ゆがけの紐の色は何色ですが (投稿13件)[1〜13]


1:てるてる坊主さん
皆さんのお使いのかけの紐色は何色ですか?
私は紺色を使っていますが、昔この色は高段者、称号を持ってなければ使ってはいけないと聞いたことがあるのですが。

柔道の帯の色が、白帯、茶帯、黒帯の様に上達具合を一目で解るように弓道のかけ紐にもそのような色の違いを分ければ良いと思います。

2:玄武さん
私も紺(紫?)の物を使っています。どうなんでしょう。そういったのは流派によって別々だといった話を聞いたことがあるようなないような…かけの色とか弓の色でその流派における技量の段階がわかる…って話は大昔の話ですかね?

3:katsu ◆nxtRpzK6さん
私は茶色ですね
柔帽子で、染めてない革の物です

現代だと、各部の色の違いは価格帯の違いだったりするので、技量を見分ける目安にはならないと思います(^_^;)

4:くまたかさん
私は紫と茶をもってます。今は紫の方を使用してます。
私の記憶では、段位 称号により流派の範たる方の承諾をもらい? 紐 小指 薬 中 人指し 親指(帽子)の順に紫に変えて行くそうです。

5:デビ ◆5h7.ceJYさん
>柔道の帯の色が、白帯、茶帯、黒帯の様に上達具合を一目で解るように弓道のかけ紐にもそのような色の違いを分ければ良いと思います。

私、賛成です。

一部の流派の方には受け入れがたいと思いますが、国際化を考えある程度外部から見てもわかり易くして行く工夫は必要だと思います。弓道の帯は隠れて見えなくなりますのでユガケの紐などは最も適しているかと思いますね。

でも、そんなに色も多くないので個人的な提案は以下。上位になるほど渋い感じ。柔道のような「紅白のだんだら」とかは受け入れられないとか思うので。

1級まで:茶色(染めなし)
3段まで:青
4段以上:明るい紫
称号有り:紺(暗い紫)

6:ヒヨコV3さん
柔道の帯ですが一般的には白→黒が主流ですね。
茶が主に使われるのは少年クラス(小学、中学クラス)ですね。紅白は確か九段以上だったかと思います。柔道は初段受けるのに年令制限があるため茶帯を設定したんだと思います。
帯の色で判断というより帯の状態で判断するとよくわかります。
弓道においてはいろんな紐の色が出回っている現在では紐の色による識別は逆にわかりにくいと思います。見分けるには袴に「何か」を縫い付ける方が良いかもしれません(段位認定のワッペンみたいな)。

7:てるてる坊主さん
戦後当時の若者が、流派の枠を超え弓道を統一しようとして、全日本弓道連盟が設立されました。

今国際弓道連盟が設立されようとしています。この時期にここで何らかの形で、話が盛り上がって外から解るような物が日弓連に提言できれば楽しいですね。

急に変えるのではなく、システム化をし、かけ紐の色やワッペンなどで、外から上達具合が解るような物が欲しいと思います。

>1級まで:茶色(染めなし)
>3段まで:青
>4段以上:明るい紫
>称号有り:紺(暗い紫)

このようなのが出来れば楽しいです。

8:ぽぽさん
ゆがけの紐の色や、指のことは、小笠原流の免許の種類で色々あります。その名残で、今もあるのではないんですか?

9:雅俊さん
柔道の紅白帯は、六段からだよ。茶帯は級、小学生用とかじゃないです。

10:だめ学生(もう院生) ◆zPJ1SiMQさん
私は紫色です。

>6くまたかさん

値正しくは紐、薬指、中指の順です。
それぞれ紫紐ユガケ、紫一本継指、紫二本継指、という小笠原流の免許なので、段位や称号によるものではないです。

そもそもは免許がなければ使ってはいけないのですが、紫紐は低位の免許なのであまりうるさいことは言われずに広まったようです。
「弓具屋が売れるものだけ置くようになったから…」と苦言を呈する方もいらっしゃいます。

>柔道の帯の色が、白帯、茶帯、黒帯の様に上達具合を一目で解るように弓道のかけ紐にもそのような色の違いを分ければ良いと思います。

私はあまり賛成できないです。
確かにデビさんのおしゃるようなわかり易さも大事とは思います。
しかしそのようなわかり易さは、過度の段位制という価観への画一化に繋がりかねません。他人の射を見るのに、射そのものよりもまず段位ありき、という風潮になりかねないかなと。
最近の状況はよく知りませんが、何年か前の『弓道』誌によれば、欧州では段位を「有償でコーチをするための資格(というか看板)」と捉える向きもいるというので、健全な段位制を保つためには何か別の方法がいいと思います。

11:胴着がきついさん
私も段位を一目で見分けられるようなものを設定するのは賛成できません。各県でも審査基準は違いますし。
というよりも、その人の射を見れば上手かどうかは分かると思います。
それに、すばらしい先生方の射を見るときでも気にしてしまいそうで。そういう所を気にしてしまうのは、なんか寂しい気がします。

12:てるてる坊主さん
>>各県でも審査基準は違いますし。

このように断言されると反論したくなります。決してこのようなことはありません。全日本弓道連盟では審査基準は一緒です。

審査員の先生方は、地区ブロック単位での講習会や、全国規模の講習会等で日夜、各県での合格者の実力のばらつきの無いように努力しております。

13:光点師さん
本題の「ゆがけの紐の色」の話に戻って一言。

ゆがけで、独立した二つの部分が‘完全な同色’のことを「共色(ともいろ)」といいます。
「紐が共色だ」とか「へりが共色だ」というような言い方をします。

真の共色というのは、本体用の革、紐用の革、へり用の革を原材料の段階から、
一組のセットにして燻しや染めの工程を経ないと実現出来ません。茶色(本燻し)の
共色は特にそうです。
「共色」は、紐は紐で全く別の色(例えば紫色)に染めたものを、後からポンと付け足すより、
実はよほど手間がかかるものなのです。

ゆがけを、本燻し・紐共色で誂え注文したら、紫紐でお願いするより、納期もかかり
ますし、値段もずっと高くなります。

ラグビーの話ですが、ラグビー「発祥の地」「元祖」=イングランド代表の第一ジャージは、
シャツ=白、パンツ=白、ストッキング=白です。国際協会の規約でそう決まっており、他の国が勝手に‘オール白’のジャージを着ることは許されていません。

最もシンプルが、実は最も権威が高いという考え方もあると思います。


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