名さん
私の好みとする矢師の名前も挙がっており不快感を抱く文章ですが,何をもって最高の品質の箆とお考えでしょうか。

どこまでお金を払えるかと,自分の好みに合うように細かく注文するだけの知識があるかという注文する側の問題と考えます。竹の箆として物理的にあり得ない丈夫さや軽さを求めるのも問題外でしょう。

3:junku10さん
>無名さん
矢師の銘を羅列したのは参考であって私の注文を請け負った方とは限りません。

私の理想とは
・箆張りの均一性
・重心の考え方
・火の入れ具合
・削りの具合
・矧ぎの正確さ

です。
金額は特に気にしていません。良い物にはそれなりに払っても構いませんし、「え、これでこんなにするの?」と思うほうが多いのが現状です。

4:   さん
○○さんの箆がいい。××さんの箆は最悪などというような討論を、ココで名前を出してするのですか?最悪ですね。

5:junku10さん
私は良い箆を提供してくれる方を探しています。
そのように書き込んでるつもりですが、どこの文章が悪い矢師を挙げてくださいと読み取れましたか?

お勧めの矢師の名前を出すのは問題無いかと思います。

6:遥頂さん
@実名を挙げる
A実際に自分が注文した(全部かどうかに関わらず)
B大満足ではない。より良い品を…(要するに不満である)

と、それだけ順序だてて書いてしまえば、
読み取る側は、特に挙げられた名前の方の品を好んでいる方からすれば、
限りなく不快感を抱く文章である事は間違いないでしょうね。

実際私は、junku10様の発言に、
上記実名を挙げられた方の矢は余り良くない、と言っている意を感じ取りました。
実際にjunku10様がどう感じているかに関わらず、です。

7:なんかなくなるぞさん
そんなに極上の箆がすきなら自分で作ればいいじゃないですか。

8:無名さん
私が不快感を感じたのも 6:遥頂さん と同じ点です。4:   さん も同様でしょう。
このスレッドの冒頭で矢師の名前を挙げた部分は結局,悪いとは言わないまでも遠回しに作品の出来が不十分である,良くない,と言うのと同じだろうと考えます。
道具として精度の高い矢が欲しければ竹の箆ではなくカーボン製のシャフトで矧ぎのうまいと感じる矢師の店で買えば良いでしょう。十分な知識があるようですが、矢を注文する前に矢師と十分に話し合いをしたのでしょうか。また注文する前にできあがりの矢が無いとしても箆だけなら見ることもできたでしょう。その話し合いをせずに出来上がってから不満を述べるのは道理に外れていると感じます。その話し合いをした上で出来上がりに不満があるならそれを矢師にきちんと伝えて修正してもらえば良い話です。

9:紫弓さん
 ただ良い矢を欲しいだけだろうと思うのですが、、。銘をどうこう言い始めるのはそれぞれの矢師さんの手法があるからあまり比較して欲しくはないかと思います。(ただ、銘だけでそれだけ情報が集めると言う事は、鳩系の矢師さんが人気があった事を受けての質問だと私は思いました。)
 消去法的に選ぶ手もあるでしょうがそこまで考えあるのならば職人さんを育てるつもりで頼んではいかがでしょう。
 このスレを伸ばすならば銘はさておき好みの形を募って見たらどうでしょう?

10:北の旅人さん
私はjunku10さん記載した銘の矢をかなり作っておりますが、全てで満足する事は難しいのではないでしょうか。
箆を作るのは上手いが、矧ぎが下手とか。
色々、矢師に注文する事も必要ではないでしょうか。
技術のある矢師はそれにある程度は答えてくれると思います。
答えてくれない矢師もいますが・・・

11:長谷川さんユーザーさん
私は無名さん、遥頂さんとは逆意見でそんな風には感じませんでしたよ。
無名さんの発言で「カーボンシャフト」が挙がりましたがそれは本末転倒じゃないでしょうか。

要は文章の捕らえ方なんて人それぞれですし、junku10さんの3の書き込みで質問の意図を書き込んでいますよね。これで2の無名さんの誤解を解いているわけです。
それをここでネチネチ突っ込むのは意味が無いか思います。



さて、本題ですが、私のお気に入りの竹矢は『三郎』の竹矢です。
私自身もjunku10さんのように色々な方の矢を注文しました。その行き着いた結果が長谷川さんです。
私は地方に住んでいて直接のやり取りが電話が主ですが非常に丁寧な対応もお気に入りの一つです。
また、箆の値段が他店に比べ非常にリーズナブルだと思います。最初の誂えで「え、こんなに安いの?」と思ったのが事実ですから。
箆張りやその他で挙げている点もjunku10さんの理想にかなり近いかと思います。


>紫弓さん
のコメントで
ただ良い矢を欲しいだけだろうと思うのですが、、。

これに非常に同感です。

12:遥頂さん
長谷川さんユーザー様
私の書き込みは3での書き込みを読んだ上での事です。
項目を明らかにしようとも、良い矢を捜し求めているのが真意であろうとも、
先に実名を挙げて、「より良い矢を」と言ってしまえば、
比較された側(先に実名を挙げられた側)は「より劣った矢だ」と言われてるのと一緒なのですよ。

>>「え、これでこんなにするの?」と思うほうが多いのが現状です。
もうこの時点でよりはっきり不満が見えてますよね。

工業製品(カーボン矢やグラス弓)と違い、職人の仕事による弓具です。
それぞれの門にある、破る事の出来ないやり方で、
それが最善であると確信して、その最善を越えようと努力をして作られている品です。

例えば、最初に挙がった名前として繁竹を例に言えば、
繁竹の矢は繁竹の作られ方をして繁竹の特長を以って繁竹であって、
繁竹の矢は繁竹の矢いう存在として最高の品であって、
他の銘の矢とは比べるべき土俵にある品ではないのです。
これはどの職人のどの品にも言えることです。矢に限らず、弓具に限らず。

それをあっちが優れている(=こっちが劣っている)などといって
比較する事自体が、無意味な事だと言いたいわけです。

13:遥頂さん
追伸
「私は○○が気に入っている」といった
個人の感想を述べることは私は大切だと思います。
喋り手、聞き手ともに「これはあくまで個人の感想なのだ」と理解する事が重要ですが。

14:junku10さん
>紫弓さん
まさか鳩の名前が挙がるとは思ってもいませんでした。いろいろお詳しそうですね。

そうです、私はただ単に良い矢が欲しいのです。

>北の旅人さん
>全てで満足する事は難しいのではないでしょうか。
やはりそうですかね・・・

>長谷川さんユーザーさん
お気に入りを教えていただきありがとうございます。いろいろ気になっていた矢師の一人です。視野に入れたいと思います。

>無名さん
>遥頂さん
参考までにあなた方のお使いの竹矢はどちらの銘でしょう?

15:枕流さん
無銘の矢=安物

ですが一概に

無銘の矢=粗悪品

と決めつけるのもどうかと思います。

私の行きつけの弓具店(矢師)の安物箆は4本の内1本だけ、やたら良いとか、そういう不揃いのものです。中に4本の内の2本良い箆があったりしてそれで一手作り2本は捨てます。モトが安いので惜しくも何ともありません。
こういうのも意外に楽しみながら矢を作る方法だと思いますよ。

16:   さん
先代の松田郎銘の箆が好きです。
今、長谷川さんがすごく気になってます。どうですか?

17:無名さん
私の考えも遥頂さんと似ているように思います。
職人が銘を入れるということはその作品の出来と長期の使用に責任を持つということなので,基本的にどんな銘の弓でも矢でも良い物であるというのが私の考え方です。
後はその値段について納得するかどうかで購入を決めれば良いだけです。個人の好みはあるでしょうが,職人どうしの優劣の比較や値切るような行為は失礼であろうと考えます。

junku10さんは私を含めて複数の方から反感を買った書き込みについては反省はしていないようですね。
単純にお勧めの矢師を聞くだけなら良いスレッドになったでしょうに。残念ですね。

18:枕流さん
そういえば皆さん箆を作ったことあります?
結構ストレス解消にいいかも!!!

19:素人 ◆ulhccrlkさん
職人とは、そこまで擁護(というのも不適切かもしれませんが)しなければ名がたたないものなのでしょうか・・・

確かに、両立しえぬ特徴等から絶対的な一番、というのも難しいでしょうが、トップクラス的な物とそうで無いものくらいの区分は出来るのではないでしょうか。

弓は勘十郎や雁金を上等とし、阿波研造を弓聖と称えるのに、矢に関してはオンリーワンなのですか?


現代の矢師は皆、互いに切磋琢磨などせず、最近流行りのオンリーワン志向で満足してしまっているのでしょうか。

20:素人 ◆ulhccrlkさん
>枕流さん
一からではありませんが、数矢を基に火入れや、矯め直しをしてみたことがあります。

結局、加熱によって矯めが戻ってクネクネになり、矯木に力を入れすぎて折ってしまいました。

こんな難易度の高い作業を天然の竹からやってのける矢師の方々の技量に感服したものです。

21:遥頂さん
>素人様

私は擁護すべきとは言ってませんし、
擁護したつもりも有りません。

職人の作る品の評価は、使い手がその内ですべきだと言っているのです。
その中で、「私はこの職人の品を使いたい」という人が少なくなり、
その結果としてその職人の技が残念ながら廃れてしまうのは、
私は別に特に避けるべき事とは思って居ません。

私が言いたいのは、単純に性能のみで優劣を付けるべきでない職人の品に、
こうやってみなで「良い」「悪い」と言いあうのが問題である点です。

弓、先生方の例えに関しては、
弓師の方の実名を挙げて、「この弓師の弓のここが悪い」と非難をするスレッドが無い事、
先生方の実名を挙げて、「この先生の射はここがいけない」と非難するスレッドが無い事。
これが私の回答です。
ましてや、
「この出来の弓でこんな値段は釣り合わない」だとか
「この腕前で弓を教えているなんて…」なんて
そんな事を言うようなスレッドは私は見た事はありません。

22:紫弓さん
>>遥頂さん
>>「この出来の弓でこんな値段は釣り合わない」
 そういう発言があったスレでどうにか制止して進めてたにもかかわらず、遥頂さんは私に「個人的解釈をさも絶対的正論であるかの如く他人に講釈する」とまで言いました。正直そこまで言われたら好みすら言えなくなります。ただ、今回はまだ好みの理由を議論してないので、裏の解釈を取らなくてもいいと思いますよ。
 言いたい事は分りますけど、既に鳩系を知っていた時点で単に性能の優劣じゃなくなってきていると思います。

>>junku10さん
 私が鳩系で知っていることと言えば、抱えられていた事くらいですよ。そういえば末代は硬いので有名でしたよね。そこが使ってる箆を他の矢師が作れば特上になるとかもとありました。実際の作りに対して情報があればのどが手が出るほど欲しいですね。

23:junku10さん
みなさまコメントありがとうございます。

>枕流さん
そうですね、無銘だからって色眼鏡で見るのはよくないですね。たしかに「これ誰の作だろう?」と思うこともしばしばあります。ただ、購入ルートがはっきり分かるという点で矢師の銘を教えていただけたらと思ってました。無銘の箆はいろんな所から仕入れていたりするので。


>無名さん
>職人が銘を入れるということはその作品の出来と長期の使用に責任を持つということなので
そう考えていない職人もいます。

>基本的にどんな銘の弓でも矢でも良い物であるというのが私の考え方です。
それを頭に入れて固定観念を持ってしまうと本質が見抜けないのではというのが私の考えです。

24:junku10さん
>紫弓さん
鳩の矢は実際に見たことは無いので何ともいえませんが、あの系統を辿れば石津さんになるのでしょうか?たしか石津さんは10歳だか11歳の頃から弟子でしたよね?

昔の矢師の情報は極めて少ないですね。

25:遥頂さん
>紫弓様
私のその発言は、それに関する技術的な討論をする事を非難はしたつもりはありません。
私のその非難は、紫弓様の独善的な議論の進め方についての非難です。
読み違えられないようお願いいたします。

26:紫弓さん
>>独善的な議論の進め方
 あのスレでは聞かれた事を答えていましたが結局、私の問いかけを問いかけで返したり他の情報でごまかしたりと建設的とはいえませんでした。好みを考えるのと理論を考えるのは別なのに、後者で話し合いをしないでその無理に結論をだそうとするからそうなるんですよ。私からすれば、正規の反論が無かった事の方が独善的と思ってましたよ。
 本音はあれだけ書き込んでいて2、3の質問でそこまで言われたのが一番ショックでしたよ。理解出切る出来ないは仕方ないにしても言葉を選んで欲しかったです。もう少し茶々入れせずに、答え役に回ってみてはいかがですか?こういう事を言うのは何ですが、遥頂さんがスレ潰しをしている節が多く見えますよ。一度お考えになってください。

>>junku10さん
すんません余分な事を書いて。
 ちょっとお気づきかもしれませんが、鳩系と書いたのは石津さんがお弟子だったとのことからです。なので、年齢までは分らなかったりします。私も鳩の矢は見ているかもしれませんが、はっきり見てませんね。やっぱり、他の矢師と何らかの作りが違うのかと思ったりします。

 銘についてですが、銘ありの4つ矢一組を一本だけ箆換え修理出した際に、無銘となり返ってきた事があります。それは矢師の責任として銘ありに出来ないとの事でした。私が付き合いさせてもらっている矢師さんはそういう所だったりしますね。

 無銘の場合どうしても火色がばらける事の方が多いのですが箆自体の作りになる事の方が多いです。それを見越して暫らく使って砂摺りにしたことがあります。飛ばして矯めてを繰り返して羽を剥ぎ換えるってを考えていたりします。

27:遥頂さん
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906itm/
このスレッドを読み返して独善的でない進行だったと言い切れるのは、
それはそれで素晴らしい感覚の持ち主だと、ただただ感服するばかりです。
常連様方からの数多くの嫌味を嫌味と感じられないというのは強いですね。

スレ潰しに関しては反論しません。
junko10様が途中で仰られた、「お勧めの矢師の名前を出す」スレッドや、
紫弓様が仰られた、「銘はさておき好みの形を募って見る」スレッド、
無名様の仰るような「単純にお勧めの矢師を聞く」スレッドであれば、
私はここには書き込んでなかったでしょうね。有意義なスレッドを潰そうなんて思いません。

この冒頭の議論の切り出し方を見て、必要性があると確信して参加した訳ですから。
このスレッドのみに関してスレ潰しと言われる事に関しては、
私は不本意では有りますが、まあ、反論はいたしません。

28:遥頂さん
http://ecoecoman.com/kyudo/bbs200906itm/2007100921595482.html
誘導が間違っていました。申し訳有りませんでした。
ということで訂正いたします。

29:枕流さん
>素人 ◆ulhccrlkさん

お暇ですねえ〜私と一緒で(笑)一度お会いしてどっぷりお話ししたいくらいです。
私も壊しまくりましたよ。あと一歩で仕上がり、というところで折れてまうんです、これが・・・。何とか一手仕上がって拭き漆まですませました。自分で言うのも何ですがそこそこのものができちゃって嬉しかったですねえ〜

>junku10さん

>無銘の箆はいろんな所から仕入れていたりするので。

在銘品もそうですよ。矢師と箆師は別と考えるのが一般的なようです。両方やるところもありますが、一般的に良い箆を作る方は矧ぎがもう一つで矧ぎが上手な方は箆作りが苦手と聞いています。

30:junku10さん
>紫弓さん
調べて見ると10歳ではなく12歳の頃より○代目の鳩に門入りしたそうです。ちなみに息子さんは14歳の頃より仕事を始めたみたいです。うーん、12歳とか14歳と聞くと驚きますが、その頃のほうが感性も豊かですし、物覚えもいいのかもしれませんね。


>枕流さん
今のコトバで箆師というのが出てくること自体少ないですね。村師と一緒で数年後にはなくなっているかもしれませんね。

31:枕流さん
>junku10さん

さっそくありがとうございますす。
そうなんですか知りませんでした。
私の存じております箆師さんたちも廃業の運命なんでしょうかね。心配になってきました。

32:紫弓さん
 石津さんの話はホント飽きませんね。そういえば分業は知っていましたが、箆師って言葉は私は始めて聞きました。結構頼っている所あるから分業は廃れないと思っていたりします。ただ、ストックだらけだとどうなるかわかりませんが、、。
 店の先代の良い箆をストックして特上で出す店ってどれほどあるか気になったりしますね。


>>遥頂さん
 自分の考えた事を話すのは善意ですから、偽善だろうが独善だろうが結果だと思います。嫌味を言って意見を引き出せるならいくらでも言って下さい。ある意味本音だと思いますよ。ただ、最初から懸念したとおり元々の順序から逸脱してるから荒れたと思います。どちらにせよ、以後気をつけますね。

33:元 ◆ntlC4wAIさん
>箆を作る方は矧ぎがもう一つで矧ぎが上手な方は箆作りが苦手

矧ぎの奥の深さが見て取れる一文ですね…いやはや。
羽なんてボンドでくっつけるだけじゃん、では間違ってもなそうな。

可能かどうかはともかく箆はこの人、矧ぎはこの人、弓打はこの人、村はこの人
というオーダーが出来たらどんなものが出来上がるんでしょう。

>現代において最高の品質の箆
何が「最高」なのかをしっかり言葉で説明出来て、相手に伝えることは大事なことと思います。

34:遥頂さん
>>紫弓様

この掲示板は初心者の方や、まだ道具に理解の無い方も多くいらっしゃいます。
そのような偽善や独善に巻き込まれて誤った知識を付けられては、彼(女)らが可愛そうですからね。
別にそうやって語ってらっしゃる御本人に気を配っている訳ではございませんので。

何はともあれ、このスレッドは幸いにも私が危惧した方向には進んでないようです。
私もこれ以上スレッドが荒れる原因となる様な発言はしたくありませんので、
控えるように致しましょう。
また「柔らかい口調で」なんて注意されたら申し訳有りませんしね。

35:junku10さん
>紫弓さん
>店の先代の良い箆
あえて出さないところも多々ありますね。「今の代は『俺』だから」というふうに。ポリシーがあって素敵です。もちろん修理はしてもらえますが。
まぁお客にしてみても当代の前で「先代の箆にしてください」なんていうのは勇気がいりますが・・・


ところで思っていた以上に皆さんのお気に入りの矢師さんが上がりませんね。
もしかして「なにをもって良い箆・理想の箆」というのが分かっていない・考えていない、漠然と使用しているユーザーが多い証拠でしょうか?

36:遥頂さん
>>分かっていない・考えていない、漠然と使用しているユーザーが多い証拠

そんなことはないでしょうね。
あまり喋る気にならないんでしょう。喋ってもどうせ方向性は決まりませんし。

私も喋る気にはなりませんがまあ、そう言われては黙っているのもしゃくですので。

何を以って最高の篦とするか?
大学生の私の場合は即時再現性ですね。
例えば、試合で別の地方に行って、前日練習中に継ぎ矢をして篦を破損する。
まったく同じ篦を翌日までに手に入れられる事が現在の私にとっての最優先の項目です。
全国どこの弓具店に行っても九割方で全く同じ物が既に店頭に置いてあるような篦は
私は、一種類しか知りません。そうあの米国Eさんの篦です。
大学で弓道をしてる今の私にとってはこれが良い篦、最高の篦です。

37:junku10さん
>元さん
>可能かどうかはともかく箆はこの人、矧ぎはこの人、弓打はこの人、村はこの人
というオーダーが出来たらどんなものが出来上がるんでしょう。

自分にとっては非常に満足する「良い道具」が誂えれる事でしょう。
自分の考えている事と合致する職人がいればそういう風にしたいんですけどね・・・
私は今のところ弓には恵まれています。

38:光点師さん
これは私の体験した実話です。参考になれば・・・
ある矢師に矢の誂えを注文したときの話です。この矢師には過去にも何組かの誂えをお願いしています。
いつも通り、矢束と弓力を伝え四つ矢の製作をお願いしました。
しばらくして何組かの篦のセットの「候補」を紹介してくれました。篦張り、重さの異なる相当数の「候補」が出てきたことはもちろんですが、
「このセットは、4本の篦張りのバラツキ少しあるが、太さ、節の位置、重さの揃いがとても良い」
「このセットは、節の位置にややバラツキがあるが4本の篦張りの揃いがよい」
また別のセットには
「光点師さんが今まで作ってきた傾向からいって、篦張り的にはこのセットが一番お好みだと思う、4本の揃いも良い。しかし如何せん“皮付き”。1本破損したときの修理、場合によっては篦替えになるが、他の3本と同じように復元修理する(篦替えする)のは納期もかかるし、非常に難しい」
と長短を説明してくれました。
結局2番目の「セット」で作ってもらうことにしました。現在満足して使っています。

39:紫弓さん
 やっぱりポリシーがある店じゃないとダメですよね。ここら辺はお店とお客のコミュニケーションですね。
>>「なにをもって良い箆・理想の箆」
 これは竹弓を何を持って選ぶかどうかに似てますね。その理由付けを聞く態度は欲しいですよね。
 実際の弓引きなら、中釣りも知らない方が大多数ですから喋らないと言うより喋れないと言う場合も有るかと思います。好みである以上、そういう言葉を出し合った方がまとまると思いますよ。今回は最初が最初でしたので言い出せなかった方もいたかと思います。
 選択理由を大きく分けたら
・道具の製品精度
・道具の性能
・射術上の選択
・見た目
辺りになるかと思います。
 
 で、私の好みを言うと、渋篦・中釣・麦粒・石打と言った使い手に技術を求められる物が良いですね。調子のいい時しか使いませんが、基本的に篦張りの強い矢を選んでいたりします。

40:junku10さん
>光点師さん
いい矢師の方ですね。自分ならどれ選ぶかなぁ。もしかしたら自分が矢師に試されているのかも?なんて考えが出ちゃいますね〜。


>紫弓さん
中釣りの的矢は練習になりますね。こればっかり飛ばしてると鈍感な矢が面白いように安定するので。
古い矢で一組持ってますが、それに変わる矢を探しているといっても過言ではありません。そろそろ箆が逝ってしまいそうなので・・・。
麦粒、中釣りの矢を注文に出しても今まで断られ続けています。

自分は冴える矢が好きです。箆が細くて箆張り剛の矢がいいですね。

41:北の旅人さん
junku10さんのおっしゃるとおり、箆の製作と矧ぎ付けは別々にした方が自分の納得するものができると思います。(私はそうしてます。)
矧ぎ付けによっても、飛びがかなり違うようですから。

42:弓道研究生さん
の(携帯だと漢字がでませんね)に重点を置いたスレッドははじめて見た気がして、
思わず書き込もうと思った次第ですが。

私はそこまで銘にこだわった事がありません。
一つには、私がまだまだそのような銘を選り好み出来るような腕前でないこと。
もう一つには、銘よりも先に私が重視している事があること。

その重視している事とは矢師の方の人柄です。
話しやすく、要求や相談に真摯に向き合って下さる矢師の方は、
例え、今のところ全くの無名であって技術的にも未熟だとしても、
私のイメージに近い物を作って下さる事が多いと感じています。

あと、私が勝手に拘っている事として、
さわしの(淡、醂どちらの漢字が正しいのか分かりませんが…)
の矢と決めております。
強いて言うならば、最初に見て一目惚れし、
それを購入して以来の、一種のアイデンティティとでもいう感覚です。
この選択には機能的な意義は全くありません。
そんな「好み」も良いものではないでしょうか?


最後に少し気になったのですが、スレ主さんは、
遥頂さんの最後のコメントに対してなぜ何もレスをされないのでしょうか?
それまでの流れで否定的な物言いをされただとか、意見が合わないといった理由でしょうか。
こうやって多くの人に質問を投げ掛けたのであれば、
その返信にはちゃんとレスを付けるのが礼儀と思いますが、
その返信がスレ主さんの意見にそぐわないものであったとしても…。

43:junku10さん
>北の旅人さん
>箆の製作と矧ぎ付けは別々
現代でもそういう風に誂える方がいるとは驚きです。ただそれを請け負ってくれる(箆だけ購入)所を探せればすんなり出来そうですが。


>弓道研究生さん
一番最初に見る道具って重要ですよね。それでその道具のイメージが出来てしまいますから。
人柄も矢の信頼度に現れますね。
竹弓、竹矢、ユガケ、弓の道具は射手との信頼関係だと思います。
>遥頂さんの最後のコメントに対してなぜ何もレスをされないのでしょうか?
あの返信にこちらからのコメントはいらないと思いました。

44:弓道研究生さん
junku10さん
返事ありがとうございます。
最初に店頭で見たさわしのの矢が、白鷹の尾羽に白の剥糸で、
とても上品に仕上がって居たものですから、
思わず買ってしまいました。
まだまだそんな、銘の入った竹矢を使えるような腕もなかった時期でしたし、
その時は、ただ単にちょっとした小物を買いに行っただけだったし、
気づいたら高い買い物になってしまいました。


あと、遥頂さんのコメントに対する返信の件ですが、なぜいらないのですか?
遥頂さんは極端かもしれませんが良い「の」への一つの意見を出した訳ですから、
このスレッドの主であるjunku10さんはちゃんと返事をすべきです。
意見が違うからといって返事しないのなら、
意見の合う身内だけでメールなり何なりとするのが良いと思います。

これだけ言っちゃったついでですから前半のゴタゴタについてもいっちゃいます。
私も、無名さんや空白さんや遥頂さんが言った通り、
実名を挙げて良い悪いと論議するのは良くないと思います。
でも私が反対する理由は少し違います。
実名を挙げて相手を非難するなら、こちらも実名を晒して下さい。
ここでの議論が風評を呼び、非難された矢師さんが売上を落とす可能性だって有ります。
そういうことをしようとするなら、それに見合った覚悟を持ってからするべきです。

45:junku10さん
いや、私はここで○○の箆は良くなかったとか批判を聞きたいのでは無いのです。
あくまで皆さんの使用している竹矢でお勧めがあれば知りたいのです。

はっきり言ってしまえば横槍入れられてるからそういう風に誤解されてるんだと。

46:弓道研究生さん
ならば最初にそうやって書けば良いじゃないですか。

あなたの文章は最初の書き出しからどうみたって批判の文章ですよ。
批判と捉えた人は無名さん、空白さん、遥頂さん、私。
批判じゃないと捉えた人が紫弓さんと長谷川さんユーザーさん。
その紫弓さんも、銘をどうこう言うのは好ましくないと言ってますし、
そういうニュアンスが有る文章な事は間違いないです。

junku10さんの真意と違ったとしても、
そのような誤解をうむような文章を書いてしまった事は認めるべきです。
11で無名さんが言ってますが、
あなたの文章は、結果的に多くの人の反感をかったのですよ。
それを認めてちゃんと反省して下さい。

47:junku10さん
はぁ。
3と5は読みましたか?

なんだかこうやって突付き合いみたいになること最近多いですよね。

途中の流れは深い話が出来そうで良かったんですけどね〜。
鳩の話が出る掲示板のスレッドなんてほぼ皆無なんですけどね。残念でなりません。

48:junku10さん
ただ私自身の文章力の無さから誤解を招いたことは認めます。申し訳ございません。

1の矢師銘は私の不満の対象の矢師ではなく現代において購入できる方を羅列しただけです。

批判ではなく良いと思われる方の銘の情報交換が出来れば幸いです。

49:淡路守さん
junku10さん
こんにちは。
私の持っている矢は、四九三・宗正・宗敏・
則竹・寿平・一心(これは宗羽のお孫さんです)
どれも私にとっては大変すばらしい矢ですよ。
宗敏はもう故人、跡継ぎも居ません。

今は、里山などもどんどん開発されてしまい
矢竹を探すのが大変らしいですね。
ある矢師の方が嘆いていました。
年々良い竹が、取れなくなっていると。
弓道日本という本に、矢師の系図が載ってますね。鳩銘はそれで知りました。

50:junku10さん
>淡路守さん
則竹・寿平以外は存じ上げない矢師です。どこの方なのでしょうか?

51:ドサンコさん
私は正則を使っています。矧ぎが綺麗です。

52:淡路守さん
junku10さん
訂正です。四九三は、矢師ではなく弦師の号でした。
宗敏・宗正は宗羽のお弟子さんです。
総て北関東の矢師です。
宗敏さんは生前、初代金子城康に弓の製作も習い、この方の扱う弓は全てご自分で引いて慣らし小村を取って完成させてから販売していたので最初から調子のいい弓を手にできたんですよ。

53:junku10さん
>ドサンコさん
どちらの矢師なのでしょうか?


>淡路守さん
四九三は弦師ですか。それも存じ上げませんが魚屋等と同時期の方ですか?

54:淡路守さん
すみません
魚屋という弦師は存じ上げません。
いろいろお詳しいですね、感服しました。
四九三は旧前橋藩のお抱え弦師だったと聞いております。

55:枕流さん
>魚屋

中島さんでしたっけね。
並弦が2円だった頃6円以上した極上品だったとか・・・

56:junku10さん
>淡路守さん
>四九三は旧前橋藩のお抱え弦師
そうすると魚屋よりも一世代も二世代も前かもしれません。


>枕流さん
なんと3倍ですか・・・ただ、昔も今も弓具の価格差はあまり無いかもしれませんね。

57:淡路守さん
またまた訂正です。
初代四九三は、旧前橋藩お抱えの弓具師の井上某の弟子になり、その後石津巌氏に矢作り・2代目金子城康に弓作りの技術を学んだそうです。
うろ覚えのままカキコミしました。すみませんでした。

58:junku10さん
>淡路守さん
北関東地区はアクセスの都合上まだ未開拓です。今回の書き込みで非常に興味が湧きました。機会があればぜひとも注文したいと思います。


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