矢の羽はどこから… (投稿10件)[1〜10]


1:侍さん
矢の羽ってどうやって手に入れてるんでしょうか?
そこらへんに落ちている羽では駄目なそうですね。生きている鳥からとるのでしょうか…?やはり命をいただくことになるのでしょうか…
ずっと考えたのですが答えが出ませんでした。なにか知っている方いたら教えてください。

2:自称5段さん
高校生が使っている矢はほとんどがターキィ(七面鳥)です。鷲羽は色々な鷲から頂戴しているのでしょう。

3:たぶんおやじさん
ターキーは七面鳥です。クリスマスに大量虐殺されます。昔は七面鳥も符がありましたが肉に斑点が出るので白のものが多くなりました。
朱鷺は羽は矢に身は味噌汁にいいと聞きました。
もちろんイヌワシ、熊鷹、大鳥・・・狩猟で狩られて物でしょう。
大事に使いましょうね。

4:侍さん
あぁ…やはり羽をいただいた後は鳥は食べられたりしてしまっているんですね。
そうやって考えると弓道の道具っていろいろな生き物の体をいただいているのですね。これからはもっと大事に使っていきたいと思います。ありがとうございました

5:みみさん
あの・・・・題の「矢」ではないんですけど羽が本物って事は『かけ』は本当に鹿から・・・・ってことですか??

勝手に質問してしまってすいません。

6:Soulさん
カケは鹿革でできているので鹿の命、良質な皮は幼い物からしか取れないので小鹿の命をいただいています。カケのみならず、握り革や剣道の篭手なども鹿革ですね。

7:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
七面鳥はともかく、鷲や白鳥などは矢羽以外に用途がないので、そのために殺すのは何だかかわいそうですよね。
アーチェリーではプラスチックやビニールでできた矢羽があるそうですが、弓道にもあれば良いです。

8:飼育係さん
鳥の羽は毎年生え替わるのでそれを集めてるのもありますよ そんなに沢山殺してたら直ぐに絶滅してしまいますから

9:Soulさん
アーチェリーと弓道の矢羽は、どちらも矢を安定させる(回転させる)ためにありますが、その原理が違うので難しいでしょう。
アーチェリーの羽は矢に対して角度をつけ、それによって空気抵抗をねじまげて回転に転換しますが、弓道の羽は羽の裏面と表面での空気抵抗の差によって生じる気流の速さの違いにより回転を生じさせます。
…と聞いたことがあります。間違ってたら訂正お願いします。

プラスチックで羽を作れれば安くていいんですけどね…
低コストで大量生産できるので売る側も楽でしょう。
でも過ぎると矢師様達が今まで継承してきた伝統的な技術の存続も危うくなってしまうかもしれません。

10:たぶんおやじさん
>鳥の羽は毎年生え替わるのでそれを集めてるのもありますよ

こういうのは「しょう」が無くて使うとすぐぼろぼろになります。

>鷲や白鳥などは矢羽以外に用途がない

剥製に白鳥は日本以外で食べてますよ。

ネイティブアメリカンの首飾りとか・・・


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