羽の種類 (投稿43件)[1〜43]


1:やまさん
こんにちは。
自分は現在高1で
・磯鷲(開き・ホロ)
・オオノスリ(尾羽を購入し自分で作成)
上記を使っているのですが、次に矢or羽を購入する際の参考にしたいので皆さんの使っている羽の種類を教えてくださいませ。

2:ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6さん
こんにちは。

花白鳥、磯鷲ホロ、白鷹尾羽、熊鷲手羽を使っています。因みにすべて開きだったと思います。

すみませんオオノスリってなんですか?
自分の知識不足のため初めてきくので大変興味があります。
外見的特徴、だいたいの値段など教えて頂けないでしょうか?

3:kurichaさん
>>ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6様

今お使いの中にありますよ。さて、どれでしょう?

4:ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6さん
>>kurichaさま

自分の予想では花白鳥なのですが、どうでしょうか?

5:明鏡止水 ◆IDFFcYqcさん
横から失礼致します。
>花白鳥
此れは「ノガン」の一種の羽根です。

PCからで検索可能な環境だと思いますから、リンクは省きますね。

6:kurichaさん
まあ、もうお分かりでしょうが、白鷹です。あまり矢羽の種類としては「ノスリ」って鳥の名前は使わないですけどね。
「ノガン」の事を花白鳥と言うように。

7:やまさん
皆さんレスありがとうございます。

>>ユメみるユミちゃん◆5ruqvVS6さま
 オオノスリにつきましては羽及びシャフト
 を別々で購入し、自分で作ったので、店頭 では買えません。
 特徴としては貝方が模様の無い熊鷲、開き が熊鷹の模様を崩したような感じです。
 これは尾羽だけの話ですが…。
 ちなみに制作費は25000円ほどでし  た。

>>kurichaさま
 白鷹は「ケアシノスリ」と呼ばれる鷹のも
 ので「オオノスリ」とは種類が違います。
 同じノスリの仲間なので似通った部分もあ
 りますが、個体個体で全く模様が違うので 面白いですね。 

8:ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6さん
なるほど。
勉強になりました。
ありがとうございます。

みなさんは鳥の正式名称などはどこで知るんですか?

9:武奘さん
私も気になります。
皆さん弓具店などでお調べになるのでしょうか。

因みに私は、ターキー,花白鳥,雁,灰鶴,熊鷲,黒鷲です。今度の機会に尾白鷲の粗尾(開き)を買おうと思っています。

10:kurichaさん
>>やま様
そうですか。以前、矢師の方から「このあたりはみんな白鷹」といった感じでオオノスリも含んでいたもので・・・(その時は、白鷹はケアシノスリ限定ではないようでした)

私は普段使いとして黒鷲、ここ一番の時だけは粕尾です。もったいなくて、滅多に使わないですけどね。

11:冬眠明けさん
ノスリと言っても白鷹の羽に使われるのはケアシノスリです。オオノスリはケアシノスリに比べて茶色が多いです
ノスリは小さい鳥なのに羽がおおきいですよ

12:やまさん
こんにちは。
>>ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6さん
うちの学校では先輩でも羽についての知識を持っている人がいないので、PC使ってひたすら調べてます。

粕尾が結構な人気ですね。
自分はまだ勝負矢?がないので、今度KCシャフトで犬鷲の尾羽かナタを使い矢を作ろうかと思います。

13:ユメみるユミちゃん ◆5ruqvVS6さん
自分も粕尾が欲しかったのですが、値が張るので高校生のうちは到底買えないと思い断念しました。

長い目で見て将来は薄兵を使いたいと思ってます。
因みに薄兵の正式名称が分からないのですが、どなたかご存じですか?
もしよろしければ教えて下さい。

14:武奘さん
正式名称と云うのが、その矢羽の元の鳥の名前を言うのならば、恐らく尾白鷲(オジロワシ)ではないでしょうか。
幼鳥の羽模様を薄兵(ウスビョウ)、成鳥の羽模様を粗尾(アラオ)と呼ぶのであったと思います。

どなたか詳しくご存知ないでしょうか。

15:kurichaさん
幼鳥から成鳥になるにつれ
ことり粕尾 粕尾 薄美尾 と呼び方が
変わります。
尾白鷲は成長するに従い白くなります。

粗尾?・・・聞いたことないなあ・・・

16:やまさん
自分も聞いたことないですなぁ…。
「粕」と「粗」を見間違われたのでは?

17:冬眠あけさん
幼鳥、薄兵→成鳥、粕尾ですよ
成長するに当たって根本から黒ずんでいくので。
 
アラオとはカスオじゃないでしょうか
 
尾白鷲と粕尾は違う鳥だと思うのですが

18:kurichaさん
>>冬眠あけ様
どちらで調べました?

19:やまさん
>>成長するに当たって根本から黒ずんでいく
これは犬鷲のことですね。粕尾は大鳥と同じで成長に従いだんだん尾羽根の白の面積が増えていきます。そのため年数のたった鳥から採取したものは見分けがつかなくなることもあるとか。
弓道界で一般的に粕尾と言われるものはオジロワシね羽根です。

20:武奘さん
粕尾でした。
間違えてしまいました。

21:冬眠あけさん
そうだったのですか…
一つ勉強になりました。
 
勝手に決めつけた事をみなさまにもオジロワシにも謝らないといけないですね。

22:やまさん
>>冬眠あけさま
まぁ、お気を悪くなさらずに間違いは誰にでもあることですから。

皆さんどんどん語りましょう。

23:武奘さん
では私も一つ。
私が現在使用してる矢羽の1つに“灰鶴”と云うものがあります。小山で購入したものですが、これは鶴の羽なのでしょうか。

24:やまさん
日本でいう「クロヅル」のことを中国では「灰鶴」と書くらしいのですが…
どなたかご存知の方いませんかねぇ。

25:弓引き社会人さん
いやいや、このスレは本当に役に立ちます。情報ありがとうございます。
自分が現在使用しているのは、黒鷲尾羽とイヌワシの手羽ですね。
犬鷲は文様が気に入って使ってます。
でも、手羽なので擦れには弱いですね。若干けばだってきました。
黒鷲は本当に丈夫です。二枚擦り羽にしている事もありますが、一万射近く引いても、びくともしません。
先にカーボンシャフトが逝っちゃいそうです。
粕尾は持ちたいですね。嫁に黙って注文しちゃおうかな・・・
これとは別に古い犬鷲の尾羽だけ持っているので、竹箟で作るつもりです。
新しい羽も綺麗でいいですが、貴重な猛禽類の羽ですから古い羽も補修をして大事に使っていこうと思っています。

26:kurichaさん
>>弓引き社会人様
ほんと、その気持ちはわかります。貴重な羽になりますので、パイプ(ジュラ、カーボン)矢には使えませんよ。当然竹箟です。

 竹箟でも、なるべく品質の高いものを選ばないと、羽がかわいそうですしね。

27:やまさん
竹箟ですかぁ…
高校生にはまだ敷居が高いです。
いつかは使いたいなぁ

熊鷹の手羽を入手したのですが、どなたか羽の特徴などわかる方いないですかねぇ?

28:kurichaさん
>>やま様
学生で羽に凝りだしたらあっという間に
金欠でしょ・・・

羽による微妙な飛翔の違いはありますけど、
あんまり懲りすぎたらダメですよ。(私が言っても説得力に乏しいですが・・・)

ただ、羽の柄に文化を感じとり、残された遺産を大切に扱っていくのは意味のある事だと思いますし、私自身、道具に負けない弓引きを目指しているつもりです。

熊鷹の手羽・・・羽自体の強度はさほど強い物ではないはずですね。強弓にはちょいと不向きな弱い物もあるはず。 羽を長持ちさせる為にも鋭い手の内の稽古に励んでくださいね。(高校生の熊鷹・・・スゲーなぁ)

29:やまさん
>>羽根に凝りだしたらあっという間に金欠
確かに高校生の熊鷹使用は厳しいものがありますよね。自分は冬休みの間にバイトし、知人の矢師さんが羽根を安く提供してくれるというので購入に踏み切りました。

>>懲りすぎたらダメ
懲りすぎもよくありませんよね。
自分は性格上、よく友人から物事を極め過ぎと言われます…汗
でも道具や矢であっても少しのこだわりを持てば楽しく、より打ち込めると思います。
うちの高校では先輩でも、ターキー、花白鳥、黒鷲しか知らないなどという人が多くてせっかく弓道をしているのだからもう少し勉強して欲しいというのはありますね。

>>道具に負けない弓引き
凄いのは道具だけかよって言われたらおしまいですよね。自分も頑張ります。

>>熊鷹の手羽
やはり手羽だと少し弱いですよね…
自分は20kg引いてるので少し心配になります。熊鷹は羽根だけではなく、その鳥自体にも好きなので憧れがありました。
尾羽に次いでナタが強いと聞いたのですが実際はどうなんでしょうね。

いやぁ〜長文失礼しました。

30:弓引き社会人さん
ホント、凝り出すととんでもないことになります。収入がある社会人ですら、懐には本当に苦労します。家族持ちなら余計にですよ。

学生は矢数が半端じゃないですから、普段の練習・試合などではジュラや最近流行のカーボン矢になるでしょうが、一組竹箟で持つべきです。
羽を選ばなければ並箟でジュラ6本と変わらない位の値段で買えますから是非審査などで使って欲しいですね。費用はかかるでしょうが、竹の方が道具の扱いを学ぶ事ができますしね。

>kurichaさん
はい。是非上箟で作ってみたいと思っています。
実は三郎銘の矢も持っているのですが、箟張りが強すぎて自分には使いこなせません・・・(涙)

>>道具に負けない弓引き
本当にそうですよね。自分も道具を生かせる様に精進したいと思っています。

31:武奘さん
高校生でも竹篦の矢を持つ可きでしょうか。
欲しいとは思っていますが、矢張り竹矢を持つからには猛禽類の羽がいいと思っているので。
加えてカーボン(ジュラルミン)矢とスパインが合うものがあるか分からなくて。

32:まるちゃんさん
多少話しがずれるかもしれませんが、お許しください。
先日、猛禽類好きの友人が道路端で熊鷹の死骸を見つけました。多分えさを追うのに夢中で地面に激突したか、車にぶつかったらしいです。まだ時間も経っておらず状態も良好だったため、死骸を大事に持ち帰り、管轄の地方事務所に届け出をして(これ重要)、はく製許可証をもらい、立派なはく製にしました。諸費用約5万円也。マニアの間では10万円程度で取引されるそうです。

その友人が、私がいつか教士七段になった暁にその羽で矢を作っても良いと言ってくれております。早速弓具店の方にその話しをしたところ、加工前の尾羽で25cmの長さが必要とのことでした(折りをみて計ってみます)。また虫がつかないように注意する事、油がぬけてパサパサしないようビニールなどに入れておく事などの助言を頂きました。私がその熊鷹君で矢を作るのには後20年はかかりそうですから・・・

そして、尾羽の長さが十分にあるとすると、手羽も含めて約50万円くらいの価値があるのではないかと言われました。猛禽類マニアの間で10万円のはく製が、弓道マニアの間では50万・・・・・恐るべし。

33:kurichaさん
>>武奘様・・・竹篦の矢を持つ可きでしょうか?

これは「絶対に」という訳ではありません。例えば、試合や審査に「熊鷲」必要でしたか? あくまでも、金銭的に余裕があっての話です。 ただ、武奘様はそれだけ様々な羽をお使いのようですし、大丈夫じゃないかな?

射法は竹弓・竹矢を使用する事を前提に錬られてきたものです。新しい素材を使った合成弓や矢に大騒ぎをするものでもないでしょう。(あくまでも、弓道の底辺層の拡大には意味ある事だとは思いますが、合成弓を3張りも4張りも購入するのは全く無駄な事だと思います。)
 伝統文化を理解する上では竹使用の道具を使ったほうがより理解を深める事ができると思いますよ。

34:マツケンさん
皆さんお詳しいですね、勉強になります。
質問なんですが、オジロワシの幼鳥→粕尾、成鳥→薄美尾と云う事でしたが、この呼び方は手羽・尾羽共通ですか??
ちなみに自分は練習用は黒鷲尾羽、本番用は粕尾手羽を使ってます。

35:kurichaさん
ん〜・・・多分違うと思います。
「薄美尾」というのは、羽の呼び方であって、鳥の呼び名ではないですから。
成鳥になっても、手羽については白く抜けませんし。(白く抜けるのは尾羽だけみたいです)
手羽では薄美尾の柄にはならないという事で・・・

36:マツケンさん
成程、“尾白”鷲ですもんね。
疑問が解けました、有難うございます。
質問ばかりで済みません、“磯鷲”と云うのは、図鑑等で調べてみてもそう云う名前の鳥は見当たらなかったんですが、元は何て云う名前の鳥なんでしょうか?
それと、磯鷲は丈夫さはどんなもんなんでしょうか?
勿論黒鷲程丈夫ではないと思いますが、例えば熊鷲や犬鷲辺りと較べて…。
実は先日、弓具屋さんで磯鷲の綺麗な矢を見つけまして、購入しようか迷っています。
弓具屋さんは『結構丈夫ですよ』と教えてくれたんですけど、“結構”と云うのがどの程度なのかよく分からなくて…(苦笑)。
私自身は今黒鷲尾羽と粕尾手羽を使ってますが、過去白鷹・犬鷲・熊鷲(全部手羽)は使った事が有りますが、黒鷲を除けば熊鷲が一番丈夫で長持ちした印象が有ります。

37:やまさん
>>磯鷲
どの種類の鳥か自分も気になります。
部位にもよりますが自分が使ってて分かる事は手羽でも十分擦れには強いです。ただし掃くと羽根が比較的飛びやすい部類に入りますね。
 
犬鷲及び熊鷲は使ったことが無いのですが、
白鷹は尾羽でもかなり擦れに弱いですね。掃くとごっそり飛びます。
見た目はおしゃれでいいんですがねぇ。

38:マツケンさん
成程、有難うございます。
手羽でも擦れに強いと云うのは良いですね。
自分は掃き矢は余りしないんですが、弓摺羽がすぐ痛んでしまうので…。
一応2枚摺りにしてるんですが、角見が弱いからでしょうね…(泣)。
磯鷲の矢の購入は前向きに検討したいと思います。

白鷹の羽は、自分もすぐ弓摺羽がなくなっちゃいました。
同じ鷹でも、昔友人でハチクマの羽(多分手羽)を使ってる人がいたんですが、その矢は弓摺羽も擦れず割りと長持ちしてた気がします。
勿論、使用者の技量や羽の個体差も有るかと思いますが…。
かなり昔な上に、自分で使った訳でもないのに、曖昧な情報提供して済みません(汗)。

39:弓旅人さん
確か…過去ログには「ミサゴ」って書いてありましたよ。
参考になればと思い書き込みました。

40:マツケンさん
ミサゴやったんですね〜。
有難うございます、参考になります。

41:kurichaさん
多分違います。
PCでしか見られませんが、

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%B4

これが「ミサゴ」。何なんでしょうね〜・・・「磯鷲」って? ご存知の方いらっしゃいませんかね?

42:武奘さん
磯鷲の羽根の鳥は、南アジアの海岸沿いに生息している鷲の様です。
然し、其の鷲の名称が分かりません。

私も力不足です。

43:yumintyusugiさん [url]
こちらの書き込みの内容が大変素晴らしい内容ですので私のHPにも引用させていただいてもよろしいでしょうか?

また、羽のまとめのページを作る予定ですので、写真などがあれば分かりやすくなると思います。
 もしよければお持ちの矢の写真をhttp://bbs.avi.jp/431964/ こちらに投稿していただければ幸いです
よろしくお願いします。


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