竹弓の裏反り (投稿4件)[1〜4]


1:grazzeさん
竹弓の裏反りの深さについて、ご教示ください。

私は現在、今年の5月初(連休前)に購入した竹弓(一燈斎)を使用しています。

購入した弓具店では、裏反りが15〜18センチくらいに収まるまでは、弦を張り込んでおくように言われ、購入以来弦を張り込んだまま週1回20〜30射ペースで使用して参りました。

そうした中、今週日曜日、道場の先輩に「弦を張り込んだままにしていると、弓力ががくんと落ちるよ。ましてや梅雨時なんだから弓にとって良いことないよ」と指摘され、練習後に弦を外しました(その時の裏反りは20センチ弱)。

その後(弦を外してから2時間弱)、弓の状態を見ると、裏反りが25センチを優に超えており、それ以上裏反りが戻ると自宅では安全に弦を張る自信がなかったため、とりあえずはすぐに弦を張りました。

こうした経緯を通じ、新弓の裏反りはどれくらいが適正なのか(今までは20センチくらいかなと思っていました)、このまま暫く張り込んだままにした方が良いのか、正直よく分からなくなってしまったのですが、どなたかその辺りをご教示いただければ、幸いに存じます。

長文となり、大変申し訳ありませんでした。

2:kurichaさん
まずは、自信を持ってください。
「その弓の現状を一番理解されているのは直に見ているあなたです。」

裏反りの深さについては好みの分かれるところではないでしょうか?

私個人としては15〜20cm位が扱いやすくて好きです。

25cmは、普通に扱う限界値にかなり近づいていると思いますよ。落ち着いた成りを保てなくなる可能性もあります。

>>「弦を張り込んだままにしていると、弓力  ががくんと落ちるよ。ましてや梅雨時な  んだから弓にとって良いことないよ」と  指摘・・・

その先輩は、あなたの弓のことをどの程度真剣に見てくれているのでしょうか?
あくまで、一般論を言われた可能性もありますよ?

私ならば、「裏反りがヤバイ!」と思った時点で、2〜3日は張りっぱなしで様子を見ますが。

3:弓引き社会人 ◆eIaECUmIさん
>grazzeさん

弓具屋さんで教えられた「裏反りが15〜18センチくらいに収まるまでは、弦を張り込んでおくように〜」を守られた方が良かったですね。

道場の先輩が言われたのは、引き込まれた弓での話で(確かに梅雨時は弓力も落ちやすく、裏反りも大きくなり、竹弓には辛い時期です。)、新弓は成りが落ち着くまでそのまま張り込んでおくべきでした。

信頼のおける弓師の方(弓具店)にお伺いしながら育てるのがベストと思います。

4:grazzeさん
お二方には早速ご教示いただき、ありがとうございました。

裏反りが25センチを超えていることに気付いた時点で弦を張り直した後は、そのままにして様子を見ています。

今回は、まだまだ張り込みが足りないことを再確認できたことを、とりあえずは良しと前向きに考えたいと思います。

改めて弓の張り顔を眺めてみますと、幸か不幸か、弦を張り直したときに従来にも増して慎重にチェックしたことが功を奏したのか、偶々か、はたまた気のせいか・・・
以前よりも上下の成りから胴のバランスが、自分が思う理想の方向に移行しているようにも思います(文章化が難しいのですが、これまで何となく全体にノッペリとしていた感じだったのが、少しメリハリが出てきたような感じです)。


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