3つ4つタイプのユガケについて (投稿17件)[1〜17]


1:弓を引く人さん
弓道誌などで見かける、4つカケを使用する射手の多くが、3つ4つタイプのユガケを使用しているように見受けられます。

しかし、一昔前(10〜20年前)以前の写真など見ますと、昔ながらと言いますか、あまり捻らないと言いますか、そんな4つカケが殆どだったように記憶しています。

最近になって、この3つ4つタイプの射法が流行して、射手の多くに受け入れられているのだと思いますが、この3つ4つタイプの射法(又は4つカケ)は江戸時代から存在していたのでしょうか? 明治に入ってからかなのでしょうか? はたまた、大東亜戦争が終わってからなのでしょうか?

どなたが詳しくご存じの方、ご教授お願い致します。ちょっと気になりまして・・・。

2:dipper ◆YUkbpWWIさん
3つ4つタイプのユガケってなんですか?

3:デビ ◆5h7.ceJYさん
「なんですか?」と問われれば下記サイトが参考になります。

πνευμα _ Take into consideration
「四つガケ」における「 三つ四つ 」射法について・・・2

http://hp.vector.co.jp/authors/VA022760/consideration_342.htm

まったくの感ですが、歴史は浅く昭和以降の進化かと思ってます。私も興味あります。

4:dipper ◆YUkbpWWIさん
デビさんありがとうございます。

なるほど、帽子を3つのように改良し、
捻りを加えるタイプの4つガケ、という
ところでしょうか?

となると、4つであるメリットはいったい?
強い弓が3つの射法で楽に引けるんでしょうかね。

デビさんの意見に同意で、比較的新しい
ものだとの印象を受けます。

5:紺色とんぼ ◆yR//4M4Mさん
個人的にはとても興味のある話題なのですが…

これは自分の意見なのですが3つガケタイプの4つガケが生まれた背景は4つガケを使いたいという思いがあったのではないかなと思います。
やはり習い始めは4つガケ=高段者が使うカケというイメージがあり、誰もが一度は使いたくなるのではないでしょうか。
そういった人が4つガケに憧れを抱き4つガケを購入したものの3つガケと同じ捻る射法をしたため思うように引けない。
しかし4つガケの引き方を指導できる人が近くにいなかった。
そのため仕方なく4つガケを3つガケと同じ様に引けるようにカケ師さんと試行錯誤しながら開発した…みたいな感じです。
確かに3つガケと同じ様に引ける4つガケに憧れ、ただ4つガケを引きたいという人にはベストだと思います。
でも3つガケタイプの4つガケは従来の4つガケのような平付けぎみに背中で引く(4つガケを使ったことがないのでこれまたイメージです)ということができないため、4つガケの引き味というか4つガケの良さを消してしまう気がしてしまうのです。
3つガケにただ指を一本足したような3つガケタイプの4つガケは帽子が長くなった分、かける指が増えた分離れを悪くするだけのように思うのですが…
実際はどうなのでしょうか?
わかる方がいたら教えてくださいm(._.)m

6:紺色とんぼ ◆yR//4M4Mさん
(誤)確かに3つガケと同じ様に引ける4つガケに憧れ、ただ4つガケを引きたいという人にはベストだと思います。

(正)確かに3つガケと同じ様に引けるならば4つガケに憧れ、ただ4つガケを引きたいという人にはベストだと思います。

です。最初のままだと文が少しおかしいですね(汗)

7:るん ◆wwxcZ87oさん
>1:弓を引く人さん
>この3つ4つタイプの射法(又は4つカケ)
>3:デビさん
>歴史は浅く昭和以降の進化かと思ってます。
いつ頃からなんでしょうね。
ご紹介のHPの方のお考えとは少し違うかも知れませんが、便宜上、単純に捻る、捻らないと仮定して表現するならば(これは決して単純に捻る、捻らないだけで論じられるものではありません。重ねて申しますがあくまでも便宜上、外見だけの表現です。)、捻る引き方はおよそ50年以上前からあったのかも知れないなあと思っております。弓の歴史から見るといつ頃からあったのか、私も興味があります。また、ご紹介のHP(Sさんでいいのかな?)の中にありました『多様性を認め、その事実を受け入れる寛容な心を持つ事』というお考えは、いつの時代であろうと全くその通りと思います。

・ご参考迄に紺色とんぼさんへ
>3つガケにただ指を一本足したような…
もう他界されましたが、私が拝見させていただいた方の射は、離れ口なんて解りません。また、ゆがけの構造は紺色とんぼさんの仰るものとは異なるものです。射手、御ゆがけ師の技量があってこそ出来るものと思います。ご参考迄。

8:Y.K.さん
自分も四ツカケを使用していますが、いわゆる典型的な四ツカケのようです。

デビさんからのリンクでの写真と見比べても、弦枕の付き方が全く違います。三ツ四ツタイプだと弦枕の角度は三ツとほぼ同じで、帽子の角度もひねらなければ弦が弦枕にしっかり噛み合わないようにできているようです。(三ツと似たような帽子の付き方)

ちなみに自分の四ツカケはひねりが弱くても(平付けでも)弦がしっかり噛み合うような帽子の角度になっています。弦枕の角度自体も斜めで、帽子が下を向く事に対応しているようです。

9:黒子さん
百聞は一見に如かずということで一度は使って感触を確かめてみたいですね。
どちらの弓具店でどういった銘、もしくは価格帯のものが3つ4つに該当するのでしょうかね。

10:紫弓さん
感動しました。写真を見ましたがもともと捻りにくい四ツをあの形にして捻られるようにしたのはなるほどと思います。

個人的な見方ですが捻りは帽子の角度で変えられますがあの手の内をするために帽子が脇上面に向けられるようにしてあるのは納得させられました。現物を手にして見ていないのですが節抜けか腰が柔らかいか手の内の形に合わせてありそうで是非使ってみたいです。
あの形の懸けを見るとやはり引き方に合わせるたものを使うべきだと感じます。私はる意味道具に無頓着になれる、捻らない引き方をしているので(四ツだと捻り方を変えなければなりませんが、、、)あのかけは、なるほどと感じます。
あの懸けはいろいろな射に対応しそうで、本来のその懸けの使い方以外に、万能性も気になりますね。駄文でしたm(__)m

11:るん ◆wwxcZ87oさん
ご参考になるかどうかわかりませんが追加しておきます。
以前私の拝見した捻るゆがけは、角は節抜とまではいかないが少し繰り、帽子は起き、弦枕は上が短く貝の口の形状がやや残ったもの。控えの芯は薄い牛との事でした。

>10:紫弓さん
>捻らない引き方をしているので
単純に見て、四ツでも少し捻をかける構造のものがありますし、また、全部鹿(枕の芯は別)のものもありますね。捻らない引き方でも、かつて、離れ口わからず(なんとも不思議で、前、後、背後、潜り込んで下、伸び上がって上から見てもわからなかった)、瞬時に納まった勝手もいつ返ったのかわからない方がいらっしゃいました。(詳細は表現できませんが、この方より離れの気というものを伝えられました)

>あの形の懸けを見るとやはり引き方に合わせるたものを使うべきだと感じます。
はい、その通りと思います。

なんによらず自分の引き方にあったゆがけはよいものですね。

駄文でした。 m(_ _)m

12:1さん
削除されました。

13:1さん
削除されました。

14:弓を引く人さん
>レス下さった皆様方
色々と勉強になりました。
有り難うございました。

>この3つ4つタイプカケの起源
この点につきましては、結局詳細は分からないようですね。やはり、時代的には割と新しい方に入るのでしょうか。

当初、自分も上記のように考えていましたが、ひょっとしたら地方によっては、古来からそのような射法があったのかもと思い、投稿させてもらいました。

引き続き、情報をお待ちしております。
宜しくお願いします。

15:チャリ野郎さん
自分はまだ弓道を始めて数年なので詳しいことは良くわかりませんが、3つがけ4つがけの使い分けは弓の強さに依ると聞いたことがあります。単純にかける指が多くなるほど強い弓が引きやすくなるからではないかと思います。
昔の写真や高段者に4つがけが多いのは強い弓を引いているためではないでしょうか。かけの話に関連して、教えていただいていた先生が「最近は男子でも強い弓を引かなくなった。昔は20キロ以上の弓を競って引いたもんだけどなぁ(笑)」と嘆いて(?)いらっしゃいましたから。
もちろんそれ以外の理由も十分考えられますので、可能性の一つとして書き込ませていただきました。

16:弓遊びさん
四つガケ=強い弓
迷信です。

三つガケで30キロの弓を引かれる方も居ますし、四つガケで11キロの弓を引かれる方もいらっしゃいます。

ちなみに通いの道場の師範は四つガケですが、弓(弓力)は12キロです。

17:蒼麟さん
四つガケ=強い弓
は迷信と言うのは聞き捨てなりません!確かに四つがけだからと言って皆が皆20キロ以上の弓を引いているかと言われればそうではありません。しかし、三つがけよりも強い弓を引くことができ矢数もかけられるのが四つがけだと思います。
均等に引くとの考え方ではあまり差はないのでしょうが・・・・(かつぐ様に引く射法では・・・)
四つがけで弦をひねる射法はは以外に古くからあったものと思っています。昔から紋所が斜め右上と言いますし・・・・(写真ほど上には向きませんが・・・)


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