矢の矯正方法 (投稿5件)[1〜5]


1:赤矢さん
矢が曲がってしまい使いものになりません、、近くに弓具矢がないので修理を頼めません。。。 どなたか矢の矯正方法をしっている方教えて下さい(T_T)

2:紅の閃光さん
自分達の学校は顧問の先生が矯正してくれるのですが、、。

あんまり自分でやらないほうが良い気がしますが・・・(汗

3:るん ◆wwxcZ87oさん
>1:赤矢さん
>修理を頼めません

程度にもよりますが、ご自分で矯めてみようというのですね。

当然ながら道具と技術が必要なので、方法を述べる前に赤矢さんにお伺いします。

1、どのような素材の箆ですか。

2、どのようにして曲がったのですか。

3、具体的にどのくらい曲がっているのですか。

4:赤矢さん
シャフトはイーストンの2015の赤色のシャフトです。。 曲げた覚えがないのですが先のほうが目に見えるほど曲がっております。。先生は矯正できないのですが、矯正させる道具があるから自分でやってみろと言われ情報を探しています・・・

5:るん ◆wwxcZ87oさん
>先のほうが目に見えるほど曲がって
>矯正させる道具があるから
金属のシャフトは、直りますが基本的にはいくらか弱くなります。

ご存知かも知れませんが、矯正させる道具は「矯め木」って呼びます。これは自分が使い易いようにつくるのですが、あるならば先ずそれでやってみて下さい。(「矯め木」があってよかったですね、なかったら作らなければならなかった。あとで、何本か自分用のを作ってください)以下私の方法です

(使うもの)
・出来れば炭を使う火鉢があればよいのですが、なければ電気コンロ等を用意します。(ジュラルミンのシャフトであっても私は、熱を使います)
・軍手(シャフトが熱い状態となりますので使います)

(手順)
・手始めに練習用に曲がっているシャフトを何本か用意します。熱を加えない状態で「矯め木」の溝にシャフトを入れて挟んだ状態で、本側が曲がっている場合は末側の筈を持ってくるくる廻し、シャフトにあたる光の筋を通して曲り具合を判断しつつ(目線は筈を通して)「矯め木」で曲がりの反対側に曲げて、シャフトの硬さを感じつつ、どのくらいの手加減かを覚えます。注意:あんまり曲げると「矯め木」の溝が割れてしまう場合があります。
・次に、「矯め木」側の手に軍手をはき、シャフトをくるくると廻しながら炭で炙って熱を加えます。火の加え加減でシャフトの硬さが変わる度合いを覚えるのです。表面の色が変わる程は加えません。あまり熱を加え過ぎると金属はなまってしまいますので、最小限の熱で済ますのです。これは、スパインに大いに関係しますので、少し数をこなして覚える必要があります。また、飛ばしてみて感じがどうなるかもみたらよいと思います。
・コツとしては、熱を加える回数をできるだけ減らし、シャフトの本側と末側を反対にサッ、サッと何回かひっくり返して光の筋が真っ直ぐになるようにすることです。

これができれば、他にねているシャフトも再利用できますね。

うまくいきますように!


ホーム > 弓道座談会 > 2005/09まで > 矢の矯正方法 (投稿5件)[1〜5]

(c)デビール田中 : 問い合わせ