近的用の矢と遠的用の矢の矢尻形状 (投稿6件)[1〜6]


1:tankun74さん
近的用の矢の矢尻と遠的用の矢の矢尻は形状が違いますよね。近的用はかぶせる形ですけど遠的用は砲弾型で埋め込み式ですか。
なぜ違うんでしょう?遠的用の矢尻を近的で使うと不具合があるんでしょうか?

2:たぶんおやじさん
遠的用の矢尻は的枠に食い込みます。
競技規則では定かではないですが、使用はいけません。
近的用のものは的に中ると音が出やすいのと一応刺さり難い物だと思っています。
そもそも意味があるから別けて有るのじゃないのかね?

3:弓有さん [url]
遠的の矢止めと的の裏は畳を使用しているのが一般的です。
近的の矢止めは安土(砂と土)です。

遠的用の矢尻を近的で使うと、シャフト(箟)までが磨耗して矢の寿命が短くなります。

近的用の矢尻を遠的で使うと、矢が刺さらずに撥ね返ったり、刺さった矢を抜き取る時に矢尻が畳の中に残る(矢尻が抜ける)確率が高いです。

参考までに、巻藁矢の矢尻の形状が椎の実形をしているのは巻藁の藁が傷むのを少なくする為です。近的用の矢で巻藁に射込むのは厳禁です。

競技規則には矢尻についての定めは無いですが、筈は被せる形式は使用が禁止されていたと思います。

4:弓有さん [url]
>競技規則には矢尻についての定めは無いですが、筈は被せる形式は使用が禁止されていたと思います。

申し訳有りません、上記は間違いでした。
訂正いたします。

http://ecoecoman.com/kyudo/kisoku/kisoku01.html

日弓連・弓道競技規則の第23条の2項をご参照ください。

5:tankun74さん
皆さんありがとうございました。参考になりました。

6:はははさん
遠的矢の板付もかぶせるだけですよー。
インサートが入っていますから勘違いなさっているのでは?

ちなみに板付と鏃は厳密には違うものだと思いますが、、、


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