上関板のへこみ… (投稿3件)[1〜3]


1:弓人さん
今、自分が引いているグラス弓の日の輪の結び目があたる所にへこみができてしまいとても困っています

へこみ自体ができることは分かっていたので、入木を維持するためにへこみが左にできないよう日・月の輪をしっかりとつくり、頻繁に確認しながら稽古していたのですが
角見を効かすとどうしても離れで上弭の左下側に結び目があたってしまい結局、へこみが多少左にできていまいました

そのため何度直しても3,4射でへこみの位置に結び目がはまってしまい、上関板だけを見ればほんの少し出木の状態です

しかし弓自体は不良品でもなく、握りの位置ではキチンと右側を弦は通っています
が、やはり「射や的中に影響がでてしまうのでは…」と考えてしまいます

こんな状態の弓でも特に問題は無いのでしょうか?どなたか返事をお願いします

2:ユタカですさん
「へこみ」にパテ埋めをして平らにしては如何でしょうか。

「パテ埋め」剤はホームセンターなどで探して頂けばさまざまあると思います。

3:元学生さん
竹弓ほど気を使って扱わなくていいグラス弓ですが、関板のへこみはグラス弓で数少ない育てる場所のひとつと思います。

残念ですが、今の状態は弓人さんの射と扱いの表れです。
新弓の扱い方を弓具屋さんなどから聞いたことはありますか?関板の跡は特に注意するように言われることが多いです。
厳しい表現ですが、頻繁に確認したと言ってもその結果がずれた位置に跡がついてしまったのでは、確認していないのと同じです。
新弓と同様に1射毎に弦位置を直して自分の思う位置に跡ができるまで根気よく扱わないとだめです。
なかなか出木になりにくいグラス弓が出木になっているということは、直すのもまたなかなか直らないということです。

そのままだと最悪、出木がひどくなり姫反から折れることがありますよ。射に影響あるとかいう話ではないです。ただ、最悪の可能性ですから、必ず折れるわけでもありませんが、それぐらい気を使って扱うものですよ。


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