かたい羽根 (投稿12件)[1〜12]


1:おっぱいふさん
私はそこそこ強い弓を引いているのですぐ羽がボロくなってしまいます。高くてもいいので知ってる一番かたい羽を教えて下さい!!

2:笹岡 ◆mRq5DITcさん [url]
ボロくなる理由が強い弓かどうかという点はさておいて、一番ボロくなりにくい羽は黒鷲です。そんなに高くないのでかなりお勧めです。高い羽が強いとは限らないので要注意です。

3:薩摩っ子さん
自分が使った中では黒鷲より粕尾の手羽開きの方が強いですね。

4:うにゃさん
かたい羽=ボロくなりにくい、とは限りません。自分的な考えではかたさと羽の粘り気のバランスが良い羽の方が痛まないと思いますよ。
自分の羽を例にあげると、あまりかたくなく粘り気のある羽(熊鷲)とかたく粘り気の少ない羽(黒鷲)、では熊鷲の方が痛まないです。

5:カーネルサンダー氏さん
まず弓摺り羽がボロくなる理由として、角見がきちんと利いていないことがあります。
角見を改善してから矢を変えることをお勧めいたします。

丈夫な羽根は、自分が使用した限りでは犬鷲、黒鷲が丈夫だと思います。

6:へっぽこ太郎さん
もし、頬摺羽だけが減るのなら、その対処は、
カーネルサンダー氏様のおっしゃるように、
角見の効かせ方を修得するしかないとして、
頬摺羽の痛みの進行を遅くすると言う観点だけなら、
二枚頬摺りにして、当面をしのぐのはどうでしょう?

筈を少し回して、走り羽と頬摺羽の二枚が
弓に触れるようにしたものです。

ちょっとずるいような気もしますけど、
浦上栄著「紅葉重ね・離れの時期・弓具の味方と扱い方」にも、
「第七節 注文の仕方と二枚頬摺」という見出しで、角見の弱い射手用にと、記述があります。

7:瑠吽 ◆QTJtMY0Aさん
>1:おっぱいふさん
>すぐ羽がボロく
そこそこ強い弓という事ですから、例えば、羽中が的紙で止まり、抜く時に痛むというのであれば、手間を惜しまずに的を手前に外すか、下(六時、参の黒)を狙えば余程でない限り軽減されると思います。
>高くてもいいので
個々の考えですから、それはそれでよいのでしょうが、こんな考えもあります。

かたいかどうかは別として、丈夫なのはやはりワシ、タカなのだろうと思います。しかしながら、ご存知の通り、国内では一切狩猟禁止ですし、ワシントン条約による輸入規制があり、現在は以前のようにワシ、タカは入手できるものではありません。貴重鳥類の保護という事を考えると、高くてもいいというのは、もう、時代にそぐわないのかなあとも思います。みんながそう思ったらどうなるのでしょう。
また、ゆがけの皮、弓の竹・木、矢の竹も以前とは違う現状ですよね?

なを、私の経験上、天然の羽根の場合、かたいというよりも、開きよりは櫂型の方が、耐久性はあると思っています。

また、別の観点から、普段の稽古用という事を考えるならば、天然の羽根でなくても結構使えるものはありますから、そちらを自分なりに工夫してみるという方法もあると思います。

と、私なりの考えです。

8:某大学生さん
すぐにぼろくなるのは、手の内が押さえ込みすぎている事、矢しなりがおきるほど力がかかっているという事から、離れの瞬間に羽根に大きなダメージがかかる事が原因です。私は花白鳥でも2年以上現存しています。

9:ゆみんちゅさん
横からすいません。「粕尾」何て読むのでしょうか?あと、「開き」というものについて教えてもらえれば幸いです。

10:枕流@宮崎改め枕流さん
>ゆみんちゅさん

「粕尾」はカスオと読みます。薄兵(薄美尾)の幼鳥です。
開きとは一枚の羽根を割って素直な羽根質の方が開き、全体に丸みを帯び?癖のある方が”モギ””ミネ””貝方”等と呼ばれます。

11:Y.K.さん
自分が矢を買うためにお店に相談したときのこと、
強い弓を引くので硬い羽がいいと持ちかけたところ、黒鷲の「風切」の羽を薦められました。
手羽の一番外側にある羽で、値段の割りに頑丈で使いやすいです。

金属矢の6本揃えでも3万円かかりませんでしたね。

12:うき子さん
羽がすぐにボロボロになるという事は、それだけ技術が甘いということの証明になっています。もしくは、手入れが甘いか。矢が当たったり等の稽古中の不慮の事故は別としてですが。
高い矢を購入するより、技術を向上させる事をお勧めします。


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